「新斗記」 Xin Dau Ji
最寄駅は佐敦。
前回、最終日の夕食に断念した粵菜の当店を、訪港のタイミングが合った友人に
提案したところ、快諾をもらえ、店の前での集合。
胃袋を集めた4人でのランチなので、品数もある程度は望めそう。
「四位」と告げ、指示を受けたのは2階の丸テーブル席。食器が可愛いわ。
まずは藍妹啤酒を注文し、料理選びのミーティングです。
馳名即燒乳豬(1/4)HK$188
マストで押さえたいのが当店の看板料理、子豚のロースト(燒乳豬)。
例HK$144、半隻HK$358、1隻HK$698という価格設定。
ほかのお料理も食べてみたいし、1/4でお願いしましたが、皮は完璧なまでの
パリパリ食感で肉はしっとり柔らか。
口に含み噛んだ瞬間の味わいが余韻となって広がり、脳天を揺さぶる衝撃の味わい。
カットされているので、4人だと1人あたり2~3つが配分されるわけですが、
もっと食べたいと強く思わせる魅力がありました。
(寝太郎) 子豚の丸焼きは日本ではハードルが高いからなあ。味わって食べるよ。
(ノブロー) 友人さんのお陰で、念願の子豚のローストが食えただ。めっちゃ美味えさー。
黑松露炒雜菌HK$108
香港の美味しいセロリがシャキシャキとした歯触りを添えるいろいろキノコの黒トリュフ炒め。
(寝太郎) あ、それ、僕のリクエスト。黒トリュフ炒め、食べてみたかったんだよ。
啫啫唐生菜HK$78
管理人リクエストは中国レタスの土鍋炒め。目前でスタッフさんが、混ぜ合わせてくれるのです。
レタスそのものの甘みが上手に生かされた炒めで、非の打ちどころなし。
箸休め的なポジショニングではなく、単品でもアピールできる味の力強さがあります。
碧綠蝦籽柚皮HK$98
次のお料理が登場。予想だにしなかったビジュアルにメンバーの視線は釘づけです。
中央の切り身魚のようなものは大きな柑橘類の皮を処理して作ったもののよう。
口当たりは滑らかで歯触りはほくほく。例えは適切ではないかもしれませんが、
タロイモを食べたときの食感に似ているみたい。
味に意外性や面白味があり、好奇心が刺激されました。
また、これはとても手間のかかる料理だと思います。
日本では食べれない料理をチョイスしてくれた友人に感謝。
北菇滑雞飯(毎煲)HK$48
〆はシイタケ(北菇)と鶏肉の煲仔飯。
お店によっては土鍋のサイズが大きいため、ある程度の人数を推奨する
ところもあるようですが、これは2~4人でシェアして丁度な感じ。
卓上で醤油を回しかけて――。
手早く混ぜ合わせる!米は魅惑の香りの長粒米。やっぱり、これでなくっちゃね。
嬉しい副産物のオコゲもパリパリと香ばしい仕上がりで、至上の喜び。
今回、日程が短いため、煲仔飯を食べる機会がないと半ば諦めていたので、
この一碗に幸せを噛みしめましたよ。
各自、香港での過ごし方があるため、ランチを共にした友人とはここでお別れ。
また日本で宜しくお願いしまーす。
新斗記 Xin Dau Ji
佐敦長樂街18號18號廣場地下及1樓
TEL 852-2388-6020
営業時間 月~日:11:30-03:00