第6章 『雪灯路』、そして粉雪舞う中の花火
2月7日
私たち夫婦は2月2日の夜から定山渓温泉の観光ホテルに滞在しているが、
この館のロビーの片隅でも『雪灯路(ゆきとうろ)』のパンフレットが置いてあり、
7日の夕食後に訪れることとした。
私たちが滞在している観光ホテルから歩いて10分足らずに『定山渓神社』があり、
この神社は、『さっぽろ雪まつり』の開催期間に準拠して、
5日から11日まで2014個のスノーキャンドルが灯される『雪灯路(ゆきとうろ)』が開催されている。
少し暗い雪道を歩いた私たちは、余り寒くないよねぇ、と私は家内に言ったりした。
まもなく神社の『雪灯路』の提灯が視え、そして境内に入ると人出もも多く、
数多くのスノーキャンドルが灯されていた・・。
暗い夜空の中、ぼっかりと境内を彩る情景は、何かしら温かみのあるぬくもり感があり、
私は長らく見つめたりした・・。
やがて再び歩きだすと、まぼろしのような時を感じたりした。
そして15分過ぎた頃、私たちは『定山渓神社』を辞した。
帰館後、お風呂でも入ろうか、と思っていた私は、花火の打ち上げる音が窓辺から聴こえ、
そして窓を開けると、暗い夜空の中、粉雪が舞い、花火が打ち上げられていた・・。
『小雪が降る中でも・・この地でも花火の打ち上げを決行するんだ・・』
と私は家内に言ったりした。
そして私たちは窓際に近い椅子に座り、カーテンを出来る限り開いたりし、眺めたりした。
この花火は定山渓観光協会の主催で、この時節の毎夜9時前後に打ち上げられ、
たまたま渓谷に近い部屋だったので、私たちは幸運のひとときを享受した。
そして私は冬の花火は幾たびか鑑賞してきたが、小雪が舞う中の花火は初めてであり、
まぎれない美のひとつ、と思い深めながら見惚(みと)れたりした・・。
この後、もとより花火は打ち上げられてから夜空の中、多彩な色合いを展開させ、
見る人に感動をもたらすのは、打ち上げからその人なりの思いの花火の色あいを待ち望む心情もあり、
何よりもわずかな時で、多彩の美色のはかないひととき・・そして消え去る余韻、余情かしら、
と私は改めて思ったりした。
《つづく》
★コメントに関しては、自宅不在に伴い、17日まで閉鎖させて頂きます。
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この館のロビーの片隅でも『雪灯路(ゆきとうろ)』のパンフレットが置いてあり、
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5日から11日まで2014個のスノーキャンドルが灯される『雪灯路(ゆきとうろ)』が開催されている。
少し暗い雪道を歩いた私たちは、余り寒くないよねぇ、と私は家内に言ったりした。
まもなく神社の『雪灯路』の提灯が視え、そして境内に入ると人出もも多く、
数多くのスノーキャンドルが灯されていた・・。
暗い夜空の中、ぼっかりと境内を彩る情景は、何かしら温かみのあるぬくもり感があり、
私は長らく見つめたりした・・。
やがて再び歩きだすと、まぼろしのような時を感じたりした。
そして15分過ぎた頃、私たちは『定山渓神社』を辞した。
帰館後、お風呂でも入ろうか、と思っていた私は、花火の打ち上げる音が窓辺から聴こえ、
そして窓を開けると、暗い夜空の中、粉雪が舞い、花火が打ち上げられていた・・。
『小雪が降る中でも・・この地でも花火の打ち上げを決行するんだ・・』
と私は家内に言ったりした。
そして私たちは窓際に近い椅子に座り、カーテンを出来る限り開いたりし、眺めたりした。
この花火は定山渓観光協会の主催で、この時節の毎夜9時前後に打ち上げられ、
たまたま渓谷に近い部屋だったので、私たちは幸運のひとときを享受した。
そして私は冬の花火は幾たびか鑑賞してきたが、小雪が舞う中の花火は初めてであり、
まぎれない美のひとつ、と思い深めながら見惚(みと)れたりした・・。
この後、もとより花火は打ち上げられてから夜空の中、多彩な色合いを展開させ、
見る人に感動をもたらすのは、打ち上げからその人なりの思いの花火の色あいを待ち望む心情もあり、
何よりもわずかな時で、多彩の美色のはかないひととき・・そして消え去る余韻、余情かしら、
と私は改めて思ったりした。
《つづく》
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