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ビビリ発症 上葛谷敗退

2018-11-11 19:10:18 | 沢登り
山行日:2018年11月11日(日)

山行者:単独です。

天気:快晴

CT:上葛谷林道駐車地7:55…林道終点8:30…510二股9:12…590二股9:40…

610多段滝撤退10:30…林道終点11:13…駐車地11:50



岩岳の沢”上葛谷”にて紙屑のようになってしまいました…心が。

東谷川本流の橋を渡ってスグのふくらみに駐車、準備をし林道を歩きます。

林道終点から入渓、小滝が時折現れいい雰囲気。






岩岳だけあって岩がゴロゴロ、岩肌も露出しているところが多く岩岳の名に納得。

510の二股を越えると急さが増します。



590の二股の先はゴルジュの中の多段滝。



途中まで登れましたが、上から三段目以降が厳しそうで引き返します。

事前の情報通り右岸を巻きに掛ります。

上の方は岩が立っていて登りにくそう。

掴む木々は細く頼りない。

足元は落ち葉や石ころ堆積し、滑ったら滑落しそう…。

岩も脆く、あまり信用なりません。

エイヤで行ったら行けたかもしれません。

下をじーっと見ていたから悪かったのかも。

ビビリが発症してしまって一歩も動けず。

怖いと思ってしまうと手も足も出ません。

下ることすら怖いと思ってしまう。

でもこのままじっとしていたら遭難確定なので下ることにします。

這う這うの体で川まで下り、うーんと考え左俣の滝を越え尾根を乗り越す作戦に切り替えるも…OTZ

何十分かウロウロして、悲しいかな久々の撤退です。

こうなってしまうと何をやっても恐怖感がつきまとい、人丈ほどの小滝すら恐怖を覚えてしまいます。

何でもない所でコケたり、滑ったり。

こういうとき自分のビビリを心底憎く思います。

誰々さんは登れたのに自分には無理なのかと…。

抜けるような青空、ところどころ色ついた紅葉。

でも下山はドーンとした気分で全然楽しくありませんでした。

次は身の丈に合った沢に出合えるといいな♪