UMA君のお部屋

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念丈岳

2011-09-25 19:16:44 | 山歩き…アルプスの山
山名:念丈岳

山行目的:ピークハント

山行日:2011年9月25日(日)

天気:晴れ(山頂付近は11時頃からガス)

山行者:単独です

CT:自宅4:00=岐阜各務原IC=松川IC=高森登山口6:00/6:12…

本高森山7:54~8:04…大島山9:23~9:38…念丈岳10:52~11:29…

大島山12:20~12:34…本高森山13:29~13:39…

高森登山口14:46/14:58=松川IC=岐阜各務原IC=自宅18:00

ホントは鈴鹿の山へ縦走予定だったのだけれど、

天気予報が金⇒土で変わって雨予報になってしまったので、

ヤマケイ6月号で紹介され気になっていた山”中央アルプス・念丈岳”へ。

記事には鳩打峠から念丈岳へ向かい高森登山口に降りるコースが

紹介されていたが、単独で車一台しかないので高森登山口からピストンにした。

中央道・松川ICで降り一旦南下、大沢川沿いの道を西へ。

高森C.C.を過ぎると林道へ突入、下、両脇から草・枝ボーボーで

(林道の一番ひどいところ。釣りに行く時でもここまでひどい藪道は通ったこと無いぞ!)

クルマにバシバシ当てながら進むと高森登山口に到着。

(意外にフツーの登山口。まさかあの林道の先に本当に登山口があるなんて…。)

クルマは4台程停めれそうだ。

本高森山までは綺麗な登山道、しかし結構急登で

ジグザク道ならまだいいが直登は苦労させられる。

本高森山頂は樹林帯の中、木々の間から大島山と奥に立派な山が見える。

(本高森山の頂。)


(本高森山からの眺望。)

ここからは笹の切り拓かれた道を歩く。

念丈倶楽部が拓いた道、上澤新道というそうだ。

(登山道入り口の脇の木の幹に貼ってあった。)

道はしっかりしているが、両側から笹が被さっている。

(こんなところ喜びそうなのは熊さんとパンダさんくらいです。)

まるで笹の海だ。

(こんないいところもあり。)

3つ程、小ピークをやり過ごし、最後に300m程の急登を登る。

山頂直下には小さなテントサイト?と水場への道がある。

最後に笹のジグザグ路を登ると大島山だ。


ここに辿りつくまでに露が付いた笹で下半身ビショビショ。

(強行突破の末路。)

途中で雨具を着込めば良かったのだが強行したのが悪かった。

山頂でちょっとだけ乾いた上に雨具を穿く・着る。

大島山は木々が少なく展望が良い。

八ケ岳や南アルプスを望むことが出来た。

大島山から3つ程ピークをやり過ごすと、小沢が現れた。

上澤の岩清水と呼ばれており、飲むと冷たくてキリリとして美味かった。


もう一つ小ピークを越え、花崗岩の白い岩肌が向きでた痩せ尾根をやり過ごし

最後の急登を登り詰めれば念丈岳だ。

(何故か”念丈岳”の標識が見当たりませんでした。偽ピークだったらどうしよう…。)

頂は草木が全くなく岩肌が剥きだし360度大パノラマ。

中央・南アルプスの山々が望める。

ガスがどんどん上がってくるので昼休憩は40分程で切り上げ下山した。

大島山に着いた時には完全にガスの中だったが、

本高森山に着いた時には晴れ間が見え、

伊那谷の町は晴れ渡っているのが確認できた。

本高森山からは笹に覆われてない道なのでスイスイ下山。

予定より2時間早く下山した。

念丈岳、奥深くいい山でした。

日曜なのに自分があるいたコースはどうやら貸切。

鳩打峠から念丈に登られた方はいたようでしたが。

本高森山~念丈岳までは飽きる程、笹笹笹ですが、

静かな山歩きしたい方にはおススメです。