『半三郎君♂』…7度目のサマーカットですか^^;
迷犬『半三郎君♂』の膝(正確には「足」かい?)の色を見て、「栗毛」という色味を考え、これがホントの『膝栗毛』だわねぇ…などと下らないことを思っていた。(「膝栗毛」とは、膝を馬代わりに…つまりは、徒歩で旅行することが本来の意^^;)彼の場合は、人為的に『短足』に改良された犬種だから、旅行(徒歩)は難儀するに違いない。
そこから、さらに飛躍して「膝栗毛」…江戸時代後期の作家「十返舎一九」の名前の由来は何なんだろうなどという疑問が湧きまして…どうやら「十返しの香(蘭奢待:黄熟香)」が由来らしいことを知る。『10度焚いてもその香りが失われない。』といわれる名木の「黄熟香」…「香道」にも長けていたといわれている「十返舎一九」の辞世の句が「… 線香の 煙とともに 灰左様なら」と詠んだとされているから、最期まで洒落の利いた人のようにも思える。まぁ、この節定番となっている『半三郎君♂』のオシャレと掛けたお話でありますけれどね^^;
十返(とがえり)すれば…飽きる^^;
さて、10回繰り返すことを「十返(とがえり)」と言うらしい。「読書百篇、義おのずから見(あら)わる」などとも申しますが、凡人『おやじぃ』が「十返」「百篇」など書物を繰り返し読んだことがあるはずもない。そもそも、10回、10年と熱心に何かに取り組んだことがあるかということさえ、甚だ怪しいのでありますよ^^;
はてさて、今度、指摘を受けたら素直に受診しようと思っていた「健康診断結果」…案の定、血圧は『高値安定』、大腸は?あらら、目の異常も指摘項目が増えている。「2年連続で要受診が続いたら…」という初めの決意はどこへやら。「加齢による老化現象の表れであるわなぁ…。」と全く意に介していない。(何のために、人間ドックを受けているのか意味不明^^;)『指摘、十返者一苦』…こんなことを繰り返していたら、本日のお題「十返舎一九」の人生の如く、不自由で孤独な最期を迎えるに違いない。(享年67歳とされている。)そろそろ、自分の身体の衰えに真剣に向き合わなければいけない年齢なのにねぇ。今まで、一番長く続いたと思われる『夫婦関係』…自らの不摂生で「灰、さようなら」では洒落にならないもんなぁ(笑) いや、笑い事じゃないわ…。