行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ルリビタキ雌

2018-01-21 20:00:00 | 
自宅近くの散歩道、
この冬は例年に比べ、小鳥が少なく感じますが、
それでも、可愛いルリビタキの姿を見つけました。
青い雄なら、なおさらうれしいのですが
雌あるいは若い雄でもルリビタキが撮れるとなにかうれしくなります。


丘陵の斜面の低木や地の上を小鳥が一羽行ったり来たりしていました。
飛び方、動きから、ルリビタキのようです。
カメラ近くにも来てくれて、
何枚かしっかりしたルリビタキが撮れました。


北海道と本州・四国の高地で繁殖し、
冬になると、関東地方よりも南の低い山地の林に移ります。


雄は成長になると頭部、背部などが美しい青色になります。
雌は尾だけは青いのですが、
頭部や背部は褐色です。


雄でも、ごく若い雄は雌と同じような体色をしているので
この個体、若い雄という可能性もあるのですが
雌とします。
成鳥の雌と若い雄、見分けるのは結構難しいのです。


顔などはジョウビタキ雌にもよく似ています。


上の5枚と同時、同じカメラ条件での撮影ですが
一枚だけ、赤ぽく写っていました。
日当たりのよい場所に来た時の一枚のようです。
ピクチャーコントロールはオート、
オートにしているとカメラが対応を間違えることがあるようです。
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お濠で鳥撮り3

2018-01-20 20:00:31 | 
1月12日の夕刻、
お濠で鳥撮りその3、
キンクロハジロ、コブハクチョウそしてオオバン、
黒い水鳥と白い水鳥でまとめて見ました。


カモ科ハジロ属キンクロハジロ、
1月12日の夕刻の皇居蛤濠で写した5種類目のカモです。
虹彩が黄色(金色)、頭部、胸部、背部が黒色、
腹部が白色なので、そのままキンクロハジロ、
湖沼、池、河川など淡水、汽水域に生息する冬鳥です。


そんなに珍しい鴨ではありませんが
この時いたのは4羽だけ、すべて雄でした。
潜水して採餌するカモ、
4羽で代わりばんこに水の中に消えていました。
食性は雑食、水生植物、昆虫、甲殻類、軟体動物、魚類などを潜って捕まえます。


お濠にハクチョウ、
コブハクチョウです。


皇居のお濠のハクチョウは昔から有名で
渡ってきたものではなく、放たれたもののようです。
飛んでいかないように羽を切っているとのこと。


コブハクチョウはもともと公園や動物園などで飼育するため
ヨーロッパから移入された外来種、本来、日本にはいない鳥、
それが繁殖し、一部、野生化しています。
昨年の冬、自宅近くの多摩川にも一羽だけですが2か月滞在していました。


クイナ科オオバン。
光の具合では全身が黒に見えますが、
背部や腹部は灰黒色です。
額から上嘴にかけての白色が光を受けて浮き出ているようでした。



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お濠で鳥撮り2

2018-01-19 20:00:27 | 
皇居のお濠に美しい鴨を見つけました。
今日は名の似ているヨシガモとオカヨシガモです。


ヨシガモ、
カモ科マガモ属に属する冬鳥、
雄の頭部は赤紫色と緑色、
首や尾部には黄色も見られ、
胸の模様もきれいな、美しい鴨です。


葦鴨(ヨシガモ)、この字から考えると、
名の由来は「葦の多い場所にいる鴨」と」思われますが、
「容姿 の良い」鴨なのでヨシガモという説もあるようです。


夕日に映える枯れ水草の中で一心不乱に餌を探すヨシガモ、
雄2羽と雌1羽、
雌は他の鴨の雌と同じような地味な体色です。
雄がそばにいないとなかなか雌の種が判別は難しいのです。


雌雄のオカヨシガモ(丘葦鴨)。
この鴨もマガモ属の冬鳥、
オスは淡褐色と灰褐色、全体的に淡い色調の鴨です。
メスは他の鴨のメスと同じような褐色。


オカヨシガモ雄4羽がお濠の石垣を背景に
のんびりと泳いでいました。


再び雌雄のオカヨシガモ、
雄の胸部の模様、ヨシガモに似ていてきれいです。
嘴は雄が黒色で雌が橙色、
嘴でエクリプスと雌の見分けができそうです。


オカヨシガモの潜水、
完全に水の中に潜らず、
頭隠して尻隠さずの状態です。



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お濠で鳥撮り1

2018-01-18 20:00:42 | 
望遠レンズを持った人がいるので覗いて見ると、
皇居のお濠に、複数種の鴨がいました。(1/12)。
どれも今年初見の鴨、
比較的近くに写せることもあり、
夕刻の30分ほど、夢中でシャッターを切りました。
その1として、ヒドリカモとハシビロガモ。


雌雄のヒドリガモ。
冬鳥として日本全国に渡来、
Wikipediaによれば、オナガガモ、マガモ、コガモなどと並んで、
日本で最も普通に見られるカモの一つだそうです。
でも今年初見です。


水面に浮かぶ植物の葉、茎、根、種子等を採食しますが
水中のものは、潜水せずに、頭を水中に入れ、
お尻を水上に出すスタイルで捕食、
あちらこちらにそんな姿がありました。


ヒドリガモ、
多くのカモと同じく、
雌雄で毛色が異なります。
オスの頭部は赤茶色で、
和名はこの毛色を緋色にたとえたことに由来します。


西日に照らされ、
水面が金色に輝き、鳥が暗くなってしまいましたが
雌雄のハシビロガモ、
この鴨も冬にわたって来る冬鳥です。


ハシビロガモ雄、
鳥相が悪く、怖い顔つきですが
羽毛は緑、赤茶、黒茶、水色そして白と豊富な色彩です。


ハシビロガモ雌。
ハシビロガモの名の由来は嘴が幅広いので、
嘴が幅広くスコップ型なのは雌雄共通です。

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丸の内駅前広場から皇居へ

2018-01-17 20:00:56 | 風景
下町散歩の終点は東京駅。
昨年末にやっと全面オープンした丸の内駅前広場から皇居まで、
行幸通りを歩いて見ました。、


東京駅丸の内口の駅前広場、
長い間工事中でしたがやっと完成しました。
日本とは思えない広さです。
白い御影石の舗装が赤レンガの駅舎を引き立てます。
外国人観光客の姿も多く見られました。


中央広場から南側のKITTEとJPビル、
映り込みが計算された青い壁(窓)に眼をひかれます。


新丸ビルの中からお店のガラス越しに交通広場、
人専用の中央広場の左右にバスやタクシーの発着する
交通広場が配されていました。


夕刻の日差しを受け、
皇居の内濠(和田倉濠)の中にビルディング、
上隅の木の橋だけが実像です。


和田倉濠のすぐ横に和田倉噴水公園。
昭和36年に天皇皇后陛下ご成婚を記念して作られ、
その後、平成7年に皇太子殿下のご成婚を記念して、
大噴水を整備し、新しく造られた公園だそうです。
背景の真ん中のビルが、上の写真、濠に写っていたビルになります。


皇居外苑からの東京駅方面の眺め、
西日が強くなってきました。


西の空を見ると日が落ち始め、
皇居の森が紅く染まってきました(12日、16時30分)。

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永代橋

2018-01-16 20:00:48 | 風景
昨日の続いて、
今日は隅田川永代橋付近の風景です。


隅田川大橋を渡り、
永代通りから再び日本橋方面へ向かうことにしました。
歩道にこんなものを発見、
深川芸者と昔の永代橋の浮世絵が並んでところどころに配されています。


永代橋。
深川と日本橋を結ぶ橋として江戸時代から隅田川に架かる橋、
赤穂浪士が討ち入りの帰りに渡った橋としても知られています。
また1807年、今話題の富岡八幡神社の祭礼の際、
多くの見物人により、橋が崩落して多くの死者がでたという大惨事があったそうです。


もちろん現在の橋は江戸時代のものではなく、
関東大震災の復興事業の一つとして、
昭和3年に完成したもの、
アーチ型の現代でも通用する美しい橋です。
5車線で中央車線はリバーシブルレーンとなっており、
交通量、時間によって中央車線が上り、下りと変動します。
この時間は日本橋に向かう方が3車線です。


橋の鉄骨と逆光の下流風景、
橋を渡りながらの一枚。
太陽をアーチ鉄骨に隠しています。


太陽を入れて撮りたく、
横断歩道を渡り、橋の反対側の歩道に行ってみました。
ビルの向こうに見える橋は中央大橋。


日本橋川が永代橋のところで隅田川に合流します。
その合流地点に架かる豊海橋。


これも永代通り、
居酒屋の看板を背景にユリカモメ。
人馴れしているようで、すぐ近くによっても逃げません。

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青空とスカイツリーと隅田川

2018-01-15 20:00:38 | 風景
日本中が寒波に覆われた12日、
東京は、寒さが厳しかったものの、
青空の広がる冬晴れのよい天気でした。
水天宮に出かけたついでに、
東京の青空風景の撮影と足腰鍛錬を兼ねて、
隅田川から東京駅へと歩いて見ました。


水天宮を出てすぐに
高速道路が複雑に交差する箱崎ジャンクションの高架にぶつかります。
高架下は東京シティエアターミナル、、
羽田・成田空港等へ向かうリムジンバスのターミナルであり、
以前(2002年まで)はここで出国審査ができました。
上は何度も通りましたが、
高架下を歩くのは初めてです。


高速道路の高架に沿ってしばらく歩くと隅田川大橋、
上は首都高速9号深川線、下は一般道と、
隅田川唯一の二層式の橋です。
その機能性が重視されたせいか、景観はよいとはいえません。


その隅田川大橋からの上流の風景がきれいでした。
清洲橋とスカイツリーと青い空そして隅田川の流れ、
よく見ればみんな青色です。


これも隅田川大橋を渡りながらの風景、
川辺の道をポツンと歩く人の姿と影から冬の昼過ぎと分かります。


下流の永代橋からの眺めた隅田川大橋、
武骨な二層式です。
スカイツリーも清洲橋も分断されてされて見えます。


隅田川近くにはこんな水路があちらこちらに見られます。
江戸時代は物資、人の重要な輸送路でした。
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オオバン

2018-01-14 20:00:23 | 
オオバン(大鷭)、
ツル目クイナ科オオバン属の水鳥、
カモと一緒にいるのをよく見ますがカモの仲間ではありません。


全身が黒色に見え、
嘴と額(額板というそうですが)が白いのが特徴です。


昔は珍しい部類の水鳥だったと聞いていますが
最近はいろいろな場所でよく見ます。


筆者の冬の散歩コースの一つ、
多摩川の川辺にもコガモに混じって、
10羽ほどがいました。


岸辺にいたので近寄ってみると
すぐに逃げていきます。
当たり前のことですが、警戒心も以外に強いようです。


皇居のお濠にもカモに混じってオオバンの姿、
こちらは人馴れしているのか、
近くに寄れました。


この日は寒い中にも、冬の午後の日が強く当たっていました。
そのせいか、背中は灰色に写っています。
背中の毛だけ構造色なのでしょうか、
頭部は多摩川のものと同じく黒色ですが
背中ははっきりした灰色に見えます。
調べてみると、Wikipediaでは胴体は灰黒色と書かれています。
虹彩は赤褐色です。
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ヤマガラとシジュウカラ

2018-01-13 20:00:27 | 
公園の散歩道、
今年は小鳥が少ないように感じます。
ヤマガラは初撮りです。
ついでにシジュウカラも。


「ビィービィービィー」と
近くから鳴き声が聞こえてきます。
声の方向を探して見ると、
ハコネウツギの枝の中にヤマガラの姿を発見。


シジュウカラ科ヤマガラ。
木の下の落ち葉あふれる流れの中に、
もう一羽いました。


2羽で水飲みに来ているようです。
交互に水に下りてきます。


シジュウカラ。
平地から山地の林、
市街地、住宅地で見ることもできる
スズメに次いで最もよく見る小鳥です。
でも、数が多いので尊重されませんが
羽色などけっこう美しいのです。


数は多いのですが、
木の上での動きはけっこう素早く、
いざ写そうとするとなかなかうまく撮れないものです。


胸から腹部のネクタイのような黒帯が特徴、
この個体、帯が太いので雄です。

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正月の木の花

2018-01-12 20:00:40 | 花,植物
正月の5日、
花の少ない時期ですが
それでも咲いているもの、
蕾が膨らんでいるものがありました。


バラ科ビワ属ビワ。
果物にしては極めて珍しく冬に花をつけます。
気温も低く、昆虫も少なく、受粉の難しい冬になぜ花なのか不思議です。
その代わり、11月~1月と長い間、花をつけ続けます。


ロウバイ科ロウバイ。
小寒から立春のころまで見られる冬の代表的な花です。
香り高く、透きとおるような黄色花を咲かせます。


黄一色なのでソシンロウバイ(素心蝋梅)です。
ソシンロウバイはロウバイの園芸品種、
公園や庭先などによく植えられています。
花が黄一色で花びらに丸みがあり、芳香が強いのが特長です。
1月の早い時期は昨年の葉や果実が残っています。


ジンチョウゲ科ミツマタ。
早春3月に咲く花、たくさんの蕾が膨らみ出し、
ミツマタの花の形が想像できます。
これからじっくりと黄に色づいていきます。


モクレン科コブシ。
蕾がたくさん、これも春3月に咲きだします。


キリ科キリ。
昨年の果実殻と今年5月に咲く蕾が同居しています。
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