夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

《昨年の2月の旅路》定山渓温泉滞在記 第6章 『雪灯路』、そして粉雪舞う中の花火 

2015-02-13 15:01:53 | 旅のあれこれ
       第6章 『雪灯路』、そして粉雪舞う中の花火

2月7日
私たち夫婦は2月2日の夜から定山渓温泉の観光ホテルに滞在しているが、
この館のロビーの片隅でも『雪灯路(ゆきとうろ)』のパンフレットが置いてあり、
7日の夕食後に訪れることとした。

私たちが滞在している観光ホテルから歩いて10分足らずに『定山渓神社』があり、
この神社は、『さっぽろ雪まつり』の開催期間に準拠して、
5日から11日まで2014個のスノーキャンドルが灯される『雪灯路(ゆきとうろ)』が開催されている。

少し暗い雪道を歩いた私たちは、余り寒くないよねぇ、と私は家内に言ったりした。
          
まもなく神社の『雪灯路』の提灯が視え、そして境内に入ると人出もも多く、
          
数多くのスノーキャンドルが灯されていた・・。
          

暗い夜空の中、ぼっかりと境内を彩る情景は、何かしら温かみのあるぬくもり感があり、
私は長らく見つめたりした・・。
          

やがて再び歩きだすと、まぼろしのような時を感じたりした。
          

          

そして15分過ぎた頃、私たちは『定山渓神社』を辞した。
          

帰館後、お風呂でも入ろうか、と思っていた私は、花火の打ち上げる音が窓辺から聴こえ、
そして窓を開けると、暗い夜空の中、粉雪が舞い、花火が打ち上げられていた・・。

『小雪が降る中でも・・この地でも花火の打ち上げを決行するんだ・・』
と私は家内に言ったりした。

そして私たちは窓際に近い椅子に座り、カーテンを出来る限り開いたりし、眺めたりした。
          

この花火は定山渓観光協会の主催で、この時節の毎夜9時前後に打ち上げられ、
たまたま渓谷に近い部屋だったので、私たちは幸運のひとときを享受した。
               

そして私は冬の花火は幾たびか鑑賞してきたが、小雪が舞う中の花火は初めてであり、
まぎれない美のひとつ、と思い深めながら見惚(みと)れたりした・・。
          

この後、もとより花火は打ち上げられてから夜空の中、多彩な色合いを展開させ、
見る人に感動をもたらすのは、打ち上げからその人なりの思いの花火の色あいを待ち望む心情もあり、
何よりもわずかな時で、多彩の美色のはかないひととき・・そして消え去る余韻、余情かしら、
と私は改めて思ったりした。
          
                                         《つづく》
★コメントに関しては、自宅不在に伴い、17日まで閉鎖させて頂きます。

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《昨年の2月の旅路》定山渓温泉滞在記 第5章 『さっぽろ雪まつり』を鑑賞、その後は 

2015-02-13 08:00:54 | 旅のあれこれ
       第5章 『さっぽろ雪まつり』を鑑賞、その後は

2月6日
私たち夫婦が定山渓温泉地に2月2日から15日まで滞在している中、
札幌の市内に於いて、『第65回さっぽろ雪まつり』が5日(水)から11日(火・祝)の7日間で、
大通会場、つどーむ会場、すすきの会場で開催される、旅立つ前から知っていた。

そしてこの間に『雪まつり』を観ようと、この6日に大通会場に向った・・。
私たち夫婦は宿泊している近くの『定山渓車庫前』のバス停より、路線バスに乗り、      
地下鉄の南北線の『真駒内』駅に向かい、その後『真駒内』駅から『大通』駅に着いたが、
やはり札幌市内として屈折の『さっぽろ雪まつり』であり、多くの鑑賞客でにぎわっていた・・。

私たち夫婦が初めて『さっぽろ雪まつり』を鑑賞したのは、
確か15年前の頃、勤めていた会社の勤続30年の特別休暇5日間を利用して、
私はオーホック海の流氷、家内は札幌の雪まつりを目的に2月初旬に旅をした時であった。

この時は網走の郊外の能取岬の近くの観光ホテルに2泊し、知床半島の付け根の宇登呂(ウトロ)の近くで、
厳粛な流氷の状景に感銘させられた後、『網走』駅より日中に於いて特急列車で『札幌』駅に着き、
そして小樽でシティホテルで宿泊した後、札幌に移動した後、シティホテルにチェックイン後に、
『さっぽろ雪まつり』の開催前日の状景を鑑賞したりした。

そして翌日の『さっぽろ雪まつり』の開催日に、大通会場で拝見した・・。
人出の多い中、雪像も多かったが、家内が以前テレビで中継された時よりも、
華やかさが足りないわ、と私に言ったりした。

そして私は、以前のバブル時代の経済狂乱記より、少ないのは当然だし・・
このくらい良いのではないかしら、と私は家内に言ったりし、2時間ばかり鑑賞した。

やがて付近の自衛隊の基地でも雪まつりに協賛した祭りがあると学び、
私たちは地下鉄の南北線の『自衛隊前』駅で下車して、
自衛隊の貴地は私たちような国民にも、この祭りの時は解放されていた。

そして自衛隊の歴史の歩みなど多々教示させられたが、
何よりも魅了させられたのは、若き10代、20代の溌剌とした自衛隊諸兄諸姉の言動であり、
私は圧倒的に好感した。


こうした私のささやかな雪まつりの思いが根底にあり、今回の『第65回さっぽろ雪まつり』を
拝見した・・。
          
そしてそれぞれの雪像は鋭意工夫されていたが、やはり平成の始めの頃までのバブル時代、
やがてデフレの15幾余年・・政治は混迷、経済は衰退、社会は劣化した結果、
何かしらコンパクトになったのは、致しがたい、と私は感じたりした。
          

こうした中で、札幌市の小学低学年の児童が、社会見学の授業の一環かしら、
数校に及び多くの児童を見かけて、私は好感したりした。

或いは園児と思われる幼い児も見かけて、私は雪像よりも圧倒的に魅了されて、
プライバシー侵害もあるので、こっそりと撮ったりした。
          
そして園児が幼いなりに創意を秘めたペンギン雪像を見かけて、可愛いよ、と心の中で呟(つぶや)いたりした・・。
         

この会場で私たち夫婦が微苦笑させられたひとつがある。
記念写真・・無料ですが、いかがですか?、と勧誘させられて、
私たち夫婦は撮って頂いた。

そして写真の受領場所に移動した時、一枚の写真のバネル状にしたのを頂いたが、
写真は2センチぐらいの長方形であった。
この時、担当された若き男性が、大きな写真を1000円でお渡しできます、
と言いながら、プリントされた大きな15センチ×10センチぐらいの写真を手渡しされた・・。

そして私は見ると、私たち夫婦ふたりだけの写真は確か3年前の最上川船下り以来の記念写真だ、
と思いながら家内に微苦笑しながら、買い求めたりした。


やがて会場を後にした私たち夫婦は、家内が下調べした『こんぶ屋』に向った。
何かしら家内の話に寄ると、昨年の秋にテレビの番組で、
こんぶの多彩に加工した販売品であった。

私たちは三越デパートの前近くある市電の『西四丁目』駅より乗車して、
街中の駅を幾たびか通り、確か『西線11条』駅で下車して、数分探したりして、
やがて『こんぶ屋』の店の看板を視えた。

何かしらご夫婦だけで、幾種類のこんぶを多彩に加工して販売する店であり、
家内は4種類のこんぶを加工したを確か15個ぐらい買い求めたりした。

そして私たちが食べる品、ささやかな土産品として購入した、
と私は帰館する中で、家内から伝えられた。

そして翌日の午後、滞在している部屋で、
三時のおやつ代わり、この中のひとつを食べたりした。
           

          
                                         《つづく》
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