廣東料理「中山菜館」
最寄駅は東急東横線「反町」
飯友さんとの会食にあたり、拙ブログにコメントを寄せてくださった
読者さん情報をもとに当店を提案し現地集合。
はじめて降りる駅でしたが、改札を出て正面の国道1号線沿いに立地しているので
迷うことなく入店することが出来ました。
表のエメラルドグリーンのひと際目を引く看板から期待を寄せたとおり、
店内は現地っぽい雰囲気がむんむん。早くも、このローカル臭に胸が高鳴ります。
カウンター席とテーブル席でレイアウトされ、食べログによるとその席数は23。
見ると厨房のシェフとフロアを担当するおばさんの2人で切り回している様子なので
これぐらいの席数で丁度良いのだと思います。
一足先に着いてしまったので瓶ビール(キリン)@500を注文し、グランドメニューに
目を通すと、なかには一般的な中国料理の紹介もありますが
ちゃんと廣東のツボを押さえてくれる料理もあり、しかもお値段がめっちゃ良心的なのです。
そして、入店時から厨房前に吊るされた焼物が気になっていたのですが、料理選びの最中に、
おばさんから「アヒルと鶏は今日作った」という話も聞けたため
チョイスしたのは以下の3品です。
烤鴨(焼き鴨)@1,200
梅ジャム(蘇梅醤)ソース付き。
臭みなく、皮はパリッと身はすこぶるジューシー。
焼味を提供する香港の街場のお店と比べると量が少なく思えるかもしれませんが、
このお値段でこの量ならとても優秀です。
下味で塗り込まれた塩の加減も申し分ないので、ソースなしでもバクバク食べれてしまう。
旨い旨いを連発して飯友さんと多幸感に浸りました。
炸大肠(ホルモンのパリパリ揚げ)@980
大腸は冷めてくると脂っこくなるから温かいうちにとサジェスチョンあり。
スイートチリソースは別皿でいただけると嬉しかったのですが、キュウリと白ネギを
サイドにソースをかけた状態でサーブ。
香ばしく揚がった大腸を噛むと、お掃除後の脂肪部分がじわ~っと口に広がり
ピリっとした甘辛さがシンクロしてくる感じ。
また、生活臭はほとんど気にならず、旨みへと転じていました。
蒜蓉炒生菜(レタスのニンニク炒め)@1,000
レタスは1個分ぐらいは使っているのでは、と思うほどのボリュームに歓喜。
こうでなくっちゃね。
2人でシェアしても余り有る炒めはニンニクがきっちり効き、現地の食堂で
食べているような骨太さを感じました。
さて、カメ出し紹興酒もありましたが、ドリンクはリーズナブルな紹興酒(ボトル)
@1,500×2を追加注文。会計は3,500円ほど。
のん兵衛なので変わらず飲み代が会計を圧迫していますが、焼味をつまみに
ガッチリ飲んでも、このお値段なら財布に余力を残せます。
ローカルさが漂う店内の雰囲気に焼味。
以前、香港(九龍側)の燒臘店で食べた夕飯を思い出してしまいました。
またお邪魔したいなあ。
中山菜館
神奈川県横浜市神奈川区松本町1-2-1
TEL 045-322-0124
営業時間/11:30~14:00 17:30~24:00
-店舗情報「食べログ」より-
※ヨン様、ご紹介有難うございました。