浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
最近新設したページ
2024年度第4クォーターのレビューのページを追加しました。

ボーン・スプレマシー

2005-03-06 23:58:49 | 映画な日々
何を観るかで悩んだ挙句にこれに落ち着いた。ラドラムの「暗殺者」を崇拝している僕にとっては、原作と乖離したストーリーの前作「ボーン・アイディンティティ」はマット・デイモンのボーンと合わせてもはや完全に別物として楽しむ余裕があるのだ。余程ラドラムの小説は映画にしづらい要素が含まれているのだろう。うまく映画化された例がない。リチャード・チェンバレン主演版の「暗殺者」はわりに原作に近かったと思うけど
、TV版。ボーンのシリーズは3部作で、本編は「殺戮のオデッセイ」が下敷きになっている形だが、当然ながらあくまで下敷きになってるだけ。何故宿敵である凄腕暗殺者カルロスとの主旋律を手放したのか惜しまれる限りではある。映画自体の出来はかなりいい線だろう。決して退屈させないものに仕上がった。しかしやはりどうしても小説を越えられないのだな~!ラドラムが偉大だったという事か。

ダーウィンの使者

2005-03-06 10:00:05 | 読書
「ダーウィンの使者」
SF小説の第一人者とされるグレッグ・ベアの1999年の作品だ。最近僕はSFを殆んど読んでいないので彼の小説自体初めてなので、どれほどの人なのか知らないまま読み始めた。しかしこれかなり凄い。

はみだしものの人類学者ミッチ・レイフェルスンは以前の恋人がアルプス山中の洞窟の中で発見したというミイラの確認の為に一緒に登る事にした。彼女は現在の恋人と二人で登山中に偶然とても古いものと思われる遺体を発見したというのだ。

もし、その話が本物ならネアンデルタール人のものでしかもすこぶる保存状態が良好なものだ。これはとんでもない世紀の発見になる。正式に手続きをとれば蚊帳の外に置かれる事から、彼らはこの話を外に漏らさず、極々内輪だけで登る事にしたのだ。
そして、訪れた洞窟のミイラは成人2体と乳児の3人分あり、実際相当古いもので間違いなく、ネアンデルタール人のものと思われた。女性らしい一人は顔にマスクのような皮をつけている。
続きはこちらからどうぞ
http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2004-4.htm#グレッグ・ベア