その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

遠い想い出…

2025-01-14 06:36:34 | 巡礼

頂き物のカステラを早朝の夜食?に

 「屋根から落ちた雪を農園に捨てさせて欲しい。」「毎年のことですからどうぞどうぞ。」さすがに、「そちらが要らないモノは、こちらも要りません。」とは言えない^^;(正直言って、雪解けは遅くなるし、どこから混じるのか小石が入ってしまうし、ありがたい頂き物ではないのである。)酷い輩になると、何の断りもなく、そして自分の畑があるにも関わらず人の畑に雪を飛ばしてくる。小さなことで諍いを起こしても仕方が無いから黙っている…しかし、黙っていると小さな不満は溜まるものである。まぁ、人付き合いとして諦め、それ以上はお付き合いしなければ済むだけですけれどね。小皿に取り分けたカステラ…小学1年生の時に、今は亡き親父が、突然子どもに海を見せたいと思い立ったのかも知れない。出張で日本海(酒田市)に行くついでに、朝5時前にたたき起こされ連れて行かれた思い出がある。当時はドライブインが隆盛期…しかし、朝飯の時間には早く、「カステラパン」と牛乳を買い与えられた。空腹だったのかなぁ…カステラと牛乳の組み合わせが新鮮で、世の中にこんなに甘いものが存在するのか、なんて凄い感激を覚えたのでありますが、その後何度か同じ組み合わせで食べても、あの感激に巡り合えない。当時は、香典返しに「砂糖」が使われていた時代であるから、「砂糖」は高価だったに違いない…甘味に飢えていたんだろうなぁ(笑)


朝から「カツ丼」…今日も排雪がんばんべ^^;

 さて、待っていたところで誰も助けてはくれないから、次の大雪に備えてハウス周りの雪の山を前の水路で少しずつ消雪しております。降っている最中は、家屋敷の雪を消さないことには生活できないから、農園の雪を水路に運んだのでは嫌われる。したがって、降りしきる雪は、先にトラクターショベルで運んであげて、年寄りたちの家の雪を片付け、その次にハウス周りの雪を排雪する順番を守っております。(それも天気予報を確認しながら、翌日雪が降らないことを確認しながらね^^;)凡そ3分の2ほど片付け終えたかなぁ…これでまた降ったらどうするのよ?やり場に困ったら、トラクターで畑の雪を押し進み、畑に捨てるしかあるまいて^^; とにかく、稼ぎ頭のハウスを潰す訳にはいかないのでね。


お前、焼きそばも食うんかい?ちょっぴりね^^;

 はてさて、13日は「成人の日」だったんだなぁ。「大人として…」新成人の立派なコメントが垂れ流される。『おやじぃ』なんかさぁ、もう3回目の成人式を経験しているのに、まだまだ「大人」に成り切れていないような気がしますが^^; 当然『おやじぃ』の第1回目の成人式は、大学寮のある居住地から案内が届きましたけれど、住所を移転しているから地元の高畠町からは案内はありませんでした。(地元の同級生たちと真夏の成人式、同級会を経験していないのだよ^^;)居住地の市の成人式といえば、当時主催者であるはずの市長さんが、ご婦人(生け花の先生だったかなぁ?)を北海道出張に同伴したことが発覚し、祝辞を述べるという役から逃げ出したようである。「大人なんてその程度のものよ^^;」ましてや、成人式に着ていく服も無かったしね。「服なんてどうでもいいじゃん!」なんて言われましてもねぇ…ジーパンと大学のエンブレムの入った生協の安物のヤッケでは「常識が無い。」と『大人たち』は言うに違いない。貧乏学生なんてそんなものよ^^; さすがに、実姉の場合は、母親が貸衣裳を準備してくれたようだけれど…。
 今では、どうでも良いやと思っている過去が、何か最近蘇るのよねぇ…いよいよ、終わりが近いのかねぇ^^; 良いのいいの、目先の雪を片付けるのが先…そうして目先の課題だけを追っかけてきた日々だったような気もしますがねぇ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする