五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

水が腐る

2013年08月16日 | 日々のつれづれに
今日は盆の送り火。

家々の玄関先で火を起こし、その火で灯明に明かりを入れて、それで先祖が帰るのを送るという...。
我が家でもやりましたよ、おがらを焚いて。

そうして先祖の霊は盆飾りで作った「なす牛」に乗って西国浄土へと帰っていくのですが、なぜか先にお寺へ行ってお墓の灯明を点けてくる。
昨夜まで毎晩明かりを点けに行くのは、盆の間中祖先の霊が家に来ているので、お墓が留守になるから、と聞いているのですが、今夜は寺への道を迷わないように明かりを点けるのだとか。

うーん、よく考えると自己矛盾を起こしているようなハナシですが、まああまり深く突き詰めないようにしましょう。
お墓は西国浄土へ続く「どこでもドア」のようなものなのかもしれません。

お墓へ行くと供えたお花が枯れないように、持参した水を入れます。
暑さで蒸発した分を補充するのではなく、そっくり交換。容器を洗って冷たい水で満たした中にお花を入れます。

これを怠ると、水が腐ってしまって花がすぐにダメになってしまう。
本来は毎日お花を交換するのが正しいのかもしれませんが、なかなかそこまではできません。
かといって、水の中に漂白剤を入れて腐らないようにするというのも少し邪道ではないかと。

幸い、我が家の花は4日間みごとに保ちました。
家内に言わせると、それなりの理由があって、

1.お墓の西に大木(天然記念物の大きな樹です!)があって、西日をさえぎってくれること。
2.花立が墓石の中に埋め込まれている形なので、むき出しのものに比べて水が温まりにくいこと。
3.花屋さんの花が新鮮であること(「多くの方に言われる」とその花屋さんが言っています)。

なのだそうです。
まあ、私としてはこれに、

4.我が家の冷たい井戸水を汲んで毎日持って行き交換していること。

を付け加えたいなあ。
コメント
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