本日の夢屋四十八手、決まり手は『網打ち』であります。
画像解説にもありますが、投網を打つ姿勢ににていることから名付けられた技とされています。川魚漁では、投網による漁も魚種によって様々ありますが、我が在所では愛好者によって『瀬バヨ漁』が行われます。これは春先に「瀬付く(産卵のため浅瀬に寄る)ハヤ(ウグイ)」を文字通り、投網で一網打尽にする漁でありますが、素人が真似ても投網は中々開かない…獲れるのは、川底のごみばかり。オヤジたちに無断で投網を使い、ごみ取りをさせられた記憶があります。大相撲では、端正なマスクで人気のあった「霧島」関が晩年決めた一番があるようですが、かれこれ16年程前の記録のようです。
お昼休みに近くの養魚池を歩いていますと「カルガモ」が陣取っています。カモ…網…こうしてカモを見ていると『かも取りごんべえ』が頭をよぎります。カモたちが、池の氷で足を取られていたり、網を打ったりと、地方によってお話のバリエーションに広がりがあるようですが、私が御幼少のみぎり、幼稚舎の先生に聞いたお話は…「ごんべえ」さんが餌を池に投げ込み、カモが口からパクリ、あまりにも勢いよく飲み込んだものだから、お尻から餌がポロリ。これをまた次のカモがパクリのポロリ、パクリのポロリで鈴なり状態。足音に驚いたカモが一斉に飛び立ち、「ごんべえ」さんはお寺の塔の相輪にしがみつくというお話であったような気がするのですが、落語とか大人になってからの知識もゴチャゴチャになって、記憶が定かではありません。しかし、夢屋少年は、カモが餌を飲み込んで消化器官をアッという間に通過して、お尻の穴からポロリと出てくる件が大好きで、こうしてカモを見ているといつか試してみたいと思っていたことは確かであります。
今年の春先「なずな」が見つけられないなどと大騒ぎしておりましたが、「ニワナズナ(アリッサム)」が栽培品種として植えられておりました。
興味を持って「網を張って」おりますと、何かが引っかかるものです。「カルガモ」は、あまり美味しくないなどと言われておりますが、一度試してみるのも悪くないかもしれません^^;
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