やはり野菜、果物などは鮮度が肝要なので、見極めたりしている。
そして野菜のピーマン、キャベツ、玉ネギ、ジャガイモ、ニンジンなど、
我が家の愛食であるが、昨年の12月頃より、特にキャベツが値上げ、
その上に傷みがあったりしてきた。
私は小学3年まで祖父、父親が健在していた当時は、
農家の児として育てられ、もとより野菜の生育も見たりしてきた・・。
この後は、残された母と兄妹は、やむなく転業してきたが、
私は何かと野菜大好きで、日々愛食している。
特にキャベツは、千切りにして、ソースを少しかけたり、
或いはブタ肉などと共に炒めたり、日々愛食してきた。
しかしながら、ここ数週前、買い求めてきたキャベツが、
外側の葉の傷みをはがして、包丁で切り出すと、中身も一部が、澱(よど)れていることもあり、
この後も、このようなケースが幾たびもあり、やむなくキャベツを断念した。
この後は、レタス、サニー・レタスに代用しているのが、我が家の実態となっている。
このような体験をしてきた私は、
今回の《・・キャベツが「高級食材」に・・1玉598円の衝撃・・》、
学びたく、記事を読んでしまった・・。
無断であるが、記事を転載させて頂く。
《・・
☆夏の猛暑日が影響
物価の上昇が、庶民の生活を直撃している。
なかでも最近、顕著な値上がりを見せているのが、野菜類。
都内のスーパーをのぞくと、キャベツ1玉598円という信じられない値段がついている。
以前は1玉100円という超お買い得価格も見られたが、
今ではすっかり“高級食材”になってしまった。
なぜこれほどの異常事態になっているのか。
群馬県内のキャベツ配送業者がこう話す。
「2024年夏は、猛暑日が続いたため、秋用のキャベツ苗が、広範囲にわたって打撃を受けました。
その後、冬用の苗は、順調に植えたのですが、今度は雨がほとんど降らなかった。
野菜類は、ある程度大きくなれば、日が照るだけで案外育つのですが、
苗のうちは、水がないと育ちません。
そのため葉もの野菜全般のできが悪く、その結果、品不足が続き高騰しているのです」
群馬県内のキャベツといえば、嬬恋村の「嬬恋高原キャベツ」が有名だ。
同村内では「玉菜(たまな)」とも呼ばれている。
夏から秋にかけて出荷される嬬恋産の「玉菜」は、
全国のキャベツ総出荷量の半分を占めるなど名実ともに、
「日本一のキャベツ産地」として名をはせている。
一般的にキャベツは、高温や干ばつに弱く、生育の適温は15~20度ほど。
嬬恋の平均気温は、6月から9月がこの範囲にあり、標高800m~1400mの高冷地では
夏の降水量が多く、昼夜間の温度差が大きいため、おいしいキャベツができるという。
日本の平坦部では、秋から春にかけて多く栽培されるが、
嬬恋村などの高冷地では、夏から秋にかけて作られており、
国内全体で見ると、年間通して収穫が可能だ。
このためキャベツは、どこの家庭でも、年間通して食べられる身近な野菜だった。
それなのに年末に来て、一気に高騰。スーパーでは手を伸ばしにくい商品と化した。
「そもそもキャベツは、天候に非常に敏感な作物です。
特に夏場や秋の台風、長雨や異常高温など極端な気象条件が発生すると、
生育に影響を与え収穫量が減少することがあります。
例えば2023年には異常気象や台風によって農作物の被害が多く、
キャベツの収穫量も影響を受けて、供給不足が生じ価格が上昇しました」
(前出のキャベツ配送業者)
キャベツ高騰の背景には、天候不順だけではなく、構造的な問題も横たわる。
それは農家の高齢化による人手不足だ。
地元農協関係者が、生産現場の事情をこう明かす。
「キャベツの高騰で、農家は儲かっているように思われていますが、
出荷量自体少ないので、それほど収益は出ていません。
輸送コストも増える一方で、赤字寸前です。
それもあってキャベツ栽培をやめる農家が目立ってきました。
それを埋めているのが、ベトナム人、そして最近やってきたミャンマー人、インドネシア人の労働者です。
とはいえキャベツは収穫する際、
しゃがみながら包丁で、ひとつひとつ切るので、大変な作業です。
コロナの頃、外国人労働者が来日できず困っていたところ、
仕事を失った地元のホテル従業員が、キャベツ畑の収穫を手伝いましたが、
すぐに音(ね)をあげて、箱詰めだけをしました」
確かに大きく育ったキャベツはずっしりと重く、持ち運びに一苦労する。
地元農協関係者は、キャベツ農家の生活サイクルの苦労についても、こう言及した。
「キャベツ農家は、早朝というか深夜2時、3時から畑に出てキャベツを切り、
午前6時頃から搬出を始めます。
その後、苗を植えたり畑を耕したり、お昼ごはんを食べて昼寝をしてから
また畑に戻って農作業を再開し午後6時頃、夕飯を食べて同8時頃に就寝、
というパターンが多いです。
体力的に相当きつい仕事というほかありません」
野菜の高騰に苦しむ地元レストラン経営者が嘆くことしきり。
「キャベツ以前に円安のため、すべての食材が値上がりしています。
食材の値段が上がると消費税も上がるわけですので、
いずれメニューを値上げしなければなりませんが、
値上げすると、お客様がガクンと減るので、値上げしたくても簡単にはいきません。
飲食店経営者は、みな慎重ですよ」
農業従事者の不足や円安による輸送コストの上昇が続く限り、
キャベツ価格の高止まりは当分続くという。
残るは異常気象が繰り返されないよう、天に祈るのみか・・・。
デイリー新潮編集部 新潮社 ・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、《・・キャベツが「高級食材」に、1玉598円の衝撃・・》、
小学生の頃から、長年に愛食している80歳の私は学び、
やがて溜息を重ねしまった・・。
天候不順、農家の高齢化による人手不足、そして生育、収獲に伴う過重労働、
円安による輸送コストの上昇・・こうしたことが関連して、
キャベツ事態が高騰化になってしまている・・。
こうした中で、私が買い求めているスーパーは、
キャベツの傷み、そして中身の一部が、澱(よど)れていることもあり、
その部分だけ私は切り捨ててきたが、幾たびもあり、やむなくキャベツを
買い求めるのを断念している。
私は長年愛食してきたので、愛(いと)おしいキャベツの程々の高騰化は、
諸物価高騰の中、やむえないと思っているが、
中身の一部が、澱(よど)れだけは、勘弁してほしい、と願っている。