行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヤマルリソウ、ネコノメソウ

2023-05-07 20:00:48 | 花,植物
3月末日の薬師池公園にて。
ヤマルリソウが盛り、ネコノメソウにたくさんの種ができていました。


ムラサキ科ヤマルリソウ(山瑠璃草)。
湿り気のある山地や道端などの半日陰となる木陰に生育する多年草、
日本の固有種です。


10日前、3月20日に見たときはまだ咲き始め、
草丈も低く、花数も疎らで、咲き始めの淡赤紫色の花も多く見られました。


葉も多くがロゼット状に広がった根生葉でした。
10日が過ぎ、茎が伸び、根生葉よりも小さな茎葉がつき、
茎の先端に淡青紫色の花を複数つけています。


溝の端にネコノメソウ(猫の目草)が群生し、
美しく、黄色と緑のコントラストを見せていました。
ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で、別名はミズネコノメソウ。


たくさんの種子ができているネコノメソウがありました。
上部が開いて種子を見せているこの姿が
目を細めた猫の目にたとえて猫の目草の名が付けられたとのことです。


庭の溝地にネコノメソウが群生していた古民家を背景に
ミツバツツジ が美しく咲いていました。
葉よりも先にピンク色の花が開き、春を彩ります。。


アオキが紫褐色の小さな花をつけていました。
中央に太い黄緑色の雌しべ、雌花です。
よく見ると、花の奥に冬に赤く色づいた実がまだ残っています。
ガリア科アオキ(青木)、
山野の林によく自生している雌雄異株の常緑低木です。
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