行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

草原のセッカ

2016-05-18 20:00:46 | 
再びアオハダトンボでもと、
踏み入ってみた多摩川河原の草原、
トンボは見つかりませんでしたが
草原を舞い飛ぶ小さな小鳥がいました(5/6)。


「ヒッ,ヒッ,ヒッ」、「チャッ,チャッ,チャッ」と
よく響く大きな鳴き声をあげて草野を舞い飛びながら、
よく見ると、ときどき草に舞い降りてきます。


草をかき分け、
舞い降りた辺りにそっと近づいて見ると、
スズメより小型の小鳥がまだ残る葦の草穂にとまっています。
セッカ科セッカです。
この日は小雨そして風も強く、
めくれ上がった冠毛がおしゃれな帽子のように見えます。


たまたま撮れた飛び立つ瞬間、
シャッタースピードが遅く、
被写体ぶれをしていますが
扇状に開いた尾にセッカ特有の縞模様がよくわかります。


季節感のあるセッカをと思っていたら、
ギシギシの花穂にとまりました。


ギシギシの緑、背景の緑に
乳白色の腹部が映えます。


一週間後の晴天の日、
多摩川の河原で再びセッカ。
このスマートな体型がセッカの本来の姿のようです。


草の中に入りこみ、
昆虫などを捕食するようです。


今まで鳴き声は聞いても
撮るのは難しいと思っていたセッカですが、
けっこうな頻度で草に下りてきて
被写体となってくれます。




ときどき草



チャッ,
コメント
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