浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

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歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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本物の涙

2008-04-17 23:18:29 | 出来事
ニュースで大阪の橋下知事が涙ぐんでいる映像が流れていた。橋下さんも何かと大変だよね。

家族で夕食。学校であった事とかの話で盛り上がっていたところだったのでなんで涙目になっているのかは不明だった。

涙目で何かをお願いしている事自体がニュースになっているという感じだ。

問題の本質はそんな事ではなくて、府の財政がたちいかなくなっているというところにあるはずで、どのようにスリム化していくのか、という事とそもそも持っていた既得権の確保なんかみたいな違う土俵でぶつかっているのだろうなというのは容易に想像がつく展開だ。


そこに来て涙目でお願いしている知事。

一体何をお願いしているのか、相変わらず団らんの最中の僕には聞こえない。

でも画面が切り替わって誰だかわからないけど議員らしき人がしゃべり出してそのコメントがテロップで流れた瞬間、思わず吹き出してしまった。

それは「知事の涙が本物なら、すごい役者だと言えるだろう。」みたい内容でした。

なんとも意味不明だ。

支離滅裂じゃないの。このコメント。聞く耳もたんというスタンスと言う意味なんだろうか。これじゃ当分話にはならない感じだよね。

本気でお願いしても全くの演技だとして片付けてしまうという感覚にあきれる。

例えば何に相当するのかちょっと考えてみた。

彼女が僕の実の娘なら間違いなくその人は僕の母だ。

演技として本当に死ぬ。

僕は生まれてからこのかた嘘をついた事がない。

違うか?違うよね。でも「知事の涙が本物なら、すごい役者だと言えるだろう。」は捨てがたい味のあるご発言として長く記憶に残る事間違いなしだね。