行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

レンリソウ

2016-05-15 20:00:38 | 花,植物
ゴールデンウィークの1日、
多摩川左岸まで脚を伸ばして見ました。
珍しい草の花、
連理草(レンリソウ)の観察が目的の一つです。


マメ科レンリソウ属レンリソウ。
スイートピーが同じ属だそうです。


紫色の花と細い葉の形が美しい草です。
この対になった細長い葉が名の由来となっています。


河原などの湿った場所に生育する多年草ですが、
丈の高い草などが繁ると枯れてなくなってしまい、
珍しい草の一つです。


ここではレンリソウのある区域に
綱が張られて管理がされており、
そのおかげで毎年5月の最初、
たくさんの花が咲きます。


ちょうど同じころ、
河原にハリエンジュが白い花をつけます。
こちらはマメ科ハリエンジュ属の樹木、
ニセアカシアの別名があります。


一般にアカシアと呼ばれるのはこの木のこと、
北米原産の外来種ですが、
繁殖力が強く、生長も早く、
各地で野生化して増えています。
花がたくさん咲き、重要な蜜源の一つ、
よく流通しているアカシアのハチミツはこの花の蜜です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする