夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

改めて、齢を重ねても、寝る子は育つ・・!?

2009-11-26 15:53:17 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
平素の朝は日の出と共に起床し、夜の10時過ぎに布団にもぐり本を読みながら寝付くのであるが、
ここ一週間ばかり昼寝をすることが多いのである。

午前中に付近の遊歩道、小公園の散策し、
紅色、朱紅色、淡い黄色、黄色に彩られた数多くの落葉樹の錦繍(きんしゅう)の華やかな情景に見惚(みと)れたり、
早くも落葉し、路脇に吹き寄せのように幾重にも重ねはじめた彩りを観たりし、
この後に買物に行ったりしている。

そして昼下がりのひととき本を読んだりすると眠くなり、
2階の寝室に行き、電気毛布で暖かくなった布団にもぐり、
本を読んでいるうちに眠ることがある。

昨日は、集中して本を読みたくなり、昼過ぎから布団にもぐり読んでいたのであるが、
2時間ばかり寝てしまい、この後ふたたび本を開き、薄暗くなった5時過ぎに起きだし、
深夜の一時半に寝付く、ふしだらな日を過ごしたりしている。

たまたま昨年のこのサイトを開き、私は苦笑したのである。
【 齢を重ねても、寝る子は育つ・・!? 】
と題して、投稿していた。

【・・
私は年金生活の64歳の身であるので、ここ1週間は睡眠時間が増えたのである。

夜は6時間ばかり睡眠時間となり、
午後のひととき本を読みながら、昼寝を1時間前後してしまう悪い癖となっている。
昼寝から目覚めても、あと1時間ぐら眠れそうで、困り果てて、
けじめとして起き上がっているのが実情である。

私の現役時代は、多くの人と同様に多忙な身であったので、
平日は5時間眠れば良い方で、やむえず休日の時は昼寝を2時間前後して、補(おぎな)っていた。

私は苦手な夏の暑い季節が終わり、安堵してか、
晩秋のこの時節、布団の暖かなぬくもりでぼんやりと考えたりすることが、
何よりも好きなひとりである。

そして、こうしたぐうだらな生活をしていると、
緊張感をなくしたせいか、体重が一キロばかり増えたので、困っているのが実情である。

古来より、寝る子は育つ、という格言があるが、
齢を重ね、体力の衰え、少しばかりボケた私さえ、
この格言に適用されるのかしら、と微苦笑しているのである。

或いは、亡き作家・井上 靖の小説のひとつの中で、
東京オリンピック開催前後に発表された作品に於いて、
自身の母の高齢の状況、ふるまいを表現されて折、赤ちゃんのように還(かえ)ってよく眠る、
と私はこの一節を思い出したりしている。

そして私も、早くも赤ちゃん還りの始まりかしら、と苦笑している。
・・】

このように綴っていたのであり、私はあわてて本日のタイトルを上記のように、
改定したのである。
春眠暁を覚えず・・と古来からの伝えがあるが、
私の場合は、晩秋の昼下がりのひととき昼寝か、と体力を衰えた理由に甘え、
読書の秋ね、と照れ笑いしながら、家内に言い訳をしたりしている。




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