行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ニホンカワトンボ

2016-05-07 20:00:59 | 昆虫
親水公園に残された小さな流れ、
今年も美しい体色のカワトンボをたくさん見ました。
このカワトンボ、DNA鑑定の結果、
アサヒナカワトンボとニホンカワトンボの2種に分けられ、
この2種、外見はほとんど同じ、区別がつかないそうです。
両者が混在している地域もあるということですが、
「昆虫探検図鑑」のニホンカワトンボの写真が稲城で撮影だったこともあり、
ニホンカワトンボとしました。


(雄1)、
灰緑色の体色に美しい赤橙色の翅のニホンカワトンボです。
この赤橙色の翅のものはもれなく雄とのことです。
逆光下、葉に影がきれいに写りました。


(雄2)、
雄は成熟すると金属光沢の体に白い粉をまとったようになり、
縁紋も紅色になってきます。
白い花はクレソンです。


(雄3)、
尻尾が白く粉をふき始めています。
縁紋がはっきりと紅色です。


(雄4)、
金属光沢の緑色の体色、
赤橙色の翅に白い縁紋の美しい個体です。
まだ羽化して間もない雄、
縁紋も紅色に変わってきます。


(雄5)、
翅が無色ですが、
縁紋がきれいな紅色、これも雄です。


同じような体色の雌雄が
同じようなポーズで並んでいました。
縁紋の紅色の手前が雄、白色の奥が雌です。
尻尾の形も雌雄で異なり、雌が太いのがわかります。


(雌1)、
尻尾の先が太く広がり、
縁紋が白色、雌の個体です。


(雌2)、
きれいな青緑色の体色、
これも尻尾と縁紋から雌です。
翅がまだ十分にそろっていなく、
羽化したばかりのようです。

コメント
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