行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

イチリンソウ、ニリンソウ

2023-05-13 20:00:55 | 花,植物
今年はイチリンソウの開花が早く、
3月末~4月初旬、ニリンソウと同時に咲いていました。


2023年3月31日の薬師池公園、
早くもイチリンソウが花開いていました。


同日、車で30分ほど、
長池公園にも足を伸ばしました。
ここでもイチリンソウが咲き始めていました。
こちらは花被片(萼片)が淡くピンク色を帯び、より愛らしさを覚えます。


4月6日の薬師池公園、
一週間が過ぎ、たくさんのイチリンソウが咲いていました。


イチリンソウは
春の野山に見られるキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草、
スプリング・エフェメラルと呼ばれる植物の一つです。
花茎の先に花を一輪咲かせることから、イチリンソウ(一輪草)。
花弁はなく、花弁のようにに見えるのは萼片、
萼片は5~6枚で白色、裏面が紅色を帯びる場合があります。
茎葉は3枚が輪生して、小葉は3出複葉で、羽状に深く裂けます。


山地にムサシアブミの中に咲くイチリンソウを見つけました。
コラボレーションでおもしろい絵になりました。


4月上旬、
ニリンソウ(二輪草)が二輪そろって花をつけていました。
イチリンソウと同じく、
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
春を代表する山野草、こちらもスプリング・エフエメラルのひとつです。


多くが総苞葉の中心から2本の花茎を隣接して伸ばし、
2輪が寄り添って咲くことから二輪草の名が付けられています。
しかし、1輪や3輪のものもしばしば出現するようです。


花はイチリンソウよりだいぶ小型で直径2cmほどの白花、
こちらも花弁はなく、花弁状のものは萼片です。
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