夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

まもなく古希を迎える私でも、ときには家内のボディ・ガード兼お供となり・・。

2014-07-21 16:54:55 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の高齢者の69歳の身であり、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に築後36年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。

私は今年の9月の誕生日を迎えると、古希と称される70歳となり、
家内は今年の12月に65歳の高齢者入門となる。

そしてお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

我が家の平素の買物は、私が年金生活を始めて以来、私は自主的に専任担当となり、
近くのスーパー、駅前のスーパー、専門店などに殆ど毎日独りで出かけている。
              
      
こうした中で、昨夕のひととき、私は家内から、明日(あした)駅前に買い物に行きませんか、と告げられた。

何かしら自宅より20分ばかりの歩いた駅前の商店街にあるドラッグストアー、
そしてホームセンターなどて、洗面所、台所、浴室の用品、洗剤などを買い求めたい主旨であった。
『はい! 了解しました・・行きましょう』
と私は若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく大きな声で応(こた)えた。

私は民間会社の中小業に35年近く奮闘して2004年(平成16年)の秋に定年退職した直後から、
多々の理由により年金生活を始めた。

やがて5年過ぎると高齢者の65歳の身になった時、何かと世情に疎(うと)くなり、
その上に体力の衰えも実感してきたので、ボケてはいけない、と家の中でも
明るく大きな声で家内と会話することが多くなっている。
                        

そして私は何かと家事の大半は家内にお願いしているので、
せめて家内のボディ・ガード、荷物持ちをして、お供をしなければ、
一家の主(あるじ)としての責務が果たせない、と私は齢を重ねるたびに深めたりしている。

そして我が家は恥ずかしながら自動車もなく、私は根がケチなせいか、利便性の良い路線バスには乗らず、
ひたすら歩くことが多い。

そして私は買物をする時、多くの品を購入する時とか、或いはビール、お米などの重い品を買い求める時、
買物の引き車と称される『キャリーカート』を曳〈ひ〉いたりして歩いたりしている。
          
          ☆過ぎし日、この『キャリーカート』を私は玄関の前で、段ボールを乗せて、
           ゴムバンドで括(くく)り付けた状景をたわむれで撮ったりした☆    


今朝、雲空の中ときおり気まぐれのように晴れたりし、やがて10時過ぎに私たち夫婦は自宅を出て、
駅前に向って歩きだして・・。

こうした時の私の容姿は、夏用のストレッチパンズの長ズボンでスポーツシャツの半そで、
足元をウォーキング・シューズで身をかためて上、夏用の帽子を深めにかぶったりしている。

そして紳士用の小物入れのB5サイズのショルダー式バックを斜め掛けをし、
財布、メモ・ノート、ポールペン、ハンドタオル2枚、ハンカチ2枚、煙草、ライター、携帯灰皿、
そしてサングラス、扇子を入れて歩いたりする。

そして紳士用の小物入れのB5サイズのショルダー式バックを斜め掛けをし、
財布、メモ・ノート、ポールペン、ハンドタオル2枚、ハンカチ2枚、
煙草、ライター、携帯灰皿などを入れている。

この日の家内は、日傘を差して白いワンピースに夏サンダルの容姿で、私より数歩先を歩いて、
私は段ボールを乗せた『キャリーカート』を曳〈ひ〉いて、歩いていたので、
まるで江戸時代の下男のようなお供だねぇ、と私は微苦笑したりした。
                       

やがて駅前の商店街で、家内は買物した後、私は受け取り、
素早く『キャリーカート』に乗せている段ボールに入れたりした・・。

そして2店ばかり買物をした後、食事処の寿司屋、とんかつ屋、蕎麦屋など迷ったりしたが、
結果的には多彩なメニューあるファミリー・レストランで昼食をしたりした。

その後、家内は衣紋掛、滑り止めの布地などを『百円ショップ』で買い求めている間、
私は隣接の本屋に寄り、二冊ばかりの本を買い求めたりした。

やがてホームセンターで家内は買い求める商品を選定している中、
私は店内の片隅にある休憩コーナーのようなベンチで、本を詠んだりして家内を待ちわびたりした。

この後、家内のお好みのパン屋の『アンデルセン』に立ち寄り、5品ばかり買い求めた後、
帰路とした。

そして家内は日傘を差して、『アンデルセン』の紙袋を提げて、私より数歩先を歩いて、
私は重くなった段ボールを乗せた『キャリーカート』を曳〈ひ〉いて、歩いたりした・・。
                 

やがて私たち夫婦は坂道を下り時、
ときおり家内から、働かなくても私たちの生活できるのだから、ありがたいわ、
と言われたりしていたことを思いだして、私は微苦笑したりした。

私たち夫婦は年金生活をして早や10年近くになるが、
幸いにも、お互いに大病で入院することもなく、歯科医院で幾たびか治療を受けてきたぐらいであり、
私の長き人生に於いては、60代の期間が何より安楽な時代、と思い重ね、
やがて自宅が見えたりしたのは午後2時過ぎであった。
               

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