行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

クマシデ、アカシデ、イヌシデの果穂

2016-05-20 20:00:24 | 花,植物
山野や公園樹としてよく見られるクマシデ、アカシデ、イヌシデ、
果穂が四手(シデ)に似ているのでこの名があります。
いずれもカバノキ科クマシデ属の落葉広葉樹、
5月上旬、その3種の果穂を比べて見ました。


クマシデ、
しっかりした大きな果穂です。


長さ1.5~2㎝の葉状の果苞が
幾重にもなり、果穂ができ、
その果苞の基部に果実(種)がつきます。


アカシデ、
果穂は長さ5~6cmとクマシデに比べやや小さく、
果苞がまばらで、開いています。
こちらの方が四手に似ています。


これもアカシデの果穂、
果苞の基部に果実が見えます。


イヌシデ、
クマシデ、アカシデもそうですが
緑色で葉のような果苞、
3種の中では1番葉と見分けづらいようです。


四手とは
玉串やしめなわなどに下げる紙のこと、
イヌシデの果穂がひらひらして、
最も四手のように見えます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする