行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩川の水辺にて

2016-02-19 20:00:17 | 
2月の晴れ日、
困った時の多摩川、
なにかはいるだろうと望遠レンズを抱え、
近くの多摩川水辺に行って見ました。
どれも珍しい鳥ではありませんが
近くで撮れました。


クイナ科オオバン、
直ぐ近くで撮らしてくれました。
黒い頭部、灰黒色のまん丸の胴体、
とても大きな足も写っています。
ユニークな姿の水鳥です。


黒い顔に眼(虹彩)が赤色
光の具合によっては胴体は灰色に見えるようです。


イソシギ。
古い映画の題名としても知られ、
年間を通して、干潟や水田、湖沼、河川など
あらゆる水辺に見られるシギ科の鳥です。


ヒドリガモの雌、
群れから離れ、一羽でポツンと泳いでいました。


こちらはヒドリガモの雄、
マガモ、コガモと並んで、
日本で最も普通に見られるカモの一つです。


コガモもいました。
コガモの雄です。


コガモ雌、
2羽ならんで流れのある場所を必死に泳いでいました。


最後はきれいに撮れたので。
ジョウビタキ雌、
水辺にも現れます。





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カワヅサクラ咲きだしました

2016-02-18 20:00:18 | 花,植物
まだわずかですが、
自宅近くの公園のカワヅサクラ、
咲き始めていました(2/16)。
その花を望遠で切り取っていると
ジョウビタキとメジロが花にやってきました。


遠くの緑を背景に。


少し逆光で。


ソフトフォーカス気味に。


開いて間もない花と蕾。


この日は冬晴れでした。


そこにジョウビタキ♀がふいに現れました。
桜の花には珍客です。
肉食のジョウビタキと思っていましたが
花も食べるようです。


そしてチィーと声をあげてメジロがやってきました。
こちらは桜や梅の花は大好物のようです。

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冬芽3(サクラ4種)

2016-02-17 20:00:37 | 花,植物
今日も2月前半に写した冬芽、
サクラの冬芽4種、
Webなどで調べ、比較して、
またその木の花を思い出し 、
イヌザクラ、オオヤマザクラ、ソメイヨシノ、カワヅサクラと判断しました。


イヌザクラ(1)
紅色の美しい芽鱗、
イヌザクラの冬芽です。


イヌザクラ(2)
昨年、果実を見てイヌザクラかウワミズサクラと思っていた樹、
冬芽からそして樹肌が白く、イヌザクラの特徴です。


オオヤマザクラ(1)
川縁に何本か植栽されたもので、
ヤマザクラとの記載がありますが
濃いピンク色の花が毎年咲くことと、
この冬芽から、多分、オオヤマザクラと思われます。


オオヤマザクラ(2)


ソメイヨシノ(1)
毎年見ている自宅付近の桜です。


ソメイヨシノ(2)
芽鱗に毛があるのがソメイヨシノの特徴です。


カワヅサクラ(1)
先端の黄緑色が特徴です。

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冬芽2(イヌシデとアカシデ)

2016-02-16 20:00:44 | 花,植物
カバノキ科クマシデ属のイヌシデとアカシデ、
この2つも多摩丘陵によく見られ、
いずれもソロの名でも呼ばれ、樹肌、葉、花などよく似ていています。

散歩の途中、歩道橋や崖の上から、
あるいは低い枝を見つけて写した冬芽たち、
図鑑やWeb情報をもとに、イヌシデとアカシデの区別を試みて見ました。


イヌシデ(1)
イヌシデの枝には毛があります。


イヌシデ(2)
枝の色は白っぽく、白褐色、
きれいな芽鱗を持つ芽が枝にくっつくように伸びています。
「犬は伏せ」と覚えろと聞いたことがあります。


イヌシデ(3)
太く大きな芽は花芽、
これが尾のように垂れ下がる雄花になります。


イヌシデ(4)
伐採されて地上に放置されていた枝です。
古い太い枝は褐色ですがよく見ると枝に毛があります。
これもイヌシデです。


アカシデ(1)
枝に毛がなく、枝の色が赤褐色です。
イヌシデと同じような赤褐色の芽鱗を持つ芽、
細いのが葉芽、太いのが花芽、
イヌシデにくらべると全体的に細身に感じます。


アカシデ(2)
イヌシデに比べ、
芽は枝に角度を持ってつきます。


アカシデ(3)
花芽のようです。
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冬芽1(コナラとクヌギ)

2016-02-15 20:00:43 | 花,植物
被写体の少ない今の時期、
木々の冬芽が散歩中の被写体になってくれます。

コナラとクヌギ、
いずれもブナ科コナラ属、
武蔵野や多摩丘陵など、関東の雑木林の代表的な樹木です。
この2つ、葉、樹肌などよく似ていて、
ドングリの違い以外で見分けるのがなかなか難しいのです。
しかし、冬芽を知れば見分けがつくと教えられ、トライして見ました。
そして、同じブナ科でドングリのなる木、
ミズナラとクリをくわえてみました。

まずコナラの冬芽3つ。

コナラ(1).
先端が尖がる美しい赤褐色の冬芽です。


コナラ(2).
頂芽のまわりにたくさんの側芽がつくことが多いようです。


コナラ(3).
芽を覆う鱗状の小片。
難しくいうと芽鱗といいますが、
たくさんの芽鱗につつまれています。

次にクヌギの冬芽3つ。

クヌギ(1)
栗褐色で、コナラと違って灰白色の毛があります。
先端は頂芽の他に1~2個の側芽が付くものが多いようです。


クヌギ(2)
まだ残っていた葉も入れて見ました。
コナラに比べクヌギは葉が残っているものが多いように思います。
この木は昨年クヌギのドングリを見ています。


クヌギ(3)
多摩丘陵の山道の伐採枝に見つけた冬芽、
上記ものとは少し違うように見えますが
多摩丘陵のもの、そして芽鱗に白色の毛があるところから
クヌギの可能性が高いと教えてもらいました。


ミズナラ、
公園に植栽された小さなミズナラの冬芽、
多摩丘陵にはミズナラは自生していないということであり、
見る機会はあまりないのですが、
コナラに似ているように見えます。


クリ、
わかりやすい冬芽です。
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可愛いしぐさ、エナガ

2016-02-14 20:00:47 | 
冬晴れの上谷戸親水公園、
エナガがたくさん撮れました。


エナガ群れで公園の低木にやってきました。
いつ見ても可愛らしい姿のエナガです。


なにを見つけたのかな。


カワヅサクラでしょうか、
ピンク色の蕾が今にも開きそうです。
それにしても愛くるしい眼、
可愛い小さな嘴です。


白梅にもとまってくれました。
花を入れて、このカットが撮りたかったのです。


この紅梅、花はこれからです。


なにを食べるつもりでしょうか、
珍しく地上にも下りてきました。
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ハリギリの木

2016-02-13 20:00:35 | 花,植物
ハリギリ、
ウコギ科ハリギリ属、
日本の山野に幅広く自生する落葉広葉高木、
センノキの別名もあり、
新芽は山菜として食用にされます。


2月の初旬、
多摩丘陵の山道にまだたくさんの果実(種子)が、
白い花のように咲いている木を見つけました。


樹肌、木の様子からハリギリのようです。
冬にこんな姿になるとは知りませんでした。


近くの公園の林間の最近ハリギリと知った木、
けっこうな大木ですが、
なぜかこの木には上のような果実がついていません。

縦に深く裂ける樹肌がクヌギに似ていて、
最近までクヌギと思ってました。
ハリギリと知り、近くに生えるクヌギと樹肌を比べてみると、
ハリギリの方が色濃く見えます。


そのハリギリの枝の途中についた冬芽。


枝の先端の冬芽、
そして枝に棘があることがわかります。
枝に棘があることもハリギリの特徴です。


冬のハリギリ幼木、
棘がたくさん生えています。
古木になるほど棘が少なくなっていくそうです。
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ウグイスの笹鳴き

2016-02-12 20:00:15 | 
ウグイスといえば春から夏、
「ホーホケキョ」の鳴き声を思い浮かべます。
これは囀り、求愛や縄張りを守る繁殖シーズンの鳴き声です。


秋から冬の今頃は藪の中を移動しながら
「チャッチャッチャッ」と鳴き声をあげます。
これがいわゆる地鳴きです。


ウグイスは笹藪にいることが多く、
そこを移動しながら、
この鳴き声をよく発するので、
ウグイスの地鳴きは「笹鳴き」と特別な呼び方がされます。


声はすれども姿は見えず
とよく言われるように、
藪や木の葉陰の薄暗い場所にいて、
なかなか姿を見せないウグイスです。
球場などのアナウンス嬢をウグイス嬢と呼ぶのは
美しい声だけで姿が見えないところからのようです。


薄暗い場所にいて、
じっとしていることが少なく、
人の気配を感じるとすぐ姿を消すウグイス、
一瞬だけ現れたその姿を写すのはけっこう難しく、
被写体ボケやピンボケ写真になってしまいます。
それでも姿を見られただけでラッキー、
この冬は何回かその姿を見ることができました。


ウグイス、
それほど美しい姿ではありません。
体色は一般にウグイス色といわれる色ではなく、
茶褐色、一部に青灰色の羽が見えます。

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チョウゲンボウと杉の花

2016-02-11 20:00:39 | 花,植物
テレビでの聞きかじりですが、
新年になってからの1日の最高気温の累計が
400度を超えると杉花粉が飛び始めるそうです。
そろそろそんな時期となります。
花粉アレルギーの人にとっては
これから5月まで悩ましい季節です。


抜けるような2月の青空に溶けこむように
チョウゲンボウがその辺りでは一番高い
木の天辺にとまっていました。


木は杉の木、
よく見ると枝がしなるほどに
雄花がたわわにつき、
いまにも花粉が飛びだしそうに見えます。


2月9日、近くの低山を歩いていて、
たまたま見つけた杉の伐採木、
伐採されて間もないようで、
葉も青々としています。


その枝についた果実のような楕円形物、
これが杉の雄花です。
まだ蕾、まだ花粉が出る前の状態です。
これから3か月近くにわたり順番に花粉を出し続けるようです。


昨年の花の果実も地上に倒れた枝に
たくさんついていました。
種がもう抜けているはず、
正確には果実殻でしょうか。


果実殻を写したものから雌花を探して見ました。
小枝の先端に小さく茶色の部分が雌花と思われます。
雄花に比べると貧弱です。
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シロハラ、きれいに撮れました。

2016-02-10 20:00:17 | 
今年はあまり見られないと思っていたシロハラ、
どういうわけか、2月になり、
よく見るようになりました。


ツグミ科シロハラ。
バタバタと音がしたと思ったら1羽が飛んで逃げ、
1羽が悠然と眼の前の倒木の上いました。


縄張り争いに勝ち、
得意気なシロハラ君です。
シロハラは雌雄間の体色の差があまりなく難しいのですが、
頭部に青味があるので、多分、雄の個体です。


シグマ50-500mmの望遠端で
トリミングなしです。
きれいに撮るにはやはり近くで撮るのが一番のようです。
しかし、実際はシロハラも含め、
小鳥は、近づいて撮るれることはなかなかありません。


こんな落ち葉の中を
ごそごそと探っている姿がよく見られます。
昆虫やミミズなどの小動物を捕食します。


公園の人通りのある場所にも
ときどき姿を現します。


雑食性、木の実も食べます。
こんな場所では木の実を探しているのでしょうか。


人が来ると地面から離れ、
ひとまず、近くの木の枝にとまってくれることがよくあります。
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