昨日の夕方の奇跡のような月との出会いの時と同じように、今日も夕方の空は雲が地平線にどっかりと腰をすえ、ほんの少しの隙間を残して、上からも雲が迫っていた。
でも、昨日がそうであったように、(これだけ隙間があれば、待っていれば月が現われてくれるのではないか)と思えた。そして、待つことわずか3分。私が来て待つのを月も待ち構えてくれていたのかと思えるほど直ぐに、上の左側の薄雲から月明かりが漏れ始めた。
まずは、見え隠れしながら姿を見せ始めた動画をとった。上の写真かココをクリックで、youtubeに飛べますのでご覧下さい。動画を録っていたら、どこからか車で帰宅した親子連れが、「月を撮っているのですか?」と聞いてきたので、「そうなんです。今ちょうど、あの雲から出てきたところを動画で録っているんです」「動画ですか」「きれいだねぇ~、ママ」「これから、昇るんですか」「いえいえ、これから沈んでいきます」なんて・・会話が入ってしまったので、無料の音楽を加えています。
月が出てきてくれるとは信じながらも、本当に出てきてくれた時は、ドキドキ・ワクワクでしたよ。そして、雲から出た月が完璧に抜け出してくれたところで、動画はストップ。すかさず、写真に撮りました。
美しい地球照が撮れました。そして、アップを撮る時間もちゃんと私にくれたお月様。
まだ細いお月様、きれいでした。心が静かに満たされていくような月でした。
そして、この月を下で待ち構えていたのは、最初の写真にある西の地平を厚く覆い隠した巨大雲。細い月は、さようなら~と静かに、ゆっくりと別れを惜しんでくれながら沈んでいきました。
これも、動画でしっかり最後にすっかり姿が見えなくなるまで動画に収めましたよ。
沈む月の様子も、ココからか、上の写真をクリックしてyoutubeに飛んでご覧下さい。
ご覧になっていかがですか?後の月の雲に入って行く動きが速いのに驚きませんか。
空の星が、地球の自転で動いていくスピードは、予想以上に速いです。月は、地球の周りをそれに少し抗うように動いているので星よりも動きがちょっと遅いくらいなのにこのスピードです。 雲が風で流れ動いている時もありますが、たぶん、今日の2つの動画は雲は動いておらず、月が沈んでいったスピードで見えなくなったのだと感じました。
そして、同じ丸い地球の上に一緒に住んで同じ月や太陽を愛でる人間たちが、なんで大量に命を奪い合う戦争をするのか。心から悲しくなりました。
だから、束の間に現われたお月様に、人間が「分かてば余り、奪えば失う」ということを、自分たちが滅びる前に自覚し合えるように、お願いしました。だれもかれもが最近は、SDGsを目指していますというけれど、本当の「SDGs」って、まずその中心に、(自分や、自分の地域、自分の国という狭い考えを乗り越える)精神がないと実現できないことを肝に銘じて発言してほしいと思います。
「全ての地球に共に生きる命を大切にし、地球で持続可能な生活を送れる社会」、その実現には武器を構え合う軍事強化なんて発想にはいるはずがありません。脅かし合い、脅す関係の中で平和を構築するなんて不可能です! 軍拡は、たえまない軍拡と不安、懐疑心、恐怖しか生まないことは、歴史で多くの人が実体験で命を落として学んだはず。過去に学ばない人間は滅びます。
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