<すみません。修正が分からず、ページのトップに中国からの入国者が今年の1月に100万近くいたことを示す統計がでて、動かせません。あとで、この数字が出てくるので、ひとまず表から、100万人弱中国から来日があったこと確認して、読み進んで下さい>
*ああ、韓国との応酬があって、韓国の人の来日は6割近くもがへっていたんだ!
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3月24日まで7月のオリンピック開催を夢想していた政府。そのコロナウィルス対策は、何もかもが1ヶ月以上ズレていると私は感じている。
今回見てほしいのは、現在の空港検疫のあり方だ。現在、PCR検査が東京都でまだ能力が十分に発揮されていない段階で、1日13000件のPCR検査能力かあると言われながら、実際に行われている検査は8000件位。その検査の中で 2,検疫所とかいてある項目を見ていってほしい。ダントツに増えたのはどこか。4月3日からだ。連日3けたでも500~900人のPCR検査が行われている。
表1
これが、どうして始まったかというと、ネット新聞のココの説明によると「政府は31日、新型コロナウイルスの急速な感染拡大に対応するため、新たに49カ国(渡航中止勧告)に引き上げた。対象は世界全域の73カ国・地域へと大幅に拡大した」「3月下旬に陽性が確認された4人に1人が海外からの入国者だったことなどを考慮した。対象地域に2週間以内に滞在した外国人は特段の事情がない限り入国できなくなる。大幅に増えた対象地域に中長期で滞在している多くの日本人が帰国することが見込まれる。帰国する日本人は、全員が感染の有無を確かめるPCR検査の対象となる」「日本人も含め、自宅やホテルなど検疫所長の指定する場所で2週間待機し、公共交通機関を利用しないよう要請する」 とした措置だ。
アベノミックスとして経済を活況づけるのに大きな役割を果たした観光業。フェアプレイ精神を掲げるオリンピックの誘致に、賄賂を使い 、首相が先頭に立って嘘をつき、日本の7/8月を温暖な気候と立候補ファイルで嘘をつき、あまりに話が違うとIOCにマラソンの会場を北海道に変更させられ、トライアスロン会場の水質も問題にされて、暗雲がたちはじめていて、とうとうコロナウィルスで延期となった。 でも、私としたは、このオリンピックは、そのスタートから復興五輪は名ばかりだと感じ続けていて賛成できなかった。
しかしながら、テレビや企業はあちこちで宣伝にロゴを使い、オリンピックのマークが街中にあふれていた。そして、なぜか観光客はうなぎのぼり。
観光客が日本のあちこちに溢れ、過剰ぶりがニュースにもなった。光があれば影がでる。今回のコロナウィルスはまさにそれだった。
驕りに溢れて嘘をつき放題の報いを、国民も一緒に受けなければならないことがつらい。だが、観光業で益を受けたなら、それが逆に新型ウィルスがもたらす負の効果を生んでしまうことは、予見できたはずだ。そもそも東京オリンピックを前に、1000万人もの人が動く祭典に備えるために、そうした対策は当然考えられて然るべきはずだ。ところが、国立感染症研究所の予算はずっと削減され続けてきていた。
そして、中国のコロナウィルスのニュースが入るようになった1月中旬から、ちらほら日本に来日していた武漢の中国人観光客に感染者が出始めた。そして、(ひとーひと感染)がはっきり疑われる渡航歴のない観光バス運転手へのコロナウィルス感染事例がでたのが、1月29日だ。
そして、無症状での感染はついても、それと同時期に、チャーター便で帰国した人たちの間での感染で、すでに政府の知るところとなっていた。一般の私たちもホテル内で「陽性の2人もそれぞれ別の帰国者との相部屋で、同室だった人」が感染の心配が生じたために、個室に移しされた話に覚えがあるだろう。
本来なら、中国で新型の恐ろしい感染症がでたと聞いた段階で中国人観光客がこの12年で10倍になり1000万人近かったこと。1月にも100万人弱入国したことを考えれば、無症状で旅行に来た観光客が、バス運転手だけでなく、ガイドにも感染者もでたことから、日本を旅行し、感染を広げていると想像し、背筋が凍る思いにならないのがオカシイ。
でも、実際は背筋が凍るどころか、首相にも外務省にも、まったくコロナウィルスが日本に入ってくることへの危機感が欠如していた。どういう感覚をしているのか理解に苦しむ。だが、春慶節に是非と誘う北京の日本大使館のHPに、春節の連休期間(1/24~30)と、夏の東京五輪・パラリンピック開催時の訪日を要請する言葉があり、首相が祝辞で「多くの中国の皆さまが訪日されることを楽しみにしています」と呼び掛けていたという。
連休初日に祝辞をHPに載せると、これを疑問視する書き込みがネット上に相次ぎ、外務省が30日に削除したという。習近平・中国国家主席の国賓来日へ友好ムードを盛り上げたい首相の意向を踏まえた対応だったらしい。(ココから)
そして、日本は武漢を含む湖北省からの訪日規制はしたものの、習近平来日を控えていたためか日本が中国人の来日を禁止したのは、習近平来日延期が発表された3月5日だった。
*このようにシンプルに日付が一致するのが、この政府の特徴だ。共産党の人が、桜を見る会の名簿の書類要求を出した日にちょうどすでに処分する段取りで処分してしまったとか、ちょうど黒川さんの昇進にぴったりに定年問題の解釈を変更するとか。
<日々の新規感染者数は湖北州以外の中国全土で急激に減少しており、ここ数日では1日4人から20人程度になっている。この状況に入ってから、「私は果敢にも中国全土を対象とすることにしました!」と言われても、ただ単に安倍首相の決断力演出以外の何ものでもない>とyahoo newsのココ で酷評されている。
中国のことを弁護するつもりはないが、もし1月27日から中国が団体の海外旅行を禁止する措置を取ってくれなかったら、日本はどんなことになっていたのだろう。私は、心から中国の英断に感謝している。なぜなら、上に書いたように3月5日まで日本は習近平氏を受入れるつもりでいた位なのだから。
そして、ご存じの通り、これはもう繰り返して来たので過去記事で見ていただくことにするが、3月5日の後も、(表1)のように検査数能力をどんどん増やすといいつつ、能力も約束通りには増やさなかった。それどころか、その乏しい能力の4分の1とかしか使わないという奇策を続けていた。検査を押さえ込み数字を抑える意図なのか、「熱が37.5度4日以上連続して出るまでは、病院にいくのは控える」「帰国者・感染者に接触した人、高齢者、特別な持病のある人」だけがPCR検査を受け、陽性だったら治療をうけられるという高いハードルが国民と病院の間に設けられた。
それにより、患者は家で苦しんでいても我慢を強いられ、コロナウィルスと思われてもすぐには病院にいけない病院難民となり、「病院に患者が少なくなる」という他国とは正反対の「摩訶不思議な医療崩壊」ができ、そして今も続いている。
そして、実は上のことはこれまでも書いてきたことが多かったのだが、ここからが今日新しく作った資料の初公開です。
実は、空港検疫については何回かこれも書いてきたのだが、ココのブログを書いた時も使ったこの下の「空港検疫」をまとめて表にして、どんな推移をたどっているか見てみることにした。
下の(表2)は、4月12日の時のものだが、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について」という名前で毎日出されているものだ(ココ)。の国内事例とあるのが、皆さんが受ける時のもので、累計でこの4月12日では72801人のPCR検査がこれまで実施され、7509人が陽性とされ、4749人が何らかの症状があった人とわかる。陽性率10.3%(昔からの累計なので、他の資料から見ると今現在の陽性率は刻々と上昇している)
それに比べて、空港検疫の方は、15921人も検査しているのに、たったの121人が陽性とされただけ。陽性率たったの0.8%だ。さらに、陽性の人も無症状の人が多い。国内は確認中の人を除外しても63%が症状のある人、無症状が6%となっている。
あなたは、この数字から何を読み取れますか? 問題は、国内の人が検査能力が追いつかなくて検査がなかなかしてもらえないと苦しんでいたこと。そして、多分いまも。濃厚接触者なら検査しても無症状である可能性があるから、無症状か確認中の人も47%いると思われるが、その人たちを抜かせば、残りの人は(無症状どころか4日も熱にうなされないと辿り着けない狭き門をくぐって検査をし、陽性に診断された人)だ。自然治癒して、検査を終えて陽性になったが無症状ということは、限りなくゼロだろうから。
*例えば、「東京ので検査数が急に増大 」でチェックした時の検査件数(同一の人に重複あり)と陽性患者数で14.15日の2日をそれぞれみると、18%と12%の陽性率だった。
表2
そして、新しく作った表をご覧にいれよう。 上のような統計がでるようになったのは、3月28日からこの統計が上のように、すっきりとして読みやすくなったが、その前はかなり見づらかった。それで、(括弧内は前日からの変化)と書いてあるのを下の一覧表にして並べて見た。すると、予想したとおり、いろいろ見えてきた。
まずは、空港での「無症状で陽性」と分かった人の多さだ。皆、普通に入国して来られる身体状態である人を検査した結果なので、自然なことかもしれない。この方たちは、入国の際にPCR検査をされて、「検査結果が陰性の場合も、入国から14日間は、ご自宅やご自身で確保された宿泊施設等(※3)で不要不急の外出を避け、待機することが要請されるとともに、保健所等による健康確認の対象となります」(外務省「日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化」より)とある。
だから、検査をしなくても、2週間は待機を義務づけられているので、感染リスクは小さいし、保健所との連絡もあり心配はすくないのだ。
現在、病床が不足し、やっと検査をしてもらい、感染者と分かっても自宅待機を余儀なくされ自宅で亡くなっていたという悲しい例が2件続いて人々に衝撃を与えた。志村けんさんも自宅待機を調子がわるいけれど、帰国者でも濃厚接触も当てはまらず、4日目に医者が往診を受け、入院。その後、陽性の結果が出た。岡江久美子さんも自宅で4日熱があるのに様子をみて、病状を悪化させた。そして、お2人とも亡くなってしまった。
さあ、最初に出した、この施策の始めた理由をもう1回出してみます。「3月下旬に陽性が確認された4人に1人が海外からの入国者だったことなどを考慮した」
苦しんで熱や体調不良を我慢してやっと病院にいって、PCR検査をすぐ受けられれば治療も受けられず、初期の段階なら効果があると言われるアビガンも投薬してもらうチャンスもなく、入院した時は症状が悪化していて、でも幸運なら人工呼吸器を使ってもらえるかもしれない? まるで、これが日本の国とは思えませんね。
さあ、この国内で順番待ちして苦しんでいる人と、空港で症状のない人、どちらに検査をするのが「命を救うための正しい優先順位」でしょう。考えるのに時間が必要ですか? 小学生に問題で出しても、答えは同じになるでしょう。この施策をさらに続ける必要がありますか? *空港の検疫検査がなくなったら、それを周辺の検査に振り向けられるかという問題は別としてですが。
100万人の中国人をすでに1月に受入れた国。しかも、3月24日のオリンピック延期が決まるまで、検査を抑制し続けて。無症状の人がたくさん普通の生活をして、歩き回って生活していると簡単に想像されるはずなのに。(市中感染はない。クラスターで感染が抑えられる)と、どのような計算で思えたのだろう? この国が、空港検疫を実施すべきだったのは、いつ? 4月1日以降は4月10日だけ黄色だが、そこでも陽性率2.1%。
まずは、こんな形で、もう市中より検査のいらないほど感染者が少ない空港検疫する位なら、米国のように2月2日には中国の人の入国規制をするべきだった!!! いつも米国と足並みをそろえているのに、不思議な行動すぎる。思い当たるのは、習近平来日のことだけ。そして、3月5日の来日延期が決まった日に、1ヶ月以上遅れて制限をやっとはじめた。
防衛大の卒業式に祝辞を言うために参加した時も、首相はマスクしていなかった。マスクは、いらないと思っていたので後手に回ったのだろうか? 外出自粛が厳しくなってからのマスク配布、4月もう下旬だ!!!でも、まだ来ない? しかも、妊婦さんに先に届けられたマスクは不良品で回収。さらに、466億円も不透明なところがいっぱいで、回答は控えられている。国民は、自分でマスクを手作り済みで、<医療者に医療用のマスク、フェースシールド、防護具を>と言っている。それを聞いて、これから本気になって、それらを「頑張って国が供給します」?これまで、何をしていたの? 足りないと言われる前から動くのが、リーダーの役目ではないのですか?
PCR検査の増強・オリンピック延期の3月24日からやっと始まり、いまだ1日1万に達してない。それなのに、800人前後のPCR検査を、陽性率が1%にならない空港検疫に無駄遣い。
3月29日に西村大臣が病院を視察して人工呼吸器の増産を指示????
これを後手後手と言わずになんと言うのだろう?
この政権は、「ほかの政権よりよさそうですか?」自分の大切な人の命がかかっている今も、そう言えますか?
森友問題の解明は?赤木さんの明かした新事実に応じて再調査しない理由は?桜を見る会の領収書は?名簿は? メロンを配った議員、IR汚職の議員、首相が渡した破格の選挙資金で逮捕された河井議員・・・コロナウィルスのお陰で忘れていましたか? でも、すべて「丁寧な説明」がなかった。
野党が足を引っ張るから、コロナ対策も後手に回ったと弁護する人がいたが、全て簡単なことだ。真実を話せば早いのだ。うそをつき、ごまかし、隠すから話が終わらないだけだ。
法律に違反した議員は責任をもって議員辞職させること。桜を見る会の問題など、名簿を捨てるはずがないだろう。来年もやろうと思っていたのに。出せばいいのだ。ホテルの領収書もないなら、ホテルに帳簿でも何でも公開してくれ、と言えば簡単に終わったはず。
赤木さんの大事な遺言が新事実を語っている。終わった問題なはずがない。ちゃんと資料を出して下さい。
隠し、ごまかし、嘘をいい続け、責任をとらないというから、問題が終わらないのだ。首相の対立候補だった方の言葉、「正直・公正」ということが、党内でどうして批判をあびるのだろう。 こんな当たり前の、まっとうな主張を取り下げさせる人ばかりの党。それが、国民の支持を1番集めている? そんな国で、日本はあり続けるのだろうか。
野党の方も、すべての国民の方も、一緒に考えてみないとこの国難は、いつまでも続きそうだ。
*ところで、娘に怒ってばかりでは身体によくないよ~と娘に言われますが、間違ったことに対してしっかり反論や批判を言えるというのは、民主主義の根幹を守ることにも繋がりますし、実は至って社会的にも「健康な」ことだと思います。木枯らし紋次郎の中村敦夫さんの朗読劇「線量計が鳴る」を見に行きましたが、中村さんが「こうやって言いたいことをいう。これが1番健康にいい。僕、元気ですよ~今」って言ってました。 あと、音楽、私の場合はピアノですね。家でできて飽きることがない。そして、天体。これも3密とは無縁で、しかも自宅の窓からでも、世界のどこに済んでいても楽しめる。特にお月見。さらに、どこかで書いた気がしますが、太極拳の練習を始めて身体も動かしています。ベランダの植物や庭仕事も気分転換になります。
あと、ラジオ体操も日課にするとよさそうです。テレビでこの前、変わったラジオ体操をNHKでもやっていましたが、「幻のラジオ体操第3」というのも有酸素運動になる激しいヴァージョンで人気がでているようです。
皆で、明るさも忘れずに頑張りましょう!