夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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「老衰死」は悲惨、医師たちが「死ぬなら、がん」と口を揃えて言う「意外なワケ」、私は厳粛に学び・・。

2024-09-22 16:25:43 | 喜寿の頃からの思い

3日前、ヤフー・ジャパンより配信された記事を見ている中で、
『  じつは「老衰死」は悲惨・・・
    医師たちが「死ぬなら、がん」と口を揃えて言う「意外なワケ」
 』、
と題された見出しを見たりした。

現代ビジネス

だれしも死ぬときは、あまり苦しまず、人生に満足を感じながら、



☆人気の死因、1位はがん

死ぬのは仕方ないとして、ではどんな死に方がいいのか。

☆がんで死ぬことの効用

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。




私たち夫婦は、

過ぎし18年前の頃、親戚の叔父さん3名も、終末期に3年から5年も入院され、
こうした中、ふたりの叔父さんは御自身の意思はなく、多大な手厚い延命治療を受けて、
やがて病院で亡くなってきた。

こうした話を私は聞いたりしてきたが、 自分で食物を口に運び、食べられなかったら、
もとより延命治療は断り、 痛みだけを執(と)って下さる平穏死を選ぶょ、
と私は家内に幾たびも言ったりしてきた。

家内も胃ろうや人工呼吸器などの延命治療は、お断りですから・・ と私に言ったりしている。

このような話を私たち夫婦は、幾たびも話し合ってきた・・。



結果としては、それぞれ延命治療は断念して、
「延命治療は望みません。痛み止めだけは処置をお願いします」と明示するために、
私たち夫婦は、それぞれ『日本尊厳死協会』に入会したりして、
リビングウィル(生前の意思)などの書面に残している。

この事態に、私たち夫婦は、最悪の場合を想定することもあったりして、
震撼しながら揺れ動いたりした・・。

もとより転移などで死去する確率も高く、家内は身の回りを整理し、
やがて私たち夫婦は、再入院、葬儀、お墓、私の『おひとりさま』の生活などを、
人生の晩年期の終活を話し合ったりした。

やがて手術後、定期的に採血検査の基づいて、
手術して下さった担当医師より家内は受診して、
結果として幸運にも転移がなく、そのたびに私たち夫婦は安堵をしたりして、
今日に至っている。



今回、《・・過激な治療ではなく、ほどほどの治療でようすを見て、
治療の効果より、副作用のほうが大きくなったら、潔く治療をやめる。
これが、がん治療の要諦です。

治療をやめたら、死ぬじゃないかと思うかもしれませんが、
治療を続けても、さらには、がんを根絶しても、人は死にます。

死にたくないと思うのではなく、上手に死ぬというふうに発想を変えれば、
治療の中止も、大いに好ましい選択であることがわかるでしょう。

それをいつまでも治療に執着していると、せっかくの残された時間を、
つらい副作用で、無駄にする危険性が高いです。・・》

こうした余りにも重い人の尊厳を私は学び、ここ3日思案させられたりしてきた・・。

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