五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

高速道路無料化断念

2011年02月21日 | 日々のつれづれに
民主党の岡田幹事長が党のマニフェスト見直しに関して、高速道路の無料化と子供手当て満額支給の見直しを表明したそうです。
その理由として、

1.無料化実験により渋滞が発生した。渋滞してまで料金を下げる必要はない。
2.無料化よりも国民に要望のあった高速道路、一般道路を作ることを優先したい。

とのことでした。

が、「何を今さら」という気がします。

通行料を無料にすれば我もわれもと車が集中し、渋滞が発生するのは当たり前のこと。
実験なぞやってみなくても十分想像がつくではありませんか。
そんなことを見直しの理由にするな!と思います。
自分たちの先見性のなさを明らかにしただけのことだでした。

2.の理由はさらに論外です。
結局、道路を作るという名の公共事業偏重の政策に回帰するだけのことではありませんか。
不要不急ななものは作らない、という原則は堅持してほしいものです。
それでは自民党時代の政治と変わりません。

民主党よ、お前もか。

さらに悪いのは、このことが野党はおろか民主党内の反主流派の格好の口実となり、政権運営がさらに混乱するもとになるであろうことです。

衆議院の解散総選挙も避けて通れないかもしれません(管首相が決断するとして、ですが)。
鳩山前首相の時からつまづきどおしだった民主党政権にとっては、一度はくぐらなければならない厳しい関門であることは確かですね。
現状で満足している国民はおそらく一人もいないと思うからです。
それは内閣支持率の低迷が物語っています。

ブレない信念を持った信頼できる政権はできないものでしょうか?
コメント
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