まさかなとは思うけども、
<海江田経産相>原発再稼働見解、首相に事前報告せず
毎日新聞 7月6日(水)13時49分配信
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衆院予算委で自民・塩崎恭久元官房長官の質問に答える海江田万里経産相=国会内で2011年7月6日午前11時48分、藤井太郎撮影
海江田万里経済産業相は6日の衆院予算委員会で、運転停止中の原発について、6月に再稼働可能との見解を示した際、菅首相に事前報告していなかったことを明らかにした。自民党の塩崎恭久氏は海江田経産相の「安全宣言」を巡り、菅首相が事前に知っていたのか追及。海江田経産相は「(報告は)事前に、ということではない」と答弁し、再稼働に向けた認識が共有されていなかったことを明らかにした。
【福島原発 図説集】
一方、菅首相は衆院予算委で「しっかりしたストレステスト(耐性試験)を含め、国民が納得できる検討の場が必要ではないか」と述べた。【西田進一郎】
ここで海江田はフライングしてますけど、これに菅は「誰がボスだとおもっとるんやわれー」的なはしごはずしに走ったように見えなくもない。
正に何が正しいかよりもボスは誰かということの方が優先順位が上だと。
まさかそんなわけはないけども「バカを遷す」ことで相対的優位を図るというのが政治戦略としてまだ有用に使われているとするとあながち「ない」とも否定できない今日この頃。
まさかそんなわけはないのだけども、仮にそうだとしたら、被災地の都合や状況、復興よりも誰が偉いかが先だということで世の中が動いていることになりますが、完全には否定できない気もします。
そんななか九電のオウンゴールはステキすぎるタイミングで、これこそ正に後世にのこる素晴らしいキックでありました。
おみごと。あっぱれでした。
つくづく政治とはみんな自分が本来やりたいこととは逆の方に動いていくものなのだなーと。