「華記茶餐廰」 (ワァゲイチャーチャーテン) 渋谷店。
香港スタイルのカフェレストラン(茶餐廰)が市ヶ谷に続き渋谷にもオープン(2017年6月1日)。
よかったわ。移動距離などを考えると、私には渋谷の方が好都合なのであります。
ネット情報によると、場所は渋谷駅と代官山駅の中間のようですが、私は渋谷駅西口から
国道246号線にかかる歩道橋を渡り、山手線に沿い恵比寿方面へ向かう道を選びました。
さて、市ヶ谷のお店が人気を博しているという噂を小耳に挟んでいたので、ひょっとしたら
当店もその可能性大?待つのが苦手なため、ピークタイムを避け遅めのランチでトライすると、
これが功を奏したのか、はたまた奥まった立地のためか、少し階段を下りた地階のフロアは
先客もまばら。この状況に喜ぶなんて、お店には申し訳ない気もしますが、私達の作戦は成功ね!
端のテーブル席を利用。
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り
その他:箸(カトラリーケース内)、爪楊枝、紙ナプキン
着座後:メニュー
香港粉もの祭りを祝し、サッポロ生ビール@390×2、アサヒ瓶ビール@490を注文。(^^♪
ランチメニューからチョイスした三大炭水化物は――。
港式鼓油皇炒麺(香港風醤油焼きそば)@680(税抜)
細い香港麺はぽそぽそとした歯触りで、具材はちょっぴりのモヤシとニラ。
この独特の食感と媚びない味付けがたまらなくいい。
香港街場の焼きそばを彷彿とさせ、ひと口目で心射抜かれました。
(レンタロー) スープついてきたけんど、日本人向けにセットされたんかな。
こいはいらん思うだ。香港雲吞麵のスープと比べると、味も全然違って、普通だで。
香港雲吞麵(香港ワンタン麺)@850
自家製1日30食限定(自家製毎天限量30份)とのこと。
(ノブロー) あれま、蝦雲吞が麺の上に乗っちまってるだ。天地返し不要な。
ほか、具材は青菜と少しの黄ニラ。
雲吞に噛り付くと、皮はむちっと厚めで、海老はまるまるごろっと包まれたものではなく
すり身状ですが、下味は良好。
なお、スープはきちんと出汁をとっているよう。
微かにですが大地魚の風味を感じたのは、大地魚粉を使っているのかしら?
弾力に富み、中心に芯のある、しなやかなコシをもつ細い麺との相性も抜群です。
私達の後に入店したお客様2名も香港雲吞麵をオーダーしていましたが、それもうなずけました。
本場を感じさせる味わいに大満足。 これ食べなくちゃね。
牛肉腸粉@550(税抜)
腸粉は米粉を原料として作った皮の中に、具を巻き込みクレープ状に蒸したもの。
中には牛のミンチ肉が入っていますが、中央のみに少しの具が集中し、
等分された腸粉のうち、いくつかはもってりとした皮のみを食べることに。
まだ腸粉は不慣れな感じでしたが、タレの味は良かったので、今後に期待したいと思います。
蛋撻(エッグタルト)@200(税抜)×2
外側にタルト生地を使った港式エッグタルトではなく、マカオ式のパイ生地の葡撻。
ほろほろのパイ生地はほんのりと甘く、フィリングはふるふるでプリン感があります。
個人的に港式より、パイ生地の葡式が好きですが、
自分にとってのマカオの“女神”、「Cafe e Nata Margaret's」さん、
あの完成度の高い葡撻が忘れられないため、この生地で勝負されると、どうしても
反応が薄くなってしまうのであります。(;^ω^) が、決して不足があるわけではありません。
凍奶茶(アイスミルクティー)@380
(ノブ&レン) エバミルクを使った凍奶茶は、お茶の味が濃くて、濃厚なコクがあるだ。
香港をビシビシ感じただ。うめえ。
利用後振り返ると、当初想像していた以上に求めた味を得られたと思います。
足を運んだランチは大収穫でありました。
通常メニューから知り得たのですが、早餐(8:00~11:00)には火腿通粉をセットしたものもあり、
好奇心を強烈に刺激されました。
日本で香港の味を体感できる港式茶餐廰。
香港好きの端くれである自分も、またお邪魔させていただきたいと思います。
華記茶餐廰 渋谷店
東京都渋谷区猿楽町2-13
TEL 03-6809-0849
営業時間/8:00~11:00 11:30~15:00 17:00~22:00(L.O.21:30)
-店舗情報「食べログ」より-