夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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特養とサ高住、在宅の“本当の負担”、76歳の私は学び、多々教示されて・・。【下】

2021-05-05 13:46:55 | ささやかな古稀からの思い
私は家内の母が、79歳になった12年前、
『要支援1』と認定されたと家内から聞いて、
私は漠然としながらも、介護区分の『要支援』、そして『要介護』を初めて少し学んだりした・・。



要介護状態区分・要支援状態区分ごとの状態の目安

◉要支援1

居室の掃除や身の回りの世話の一部に、何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に、
何らかの支えを必要とすることがある。
排泄や食事は殆どが1人で出来る。


◉要支援2

要介護1相当の人のうち、以下の状態像に該当しない人
❶疾病又は外傷等により、心身の状態が安定していない状態
❷認知機能や思考・感情等の障害により、十分な説明を行っても、

 予防給付の利用にかかる適切な理解が困難である状態
❸その他、心身の状態は安定しているが、

  予防給付の利用が困難な身体の状況にある状態




◉要介護1

身だしなみや居室の掃除など身の回りの世話に、

何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に、
何らかの支えを必要とする。

歩行や両足での立位保持などの移動の動作に、
何らかの支えを必要とすることがある。

排泄や食事は、ほどんど自分1人で出来る。
問題行動や理解の低下がみられる。


◉要介護2

身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の全般に、

何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に
何らかの支えを必要とする。

排泄や食事に、何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
問題行動や理解の低下が見られることがある。




◉要介護3

身だしなみや居室の掃除などの身の回り世話が、自分1人で出来ない。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が、
自分1人で出来ない。

歩行や両足での立位保持などの移動の動作が、自分で出来ないことがある。

排泄が自分1人で出来ない。
いくつかの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。


◉要介護4

身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話が、殆ど出来ない。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が、殆ど出来ない。
 歩行や両足での立位保持などの移動の動作が、自分1人では出来ない。

排泄が殆ど出来ない。
多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。


◉要介護5


身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話が、殆ど出来ない。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が、殆ど出来ない。
歩行や両足での立位保持などの移動の動作が、殆ど出来ない。

排泄や食事が殆ど出来ない。
多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。


このように私は65歳の時に、初めて学び、
いつの日にか、私も齢を重ねれば、介護のお世話になってしまうか、
 と私は思いながら、動揺したりした・・。

ここ数年、私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、
何とか住み慣れて、自由度の多い自宅介護で過ごしたい、

と話し合ったりした。

しかしながら『要介護』になってしまったら、
やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。



こうした中、要介護度1』か要介護度2』の場合は、
何かと制約の少ない『サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)』も良いが、
要介護度3』になったら、介護付きにしないと困苦すると思われる。

こうした時は、要介護度3以上が入居資格のある『特別養護老人ホーム』は、
国の支援を受けて費用が程ほどであり、ただ競争率が高く、
入居が叶(かな)わなくなってしまった時、困苦すると思われる。
      
やむなく『介護付き有料老人ホーム』も思案できるが、
費用が高価なところが多く、難点である。



もとより介護の難題は、いつまで介護を受ける必要な期間が判らず、
やがて永がられば本人の自己負担額が増し、貯金は切り崩しても資金不足となり、
当然ながら、退所が余儀なくされて、行き場がなく迷子のような介護難民になることである。
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