職場での話です。
午前中、知人を介してある方の訪問を受けました。
お仕事を探している、といういわゆる求職者の相談。
私の仕事は、企業の求人ニーズを人材会社に伝えることが仕事なので、こうした求職者に求人企業を紹介することはありません(免許がないので違法になってしまう)。
それでも、ホームページを見た等の理由で、時々職場を訪れる求職者の方のお相手をするのも、ある意味中途採用に関する仕事の内なので、お会いして最近の企業の求人ニーズの様子などをご説明したり、登録人材会社の情報などをお話しするなどして、相談相手になるようにしています。
今日お見えになった方も、他県からの移住(厳密に言うとUターン、でしょうか)の方でした。
60歳になったのを機に会社を辞め、故郷に戻って、できれば長くできるような仕事に就きたい、とのご希望だそうです。
履歴書、職務経歴書を拝見すると、様々な資格をお持ちであり、二種類の専門的な使途を経験された、まさにプロフェッショナルな人材でした。
ただし、直近で15年以上務めた企業を定年で退職されたばかりの方なので、企業の求人(年齢はせいぜい50代まで)にも掛かりずらいという面もあり、なかなか再就職の先行きは大変そうな気がしました。
加えて、ご夫妻で転居する住まい(実家ではない)での新しい生活が控えているのですから、あまり悠長にもしていられないのも事実ではあります。
ということで、ここから先は具体的には書けませんが、この先どのように生活設計を立てて行けばいいのか、私の経験も交えていくつかアドバイスをさせていただきました。
この求職者の方が、今後どのような仕事を見つけていくのか、またご自分のスキルをどのように活かしていくのか。
「仕事が決まったら必ず連絡します」と約束してくれましたので、今から待ち遠しいし、とても興味のあるところです。
場合によっては、またどこかでお会いすることがあるかもしれませんし...。
当初の予定を大幅に超過して二時間超の面談(相談)となりました。