山名:笙ヶ岳~小倉山~養老山~石津御嶽~多度山
山行目的:北から南まで縦走する
山行日:2011年5月1日(日)~5月2日(月)
天気:1日目霧時々雨 2日目晴れ
山行者:単独です。
CT:1日目
自宅7:20…穂積駅7:28=JR線=大垣駅7:35/7:45=バス=西沢田バス停8:24
吉見林道起点8:27…吉見林道標高680m付近10:18~10:28…
一之瀬林道ピーク760付近10:39…笙獄神社11:08…一之瀬林道終点11:21…
笙ヶ岳11:53~12:05…もみじ峠12:37…小倉山(東屋)13:35~13:57…
養老山14:10…津屋避難小屋14:55(泊)
2日目
津屋避難小屋3:00起床/4:15…庭田山頂公園6:20…桜番所7:48~8:01…
石津御嶽神社9:29…石津御嶽9:33…(休憩)9:37~10:00…多度山上公園11:02…
多度駅11:50/11:57=養老鉄道=大垣駅13:00/13:11=JR線=穂積駅13:17…
自宅13:20
最近、長文になっちゃうだろうブログ記事書くのメンドくちゃくなりました。
よーし写真で水増しだぁ~。
≪一日目≫
電車とバスを乗り継いで西沢田バス停に降り立つ。
バス停脇が養老山地縦走出発点の吉見林道起点。
東海自然歩道もここから。
始めは舗装路だがすぐに地道に変わる。
東海自然歩道はちょっと行ったところで分岐、左手山中へ。
山の上半分以上はガスだなぁ~と思っていたら
それほど経たないうちにガスの中に突入、何も見え―ん(-_-)
ふと見上げると、幻想的な光景。
バス停から歩きだして2時間あまりで、吉見林道標高680m付近。
ここからビニテを頼りに斜面を登っていき一之瀬林道に乗り換える。
10分ほどで一之瀬林道に乗り換え完了、再び林道をテクテク。
30分ほどで笙獄神社。
安全登山祈願する。
神社前の分岐を左(登っていく方)へ。
10分強テクテクすると林道終点。
さあここから藪漕ぎだぁ~と意気込んでいたら踏み跡ばっちし。
笙ヶ岳手前の小ピークへの登りで短い区間藪漕ぎあり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/40/1bcadc01fcb43dcc3aa784f65dd74c42.jpg)
(こんなの藪漕ぎなんて言ったらK川師匠&I藤兄さんに怒られそうですな。)
ただ踏み跡うっすら、紫色のビニテを頼りに行けばよい。
笙ヶ岳手前の小ピークほぼ90°右に曲がり下っていくと見覚えのあるコル。
左手からはもみじ峠からの道が上がってきており、
まっすぐ行けば笙ヶ岳。
人生3度目の笙ヶ岳、今回は霧の中。
簡単に昼食を済ませて今夜の宿!?津屋避難小屋へ。
ここからは勝手知ったる道。
もみじ峠から続く登ったり下ったりの道。
この木の階段何とかなりません?一段の高さが不自然で疲れるんですけど(汗)
九十九折りの道に直してほしいっす。
無理なら直登の道でも可。
小倉山(東屋)でお湯を沸かしてコーヒーブレイク。
温まるぅ~。
天気は笙ヶ岳を越えてから霧の中の降ったり止んだり。
小倉山からチョイチョイで養老山。
ここから石津御嶽までは未踏区間。
とりあえず今日は津屋避難小屋まで。
道はとっても広くて快適。
木の階段は余計だけどー。
25分ほどで”多なんとかノ台”、勿論何にも見えず。
見落としそうなほど小さなお地蔵さんアリ、可愛いね。
さらに20分弱で津屋避難小屋。
土台はコンクリ、建物は木造、古くもなく新しくもない感じ。
裏の屋根下には大きなスズメバチの巣があり注意が必要。
ブーンブーンって飛んでますので裏には回りこまない方が無難。
雨戸とガラス戸を開け中に入ると土間で、一段上がって板間の簡素な造り。
避難小屋にしちゃあ十分です。
詰め詰めで10名ほど、ゆったりで5・6名ほど横になれそうです。
今日はお1人様のご宿泊ぅ~。
ホウキとチリトリがありましたので入った時出る時に土間板間とも掃除しておきましたよぉ。
書き置きノートがありましたの書き込んでおきました。
もちろんペンネームは”UMA君”で!!
晩御飯はα白飯に無印良品の”ご飯にかけるシリーズ”の”ロコモコ風”。
クッカーの蓋に油引いて目玉焼き作りましたがうまく焼けず。
蓋は焦げ焦げ、目玉焼きは無残になりましたが、なかなかいける!
見た目は悪いですが。
新たに欲しいものが…山用のフッ素加工フライパン、ほ・し・い。
山は夜が更けるのが早い。
19時頃には就寝。
就寝後も風がゴーゴー、雨がパラパラしてましたが、
夜中起きてみたら空は晴れていて、木々の間から濃尾平野の夜景が見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/73/0eb1a862687fca4bdf78c4c69631690d.jpg)
(コンデジでは厳しかった…。)
≪二日目≫
3時に起床。
朝飯はカップめんと菓子パン、短期登山の朝飯はこれで決まり!
小屋の近くで鹿が”ケーンケーン”と鳴いている。
仲間に合図を送っているのか、それとも…。
小屋を出る頃には鹿はどこかへ、鳴き声も聞こえなくなっていた。
4時15分出発、夜明け前で真っ暗。
ヘッドライトがないと歩けないくらい暗い。
20分ほど歩いたところでベンチと東屋のある場所。
東の空が明るくなってきた。
チョイチョイで川原越、岐阜から三重へ、逆も然り、峠だ。
テキトー?登ったり下ったりを繰り返し、鉄塔2本を越え林道へ降り立つ。
避難小屋からだと1時間程。
さらに林道を30分ほど歩くと車道へ、ヘアピンカーブを渡って一旦登山道へ。
チョイチョイと行くと朝っぱらからそこそこ交通量のある二之瀬越(庭田山公園)だ。
二之瀬越を三重県方面へ歩いていく。
県境を越えて暫く行くと、左手に上り坂。
180°ターンして林道を登っていく、これが多度の方へと続いている林道だ。
1時間半足らずの林道歩きで桜番所。
さらに30分ほどで田代池、+15分で樽沢池と続く。
勿論!?林道歩きでOK。
なんか縦走登山というよりただの超長距離ハイキングの気が…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ec/d9e193a17187f3d2ee4330e1d50e6fde.jpg)
(田代ヶ池神社の鳥居、奥に社がある。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/92/ccd8450de9e21980520b55c258e64953.jpg)
(田代ヶ池。長細い池だが見る限り奥の方まで干上がっている。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1b/3051c27e933b8c1b727ba4ac271528bc.jpg)
(こちらは樽沢池神社。造りは田代ヶ池神社とほぼ一緒。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/71/9d4094c8f721395c96afec809a5df1c3.jpg)
(こちらは水を湛えていた。山中の池、神秘的っす。)
樽沢池から十数分で石津御嶽への分岐。
分岐案内板があったにもかかわらず、林道慣れしてしまって見落としそうに。
林道歩きに慣れ過ぎてか細い山道にやや不安を覚える。すぐ慣れましたが。
分岐から十数分で奥の院。
さらにチョイチョイで、懐かしー石津御嶽神社だぁー。
昔来たねー、といってもほんの1・2年前だけど。
これで養老山地、北から南まで繋がりました。
満足だけどまだまだ、今回の山旅のゴールは多度駅なのだから。
山上神社からちょこっと下がって石津御嶽三角点。
道に戻って、進んで、林道に下りて先に進む。
ここからは勝手知ったる道。
あー懐かしいあのアンテナ塔。
この道も通ったねー。
ほい!多度山上公園(←手抜き)
だって迷うとこないも―ん。
あとは下山して多度駅で電車に乗るだけ。
次の電車は…ゲゲッあと50分しかないじゃん。
乗り遅れたら次は一時間後。
ちょっと早歩きで下りて行きました。
なんとか5分前に到着ぅ~セーフ。
赤茶色の電車に乗って岐路へ。
一生懸命頑張って歩いた養老山地。
電車はアッという間、30分程で通り過ぎてしまいました。
夢がまた一つかないましたね。
ただ殆ど林道歩きという事実にちょっとがっかり!?
植林地が多く展望も皆無、見所が少ないのも原因か。
養老山地トレイル、整備しても高島トレイルにはかなわないかも!?って思いました。
でもまあよく頑張ったオレ!!
約47.7km、長かったぁ~。
一日目、GPSによる積算距離19.40km 総上昇量1579m 総下降量874m
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b7/80a2bddb279faa32fb9892b07ec3e41f.jpg)
(↑は軌跡じゃなく書き込み)
二日目、GPSによる積算距離28.29km 総上昇量1047m 総下降量1805m
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4c/38b0ec5ddd8c609a5e3ac3dbe2dba711.jpg)
(↑も軌跡じゃなく書き込み)