先日起きた東名のバスの事故のニュースは衝撃的でしたね。
反対車線から飛び込んできたトラックのタイヤが観光バスに激突。バスの運転手の方が亡くなられた事故だ。
まず何より驚いたのは、事故の瞬間、運転手さんがサイドブレーキを引いていたという事だ。
普段運転していて、サイドブレーキはそうそう手が出るものではない。職業ドライバー、特に乗客を乗せる車を運転される方はそうした訓練を受けたりするのだろうか。
凄い人がいるものだと。そのような強い魂を持って走っている人がいるのだと言う事にとっても感心しました。亡くなられた関谷定男さん、敬服いたします。
自分もちゃんと身構えを持って常に運転していこうと思いました。
そして、ご冥福をお祈りいたします。
一方でタイヤが取れたトラックのボルトの何本かは、以前から折れていたらしい。
そんな状態で走っている車が一台や二台ではない事は間違いないだろう。
今日は湾岸の道路を走ったけれど、周りのトラックのタイヤのボルトに目が行ってしまう。
自賠責の保険料滞納がとんでもない額になっているというニュースがあったっけ。
システムへのただ乗りして、ルールの逸脱。道路は「割れた窓」を放置しスラム化しつつあるのかもしれない。
そんな環境下で、職業運転士は命がけでサイドブレーキを引く気構えを強いられる。
責任は整備不良だった業者のみならず警察・道路行政にもあると思うが如何なものだろう。
今日は雨上がりなせいか花粉症がひどい。そしてパソコンも何故かトラブル気味。
そして明日は日曜日なのに出社して会議だ。