凛々しい姿も見せてくれるカワセミ君です。
そして,体色も美しい美青年です。
少し高いところに移動したカワセミ君,
じっと遠くを見つめだしました。
雌の姿を探しているようです。
そして,雌の姿を見つけたのでしょうか,急に飛び立ちました。
飛ぶ姿を撮ろうと構えていたのですが,
不意をつかれて,シャッターが間に合いませんでした。
望遠レンズで飛ぶ小鳥をつかまえるのは
かなりの技術と反射神経が必要と実感しました。
飛んで行った方向に足を運んでみると,
カワセミ君こんなところにとまっていました。
カワセミ君の視線の先を見ると雌の姿がありました。
こんなところに隠れていたようです。
カワセミ君が川に突き出た葦の枝に移ると,
仲直りしたのでしょうか,
雌もカワセミ君の近く,同じような葦の枝に移動してきました。
この2羽,ほぼ同条件で撮っていますが,
こうして比較してみると,羽色がかなり違うのがわかります。
雄のカワセミ君はきれいな青色,
雌のカワセミ嬢は少しくすんだ緑色に見えます。
3日に撮ったメダカ池の雌カワセミ(11/13掲載)もやはりくすんだ緑色,
そして,ホタルの里の雄カワセミ(11/14掲載)は鮮やかな青色でした。
一般的にはカワセミは雌雄同じ体色と書かれていますが,
この2例では,雄と雌で体色の差があるように思えます。