浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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2024年度第4クォーターのレビューのページを追加しました。

仙台へ帰省してました

2005-03-01 23:15:25 | 出来事
父の住んでいた家が市に買収され、自宅を解体更地にした。それ以外でも年金生活者なのに確定申告しなきゃいけなかったり。これってすごく不思議じゃない?なんか色々と事務手続きが必要なんだよね。そんなこんなで、週末から仙台に帰省してました。身障者1級の父には手続きが困難で、僕は転居手続きの一切をいつもカミさんに一任しているので、お役所とのやり取りは、まるで他所の星の出来事にしか見えない。そこで今回もカミさんにすべて頼りきって僕は運転手の役回りに徹しさせて頂いた。次第だ。しかし端から見てても手続きは健常者でもかなり大変だぞ。仮に老後、自分が一人になってしまって、役所から、あれがない、これをやってないと煽られたら、いっそホームレスになるな、とついつい考えてしまう。実際お年寄りの皆さんはどうやって手続きしているの?皆さんの事務代行で十分商売になるような気がするよ。週末はそんなこんなで忙殺され、夜は義父と根性比べに等しい酒宴によりBLOGの更新どころではなかったという訳。

写真は見事に更地化した僕の家。遠~くに見えているのが車椅子の父と僕の家族

誘拐犯

2005-03-01 00:05:10 | 映画な日々
「誘拐犯(The Way of The gun)」を観た。今更かい!って、ごめんね。今まで観てませんでした。低予算映画の流れとして都会派はカナダやオーストラリアへ向かうのに対して、もっと捨て身な映画はメヒコへ出るのだな。殆んど命中しない撃ちまくりの銃撃戦はリアルでかなりシュール。雰囲気として「突破口」だったり「ガルシアの首」っぽくて好きなタイプ。この線を初めから狙った作りになっているのは明らかだ。低予算B級。良いじゃないか。無理に背伸びしない作り捨ての安っぽさも、ある意味、寝かせれば味が出ている場合もありだ。こうした映画がどんどん出来てくると面白いと思うのだが。しかし考えてみれば、ドン・シーゲルにサム・ペキンパーだから、その狙いに謙虚さがある訳でもなく。相当の勝算がなければ入り込めない領域になっているのも事実だね。
して結果だが、予想通り、かなり難しかったようで期待してたジェームズ・カーンは渋いけどどこかステロタイプ。目が俺ってすごいだろって言ってる感じがショボかった。「フロム・ダスク・テイル・ドーン」といい、「ケープ・フィアー」といい、ジュリエット・ルイスはこんな役ばっかだな。余程の変人なんだろうか。僕個人としてはジェフリー・ルイスが買い!彼がいなけりゃこの映画の味は相当インスタントな状態で終ってただろう。いやー「ダーティ・ファイター」(タイトルは酷いけど)よい映画でしたね。クリント・イーストウッドは祝アカデミー賞受賞。