浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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今日のポタリング

2012-02-04 11:32:00 | 自転車
仕事が忙しかったこともあって、一ヶ月自転車で出かけるのに穴を開けてしまった。精神的にも肉体的にも自分の時間を作って出かけないとよくないよね。

今週末は寒さが一段落して風も穏やかだったので、とるものもとりあえず支度をして飛び出した。

外の空気がとても心地良い。そして冬の朝の光線具合がとても好きだ。

今川橋
送信者 水門と橋3


普段見慣れた景色が新鮮に見えるからだ。

境川東水門

送信者 水門と橋3


境川を登り、中川を浦安橋で渡り、新川に抜けるいつものコース。新川は流れを止めているようで滞留した水位が上がっていました。何か意図があって止めているのでしょうか?

荒川に出たらちょっとだけ北上して船堀橋を荒川と旧中川を横目に渡る。

大島では駅前の交差点を北に曲がり竪川に抜ける。

今日も竪川を使って隅田川まで一直線だ。

墨田区千歳で、はじめてみる神社に出会った。

江島杉山神社

送信者 文化財部


せっかくなのでおまいり。

こちらは神奈川県藤沢市の江ノ島弁財天(市杵島比売命)と、鍼術の神様・杉山和一、総検校[そうけんぎょう]がまつられているということです。

鍼術の神様というのもはじめて聞く気がするなー。


杉山検校は若年のころ失明し、家が貧しかったので、一念発起、江の島の岩窟にて断食祈願し、満願の前夜夢に弁財天より鍼術を感応、その後寝食を忘れて修練し、ついに杉山流の鍼術を創始しました。のち五代将軍綱吉に鍼治を奉り、本所一つ目に方1町(12,000平方メートル)の土地を拝領しました。ここに総禄屋敷を建て、その西隣に弁財天の一社を建立したのが始まりです。総禄屋敷では例年2月16日、6月19日盲人が集まり、弁天堂で琵琶を弾じ奉納する習わしでした。ここ江島杉山神社には、江の島の弁天岩窟を模した洞穴があり、奥深く弁財天が祀られています。 なお、境内に即明庵の由来を記した昭和40年建立の「即明庵跡」の碑と、建立事情・年紀ともに不明の宝井其角「ほととぎす」の句碑があります。 その他、戦火の傷も生々しいいちょうの大木もあり、このあたり一帯の戦禍の激しさを物語っています。(すみだの史跡文化財めぐりより)

と云う由緒があるという。なるほど。

またここには世界最初の視覚障害者教育施設とされる「杉山流鍼治導引稽古所」があった場所でもあるそうです。

そしてこちらは「力石」墨田区には力石が37個もあるのだそうだ。そのなかで最も古いものは牛島神社の1730年のものなのだそうだ。力石めぐりというのも面白いかもしれませんね。

送信者 文化財部


この神社またなんか奥にありますね。いわやのみちと読めますが。なんでしょうか。

送信者 文化財部


入り口がある!外からはまったく予想がつかない構造になってました。


送信者 文化財部


なかには三体の石像が!ちょっと怖かったです。

正面には杉山検校、左手は人面蛇身の宇賀神、右手は弁財天と宗像三女神なのだということでした。


送信者 文化財部


うむむ。なんでしょう。この場所はもっとじっくり腰をすえて調べないとよくわからないですね。いろいろなものがここに集まってきているみたいです。

隅田川に抜けたら今日は南下。大横川、平久川、古石場川あたりをぶらっとしてみよう。

新大橋

送信者 水門と橋3


清洲橋

送信者 水門と橋3


芭蕉記念館から隅田川をのぞむ。先日読んだなぎら健一の本で知ったのだけど、この芭蕉さん、時間で向きを変えているのだそうだ。

おじゃましたときは西向きでした。

清洲橋と芭蕉

送信者 水門と橋3


何度か来ているハズなのだけど、この像の向きが変わっているなんて全然気がつかなかったぞ。

そして芭蕉稲荷神社にもご挨拶。

送信者 文化財部


永代橋

送信者 水門と橋3


平久水門
この場所は久しぶりだ。なんだがここってとっても落ち着くんだよね。

送信者 水門と橋3


こんな風に運河が交差していてのんびりした光景ってすごくステキだと思うのだけど。

送信者 水門と橋3



左手に見える白妙橋は特に好きな橋のひとつだ。

一ヶ月ぶりなので遠出せず、ぶらぶらと約二時間半。37キロ、とてもいい気分転換になりました。

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今年の花粉症対策

2012-02-01 19:49:00 | 出来事
2008年、2009年、2010年と三年連続で花粉症対策として鼻の粘膜にレーザー照射を受けてきた。例年2月にレーザーをしてもらっているので、最初の診察と予約を1月中にやらないとマズということは重々承知していたのだけど、この1月はとてつもなく忙しくて、とても病院へ行く時間をとることができなかった。

漸く今週は時間が作れたので病院に駆け込むことができました。

しかし、先生いわく、まー今年の花粉は去年の3分の1程度だということもありますし、過去三年レーザーやっているので今年はお休みしましょうと。

なななんと。

今年は12月になったらいらっしゃいと。

レーザーを受ける前の自分は完全に薬漬けで季節の変わり目には胃を壊す。薬を飲まなければ、目や耳や喉が痒くて夜も眠れないというようなかなり重症だったわけだが、この三年間は目薬は使ったけど、飲み薬は殆ど使用しなくとも過ごせるくらいに症状が軽くなった。

こんなにこの季節を楽に過ごせたのは中学生以来のことで僕としては信じられない快挙だった訳でありました。

そして今度はそのレーザーもなしで季節を越えられるのではないかということだ。

ほんとかな。
ちょっと不安なんだけど。

ということで目薬と点鼻薬を処方してもらってきました。

目薬はパタノール0.1%
パタノールの主成分はオロバタジン塩酸塩で、同じく花粉症対策に用いられるアレロック錠と同一の成分だというオロバタジン塩酸塩っつーのは聞き慣れない成分だ。
あたらしい薬みたい。というか毎年新しいのがでてくんのね。

点鼻薬はアルロイヤー点鼻液50μg
こっちもはじめてだけどこれは合成副腎皮質ホルモン剤だということのようだ。

この目薬。点鼻薬でどこまで乗り切れるか。無事季節を乗り切れますように。

そして12月にはレーザー照射忘れずに行かなきゃ。


1月の読書メーター

2012-02-01 19:45:00 | 読書
2012年1月の読書メーター、冊数もページ数もやや少なめでした。週末は仕事しているか疲れてごろごろしてたので当然といえば当然の結果ですかね。

1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2791ページ
ナイス数:127ナイス

花淫 (荒木経惟写真全集)花淫 (荒木経惟写真全集)
リングストロボの接写写真。これもかなりインパクトありましたね。激しく欲しくなったリングストロボ、そしてマクロレンズ。しかしモノだけで撮れない明らかなアラーキーのセンスに腰が引けた。
読了日:01月30日 著者:荒木 経惟
アインシュタイン その生涯と宇宙 上アインシュタイン その生涯と宇宙 上
☆☆☆★★ 相対論に辿り着いたアインシュタインは正に神がかっていたと思う。アインシュタインの思索の旅を彼の人となり暮らしぶりとともに蘇らせる一冊。エディントンが日食を測定し相対論の正しさを証明したことを知ったアインシュタインは素っ気無いものだったのは意外だった。アーサ ー・I・ミラーの「ブラックホールを見つけた男」とは反応が違うようです。果たしてどちらが本当だったのかな。
読了日:01月29日 著者:ウォルター アイザックソン
なぎら健壱の東京自転車 おすすめポタリング・ルート14なぎら健壱の東京自転車 おすすめポタリング・ルート14
普段走り回っている場所と重なる部分が多くとても楽しく読みました。やはりこの地で生まれ育った人の含蓄には適いませんねー。築地が振袖火事で出た瓦礫を埋め立てた場所だったなんて気づきませんでした。
読了日:01月21日 著者:なぎら 健壱
ショック・ドクトリン〈下〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴くショック・ドクトリン〈下〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴く
それでもシカゴ学派を信望している奴はホントどうかしていると思う。政治家とか経済学者とか以前に人としてどうかと思うよ。
読了日:01月20日 著者:ナオミ・クライン
荒野のホームズ、西へ行く (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1825)荒野のホームズ、西へ行く (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1825)
☆☆☆☆★ アムリングマイヤー兄弟、西へ向かうの巻き。状況設定、巧妙な会話、転がるような場面展開、週末の至福の時間をいただきました。
読了日:01月15日 著者:スティーヴ・ホッケンスミス
ショック・ドクトリン〈上〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴くショック・ドクトリン〈上〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴く
☆☆☆☆☆ わかっているつもりで読み始めましたが、シカゴ学派らの果たした役割と影響範囲の大きさは想像を超えるものがありました。しかもそれは現在も進行中だ。このままの状態を放置していたら世の中は荒廃の一途を辿る。非常に恐ろしい状況だと思う。
読了日:01月15日 著者:ナオミ・クライン
荒木経惟トーキョー・アルキ (とんぼの本)荒木経惟トーキョー・アルキ (とんぼの本)
こんな風に写真が撮れてしまうことこそ幸福だと思います。
読了日:01月14日 著者:荒木 経惟
Aの愛人 (荒木経惟写真全集)Aの愛人 (荒木経惟写真全集)
本棚から撒け出てきた写真集を眺めるこの悦楽。
読了日:01月09日 著者:荒木 経惟
センチメンタルな5月 (荒木経惟写真全集)センチメンタルな5月 (荒木経惟写真全集)
本棚から撒け出てきた写真集を眺めるこの悦楽。
読了日:01月09日 著者:荒木 経惟
江戸の放火―火あぶり放火魔群像江戸の放火―火あぶり放火魔群像
☆☆☆★★ 江戸の火事・放火事件の顛末を追って詳しい。度重なる大火が人心を荒ませ江戸幕府を疲弊させていく。その切り口は素晴らしい。個人的には放火犯となり、火あぶりとなっていった人々の心情にもっともっと迫って欲しかったのだけれど、史料も乏しくなかなか難しかった模様です。
読了日:01月04日 著者:永寿 日郎
バイシクルトレーニングブックバイシクルトレーニングブック
レースに出る予定は全くありませんが、心技体のトレーニングはなかなか参考になります。
読了日:01月01日 著者:竹谷 賢二

2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター