正月気分の中、水爆実験を強行した北朝鮮。不安な2016年の幕開け。
水爆反対に立ち上がった人の声を聴きながら、私は福島のことを思い出しました。
ちょうどその時、福島の写真を撮っている中筋純さんの「国内は2月の銀座を皮切りに、和歌山、広島、新潟、愛知、函館、札幌、長崎と回る」という計画をみました。
チェルノブイリと福島の写真展が、まず銀座からスタートします。
銀座の写真展が2月3日~16日まで
<The Street View. Chernobyl to Fukushima>
2016年、1発目の展示! 銀座ニコンサロンにて開催いたします。
チェルノブイリと福島の街光景を4メートル級のパノラマ合成写真でお見せいたします。来年はチェルノブイリ事故30年、福島事故5年の年。5年前の震災直後、新宿ニコンサロンで余震で揺れる中、チェルノブイリの写真を展示したのを思い出します。当展示は福島県浪江町ご出身の歌人・三原由起子さんが詠んだ短歌に着想を得ました。
沈黙する風景は驚くほど饒舌であり教示的でもあります。
銀ブラがてら是非お越しくださいませ!...
■日時/2016年2月3日~2月16日(6、7休館)
10:30~18:30(最終日は15:00)
■場所/銀座ニコンサロン(東京都中央区銀座7-10-1 ニコンプラザ内)
是非、見に行ってください!そして、ツェルノブイリや福島に起きたことを忘れないために、多くの方に声をかけて下さい。
さらに、彼のfacebook の記事をみていたら、12月に福島に行ってきた時撮った動画がyoutubeで公開されているのを知りました。
これは、「原子力明るい未来のエネルギー」と書かれた双葉町の入口ゲート看板撤去の一部始終です。
なんで、この時期に撤去をわざわざしないといけないのでしょうか?
これを撤去しなければならない事実が起きたのなら、なぜ原発の再稼働をするのでしょうか?
誰か答えてください。
中筋純制作「原子力広報塔撤去」
たくさんの方が、この動画を見てくださいますように。
是非、心に感じることがあった方は、家族やお友達に教えてください。
福島のことを忘れて、日本を動かしていってはいけません。
福島のことも、70年前に終戦した日本の戦争がどんなものだったかも、忘れてはいけません。
大切な故郷を住めないようにしてまで続けなくてはいけない事業があるでしょうか?
人の命を奪う戦争に、正しい戦争というのがあるのでしょうか?
過去に学ばない人間は、同じ悲劇を繰り返す。
私は平和で平穏な日本のありがたさを心から愛し、次世代にそうした日本を手渡したいと思います!
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