UMA君のお部屋

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猿谷支流照尾谷遡行、樫尾谷・猿谷下降

2021-06-27 19:45:59 | 沢登り
山行日:2021年6月27日(日)

山行者:単独です。

天気:曇り一時雨

CT:駐車地8:18…管理道入口8:29…照尾谷出合8:52…林道工事現場9:23…尾根10:44…

樫尾谷下降点10:55…樫原谷出合13:22…照尾谷出合14:10…管理道入口14:32…駐車地14:42



駐車地は内谷出合付近、何台か停めれます。

管理道入口から照尾谷出合まではワープ!猿谷大滝とかすっ飛ばして短縮。

(ワープ入り口)


(ワープ中に見つけた朽ちた軽トラ どうやって入れたの?)

照尾谷中流域では林道延伸工事が行われていて岩とか土砂が照尾谷に流れ込んでいて


下半分は荒れてます。

林道工事現場を過ぎると見えてくるのが7m程の滝。


この谷最大の滝。

左から落ち口に向かって登ったんだけど最後がいやらしかった。

しばらく苔生える岩と小滝の連続でいい感じ~だったけど源頭部はがっつり植林だった。


名無しのポコンを左から廃林道?で巻き樫尾谷へ下降。

最初は植林帯&一部荒れた谷の激下りもありましたけど、水が現れるといい感じ。

ナメ滝が現れて次はどんなかな~と思ってたらボスクラスでした。



(中ボス戦への入口)

まずは15mクラス。


左岸から懸垂でギリギリ。

しかし下りたところはさらに大滝控える中間地点でした。

小滝の下に大滝ありどれくらいの落差があるのかさっぱりわからず、

(大ボス戦への入り口 下がどうなってるかわからない~)

流れを渡って右岸側から懸垂下降。

50m持ってきたんだけど下まで届かなさそうで2ピッチで下りました。

この谷最大のボスは20mクラス。


その下も5mクラス。10mクラスが続きます。
















結局出合まで小滝がいくつか続きました。

(樫尾谷出合 まさかこの先にあんなのが待ち構えてるとは…)

猿谷は一度遡行しているのですが記憶がぶっ飛んでて

中流域にでてくる5~10mクラスの滝はどう処理したらいいのかオロオロしていました。

基本的には右岸巻きでオッケーなんですが新鮮な気持ちで下りました。

照尾谷出合に着いたらヤレヤレ、あとはワープするだけ。

駐車地で着替えていたら出るわ出るわニョロ達が。

10匹以上、被害は右足一か所だけ。

まあ、居るとわかってたけどね、改めてみると気持ちいもんじゃねーな。

処理は慣れているので淡々とこなしました。

テルちゃんはいつも通りだったけどカシオ君が想定外でした。

やるな~樫尾君。


御座峰~大禿山 三谷左俣遡行、右俣下降

2021-06-21 06:50:41 | 沢登り
山行日:2021年6月20日(日)

山行者:単独です。

天気:曇り一時雨、のち晴れ

CT:駐車地8:08…三谷入渓…林道9:00…575二俣9:25…登山道10:39…

御座峰10:54~11:04…大禿山11:30…下降点11:38…10m枯滝13:00…

林道終点13:34…駐車地14:04



三谷橋から入渓、車はすぐそばに停めれました。

直ぐに二俣、進路は左へ。

堰堤二基は右岸巻き。

すぐに廊下が現れ、期待弾むも中の滝はギャップのような小さなもの。


廊下はあっという間に終わりその先は荒れた谷が続いていました。


過去に大水が出たのかゴロゴロの渓相で何にもない。

横切る林道まではほんとに何もなくてショートカットできるならしたいくらい。

林道橋のすぐ先には最終堰堤、左から巻きました。

その先も基本ゴロゴロなんですがやっとこさ滝が現れてくれました。

真っ白な石灰岩の滝。


花崗岩の滝とは違った白さ、何か彫刻のよう感じがします。

結構フリクションが効いて濡れていても登りやすかったです。

石灰岩滝3つ越えると暫くゴロゴロ、575二俣を左へ進むと小滝。

ここからしばらく小滝の連瀑に入る。




どれも直登できるものばかり。

大水の土砂が堆積しているところがあり、

これがなければもっと見栄えがいいだろうなと思いました。

地形図で等高線が混んでいるところは一気に上がる感じ。

両側の壁も狭まって振り返るとスゴイところを登ってきたな~という気にさせてくれます。


800辺りで一旦水は地中に消え、それ以降現れたり消えたりしながらか細くなっていく。

最後は密な藪を少し漕いで登山道へ、せっかくなのでひと登りして御座峰へ登った。

残念なことに伊吹山はガスの中、しかし大禿山へ向かって歩き出したらガスが取れてくれました。


大禿山までは天空遊歩道という感じ、岐阜県側も滋賀県側もよく見える。



(詰め上がってきた谷)

大禿山と国見岳のコルから下降開始。

暫くは沢型がわからない谷を下っていく。

600辺りで10m枯滝、クライムダウンできないので左岸側を少しトラバースして


太目の木を支点にして懸垂下降。

30mのロープじゃ短すぎて2ピッチになってしまった。

570の二俣で左俣から水量がしっかりある沢と合流し以降はだんだん水量が増えていく。

460の二俣の先で林道終点が左岸にあり、あとは楽ちんで駐車場までてくてく歩いた。

左門岳 斧打谷遡行~△中土倉から西尾根と廃林道下降

2021-06-07 07:00:57 | 沢登り
山行日:2021年6月6日(日)

山行者:山の会K川さん、僕の二人

天気:曇りのち晴れ

CT:駐車地8:07…ゲート8:18…斧内谷入渓8:37…15m滝9:12…左門岳11:29~12:04…

△中土倉13:54…廃林道終点14:49…駐車地15:32



車は大堰堤の先の林道分岐点の広場に停めた。

暫く林道歩いて入渓。

堰堤三基あり、一つ目は右岸から巻き道を使って

二つ目は徒渉して対岸の左岸から巻き、三つめはそのまま左岸から巻いて堰堤上のハシゴから河原に降りる。


(下降してくる予定だった谷の出合に掛かる二条滝)

15m滝が唯一おっきい滝、右岸の結構高いところにしっかりとした巻き道あり。


手つかずの森が広がっており癒し系の谷。




ただ最後に選んだ枝沢が悪かった。

左門岳直登沢、頂上まで標高差150mのところで水が切れ急で滑りやすい枯れ沢を登っていく。

なかなかハードでした…もう一本北側の沢が良かったかな?


(左門岳)


(中土倉までに何度か見えた屏風山)


(△中土倉)

△中土倉までは所々モサモサなところはあるけど割と快適な尾根道。

冬季に左門岳へ歩いた時にあった凍結した池は、水をたたえ大きな池としてありました。

最後は幼木灌木生える廃林道を下って林道へ。

△古谷 南の谷遡行、南東尾根下降

2021-05-30 07:44:37 | 沢登り
山行日:2021年5月29日(土)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:古屋(駐車地)8:11…入渓8:15…700二俣9:51…△古谷10:30~10:44…

車道11:34…駐車地11:38



車は古屋の大きな十字路付近の路肩に停めた。

入渓して直ぐの堰堤は左から巻いたが山肌がズルズルでいやらしい。

440の取水施設まで左岸に管理道が延びているので

それを使えば堰堤の巻きや倒木の多い谷の下流をすっとばせる。

ちなみに管理道入口は入渓地点から北へ県道を少し歩いたところにある。

610辺りまでは滝はなく釣り師向きの?渓相。

左岸側に石垣が残り昔は炭焼きなどで賑わっていたことがうかがえる。

610から小滝がちょこちょこでだす。

640の10m程の多段滝は右から巻いたがほとんどがシャワーで登れる。

700の右俣から先も小滝がいくつか。

840mくらいで水は切れて適当なところで

右手の斜面に取り付き尾根に乗りわずかで△古谷。

展望はない。

暫くは明るい広葉樹林が左手に、

右手は植林帯だが暫く下ると完全に植林帯に覆われる。

植林帯は下草もなく歩きいやすいが、

それほど急な斜面でもないのに靴底がフェルトだとよく滑る。

途中からはっきりとした踏み跡が現れ、

尾根下部では木の階段などハッキリした道が現れる。

谷左岸の管理道と合流し、車道へ降りる。

谷自体は大きな滝もなく初級者向けの簡単なところだが、

岩が結構ぬめっていて山肌もズルズルで滑りやすく

直登や巻きでも注意しないと思わぬところで怪我をしてしまうかも…と思った。

谷の周囲は植林帯に覆われているが

水線に近い部分は広葉樹林が多々あり明るく気分がいい。

ヤマビルの住む山域だが被害は全くなし!見ることもなかった。


(管理道入り口から入れば楽。エッサマンのごみも落ちてたので利用されてるはず。)


(入渓直後は倒木ひどく越えていくのが大変)


(倒木帯過ぎればいい感じ~♪)




(お楽しみは610辺りから)




(700右俣から)




(△古谷)

△合セ倉 カラカン谷遡行、西尾根下降

2021-05-24 06:50:25 | 沢登り
山行日:2021年5月23日(日)

山行者:単独です。

天気:雨のち晴れ

CT:櫨原望郷之碑広場7:16…林道終点7:56…カラカン谷出合8:23…578m二俣10:10…

919.9m△合セ倉11:59〜12:04…カラカン谷出合13:18…櫨原望郷之碑広場14:43



櫨原望郷之碑広場は数台車が停められ、東屋もある。

林道ゲートを越えると地道になる。

林道終点で扇谷を徒渉する。

廃林道は踏み跡が続いており歩きやすい。

カラカン谷は出合で簡単に入渓できるが廃林道をそのまま歩いて堰堤越えてから入渓すると楽。

578m二俣までは瀬が続く。

二俣を過ぎると谷が狭くなって小滝が現れるがどれも簡単に巻けたり登れたりする。

合セ倉へのダイレクト枝沢出合の少し手前から谷は広くなり流れも穏やかになる。

合セ倉へのダイレクト枝沢は上の方へ登り詰めるほど急で滑りやすく手古摺る。

合セ倉からカラカン谷出会いまでは藪の薄い尾根を歩いていく。

ブナの森で雰囲気が良い。

尾根末端は痩せ尾根でとても急、尾根通しでは下りにくいので左手の植林帯へ逃げると下りやすい。

前々日の豪雨もあった割には薄濁り、水量やや多めくらいであった。

カラカン谷は扇谷出合から578m二俣までは瀬が続き面白くない。

578m二俣から先の小滝が連続する短い区間が簡単だけど面白い。

沢初めで簡単な沢をチョイスしたつもりだったけどカラカン谷出合までのアプローチの長さと、

沢に入ってから遊びすぎて後半タイムオーバー気味になりに

コースタイムに追いつくために速足になってしまい疲れてしまった。

午前中は残念ながら時折雨が降る天気。

午後から回復し青空が広がりだした。

帰りの林道歩きで行きでは雲がかかって見えなかった磯倉、若丸山がハッキリ見え興奮した。

初心者、初級者向きのいい谷なんだけど林道長く往復21㎞は結構疲れる。


(林道から廃林道に移る徒渉点。雨後だからか水量膝くらいあった。)


(廃林道)


(カラカン谷出合付近の流れ)


(堰堤を越え入渓)


(小滝)










(合セ倉)




(若丸山)


(磯倉)