私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
雑木の多い小庭の百坪足らず敷地に古惚けた一軒屋に住み、
私達夫婦は子供に恵まれなかったので、2人だけの家庭である。
現役時代の民間会社に勤めていた頃、昨今の年金生活の今でも、
何かの話の間で、我が家は自動車がないょ、と私が云ったりすると、
どうして・・、と多くの方が驚かれることが多いのである。
若き独身時代に実家にいた時は、実家の自動車で人並みにドライブなどをした。
その後、結婚し千葉県の江戸川沿いの賃貸マンションに住み、
京成腺の『国府台』駅から歩いて5分程だったが、いずれは自動車が必要かしら、
と漠然と思ったりしていた。
そして2年後に、実家の近くに今住んでいる一軒屋を建て、
若さの勢いで茶室も家の中で設けて、予想以上の住宅と関連ローンの返済となり、
自動車のことなどは考える余裕がなかったのである。
その後、やはり自動車を持つ事も少し考えたが、
多くのサラリーマンと同様に勤務実態は、激務で合ったので、
ドライブをすることを思っても、二週間に一回程度しか想像が出来なかった。
こうした時、私が会社に行っている時は、我が家にセールスマンが来宅した。
『トヨペットですか・・』
とセールスマンが明るく大きな声で玄関に向かい云った。
家内は玄関の横にある洗面所の窓を少し開けて、
『なに屋さんですか・・』
と家内は云ったのである。
私が帰宅後、この話を家内から聞いたのである。
『貴方、可笑しいのよ・・
そのトヨペットの方、黙ってお辞儀をした後・・帰られたわよ・・』
と家内は私に云ったのである。
『その人・・トヨタの乗用車のセールスマンだょ・・』
と私は家内に云った。
そして私は、
『そのセールスマン、びっくりしていなかった・・』
と私は家内に訊(きい)たのである。
『少しばかり困ったような顔をして・・お辞儀をして帰ったわ・・』
と家内は微笑みながら、私に云ったのである。
家内は茶事は少し知っているが、自動車に関してはまったく無知であることを、
私の方も改めて知り、苦笑したりしたのである。
その後、私が40歳を過ぎた頃、自動車の購入の検討も考えたが、
バス停まで5分ほどの我が家は、通勤先の六本木、買物のデパートの新宿など、
一時間以内で行けるのである。
結果として、維持費と利用度を配慮すると、必要な時にはタクシー、ハイヤーなどを利用の方が安上がりとなり、
自動車の購入は断念したのである。
私は定年退職後のまもなく時、長きの期間のペーパー・ドライバーだった私は、
自動車免許書の更新を辞めたのである。
齢を重ね、判断力も鈍り、今頃から再び自動車を運転して、人身事故を起こした場合、
私の残された人生が狂うからである。
今の私は散策が好きで、帰路に我が家の付近の住宅街も歩いているが、
殆どのお宅で自動車を所有しているのに、改めて驚かされる。
私と同様に高齢者の宅が多く、ご年配方は何より歩くことが健康である、
と昨今の風潮も聞いたりしている。
そして地方の郊外であったならば、当然として自動車は日常生活に必要不可欠であるが、
都心の近い我が家の周辺は、もとより公共交通機関の利便性に恵まれているので、
60、70代の身で事故を起こさなければよいが、と余計な事も思ったりしている。
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雑木の多い小庭の百坪足らず敷地に古惚けた一軒屋に住み、
私達夫婦は子供に恵まれなかったので、2人だけの家庭である。
現役時代の民間会社に勤めていた頃、昨今の年金生活の今でも、
何かの話の間で、我が家は自動車がないょ、と私が云ったりすると、
どうして・・、と多くの方が驚かれることが多いのである。
若き独身時代に実家にいた時は、実家の自動車で人並みにドライブなどをした。
その後、結婚し千葉県の江戸川沿いの賃貸マンションに住み、
京成腺の『国府台』駅から歩いて5分程だったが、いずれは自動車が必要かしら、
と漠然と思ったりしていた。
そして2年後に、実家の近くに今住んでいる一軒屋を建て、
若さの勢いで茶室も家の中で設けて、予想以上の住宅と関連ローンの返済となり、
自動車のことなどは考える余裕がなかったのである。
その後、やはり自動車を持つ事も少し考えたが、
多くのサラリーマンと同様に勤務実態は、激務で合ったので、
ドライブをすることを思っても、二週間に一回程度しか想像が出来なかった。
こうした時、私が会社に行っている時は、我が家にセールスマンが来宅した。
『トヨペットですか・・』
とセールスマンが明るく大きな声で玄関に向かい云った。
家内は玄関の横にある洗面所の窓を少し開けて、
『なに屋さんですか・・』
と家内は云ったのである。
私が帰宅後、この話を家内から聞いたのである。
『貴方、可笑しいのよ・・
そのトヨペットの方、黙ってお辞儀をした後・・帰られたわよ・・』
と家内は私に云ったのである。
『その人・・トヨタの乗用車のセールスマンだょ・・』
と私は家内に云った。
そして私は、
『そのセールスマン、びっくりしていなかった・・』
と私は家内に訊(きい)たのである。
『少しばかり困ったような顔をして・・お辞儀をして帰ったわ・・』
と家内は微笑みながら、私に云ったのである。
家内は茶事は少し知っているが、自動車に関してはまったく無知であることを、
私の方も改めて知り、苦笑したりしたのである。
その後、私が40歳を過ぎた頃、自動車の購入の検討も考えたが、
バス停まで5分ほどの我が家は、通勤先の六本木、買物のデパートの新宿など、
一時間以内で行けるのである。
結果として、維持費と利用度を配慮すると、必要な時にはタクシー、ハイヤーなどを利用の方が安上がりとなり、
自動車の購入は断念したのである。
私は定年退職後のまもなく時、長きの期間のペーパー・ドライバーだった私は、
自動車免許書の更新を辞めたのである。
齢を重ね、判断力も鈍り、今頃から再び自動車を運転して、人身事故を起こした場合、
私の残された人生が狂うからである。
今の私は散策が好きで、帰路に我が家の付近の住宅街も歩いているが、
殆どのお宅で自動車を所有しているのに、改めて驚かされる。
私と同様に高齢者の宅が多く、ご年配方は何より歩くことが健康である、
と昨今の風潮も聞いたりしている。
そして地方の郊外であったならば、当然として自動車は日常生活に必要不可欠であるが、
都心の近い我が家の周辺は、もとより公共交通機関の利便性に恵まれているので、
60、70代の身で事故を起こさなければよいが、と余計な事も思ったりしている。
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