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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

200,000viewsにあと1歩。youtube「日本と原発」シリーズ・無料公開中

2022-05-16 10:05:52 | 知ろう福島のこと

   ヨーロッパで、ロシアからの石油や天然ガスや燃料がはいらないことから、脱炭素のために原発利用もやむをえないという機運が生まれているという。でも、実は核燃料のウランもロシアから輸入が多いという(ココから)。それは、もう原発から足を洗って人間が平和な世界を築くべき時代が来ている証しだ。

   日本においても、ベース電源に相変わらず原発再稼働を進めようとかいう動きが強く、脱炭素といいつつ再生可能エネルギーへの移行は、確立されていないようなイノベーション技術を待つような寄り道もあり、まだまだ素直に一直線には進んでおらず、海外に遅れを取っている悲しい現状にある(ココから)。でも、もはや日本が原発に後戻りなどしている場合でないことを、日本人が福島原発事故から学ばないでどうする!と私は声を大にして伝えたい。

   日本で原発を維持することは、まるで他国からのミサイル攻撃に対して、核弾頭を用意して待っていると同じ行為だまして、防衛力強化をして他国を挑発して、ミサイル攻撃へと挑発することは、とんでもない危険行為であることを知ってほしいと思う。

   そもそも、敵の攻撃などなくても、日本は4つのプレートが集まる大地震・大津波の起きる危険な地震大国。下の図をみて、世界の1割の地震が日本で起きている大変な場所であること。福島原発事故は奇跡的にそれでも更に広範な放射能汚染や首都待避を免れたが、南海トラフの巨大地震の発生確率は30年以内70%と言われていること。これを、しっかり結び付けて、こんな危険な日本に住んでいることを、頭の中にしっかり叩き込んでおいてほしい。

   下の図をみて、地震が少ないヨーロッパやアメリカ、アフリカ大陸などのと比べて、この津波の危険がいっぱいの日本の海岸に原発を54基も据えた人々の愚かさに呆れ、今も再稼働をいう人々に「トンデモナイ」と声を張り上げないでいられるだろうか。

              

 

                                出典:気象庁 (ココから転載)

    

 今日久しぶりに、これまでこのブログを訪れる方にお薦めしてきた「日本と原発4年後」のyoutubeをみてみた。すると、183,909 viewsになっていた。でも、日本人は、日本の将来を本当に考えるなら、上の図とともに、この映画を全員が見る義務があると思う。この映画を見て、再稼働を進める政権の間違いを心に留めて、参議院選挙では「日本の安全」を守る正しい選択をしてほしい。

 また、さらに、日本の再生可能エネルギーへの立ち遅れがいかばかりなのか。日本はこれからどうしなければいけないのかを「日本と再生」も見て、確かめてほしい。こちらは、現在12,409 view。見ている人が少なすぎる! どちらも無料公開されているので、是非見てほしい。こちらには、日本にもまだ生き残る道があると感じられる希望を見せてもらえる。

 

         

 

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香港のことを、忘れない!

2022-05-15 12:51:49 | 日記

   香港政府のトップを決める行政長官選挙が5月8日に開かれ、警察出身で2019年の民主化デモの鎮圧にあたった李家超氏が選出された。

   李家超氏は中国政府が認める「唯一の候補者」で、対立候補も出ない状況での異例の選挙となり、投票権を持つのは立法会の議員や金融業界、医療界などの代表で構成される選挙委員会の委員ら。 中国政府が掲げる「愛国者による香港統治」という方針から民主派は選挙委員からも事前に排除されていて、親中派一色の形式的な選挙となったということだ。(ココから)

   あの大群衆で埋め尽くされた香港が、こんな風になってしまうとは(嘆)

   また、5月11日には、中国政府に批判的な陳日君(ジョセフ・ゼン)枢機卿(90)やポップ歌手の何韻詩(デニス・ホー)氏を含む民主派4人が、香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕されたという。

   米政府は、陳氏らの即時解放を要求。ローマ教皇庁(バチカン)も懸念を表明し、緊密に状況を注視しているとした。地元メディアによると、陳氏は同日夜に保釈され、記者団に手を振りながら市内の警察署を去ったそうだ。(ココから)

   他のニュースソースでは、全員が保釈されたとも流れていたが、この中のデニス・ホーさんについては、彼女が民主化の活動家として果敢に闘い続ける様子を実録したドキュメンタリー映画「デニス・ホー」を見たこともあって、ずっと注目してきた。

   香港、中国でも大人気だった香港の歌手デニス・ホー。映画では、中国がものすごい力で香港の民主運動を押さえつけてくる様子がでてきたが、実際にすでに去年12月にも逮捕されている。この時も数日後に保釈されたが・・・常に、「やらせたいようには、やらせない」と力を見せ続けるのを忘れない、中国の周到な圧力を感じる。

   それにしても、(民主主義は、あの大群衆の大きな声をしても、潰されてしまう脆弱なものであること)を日本人は思い知らないとけないと心から思った。

  そして、このことを調べている時に、こんな外務省の文書に気づいた。

 

 

     

    外務省のHPのココに掲載されていた。G7として、共同声明のようだが、なかなか立派な文章である。

現在の(香港の行政長官)の選出プロセス及びその結果としての任命は、普通選挙という目標からの明らかな逸脱

「我々は、新たな行政長官に対して、香港基本法に規定されているとおり、香港において守られるべき基本的権利及び自由を尊重し、裁判制度が法の支配を堅持することを確保するよう求める

    とあるが、何だか、あまりにきれいで模範的な文章なので、香港のかわりに「日本」と入れ替えて、これが自国で実行されているのか?と疑問に思えた。

    金で票を買おうとするような公職選挙法違反の横行を始めとして、コロナ下でも自分たちで決めたルールを守らない政権。長期政権になっての国会無視や、官僚の忖度を引き出して行われた恥をしらない行為の数々のあとで、よくもこのような文章を掲げていられるなぁ~と驚いた。

    そして、このように、英文まで付けて公表している限りは、来る参議院選挙前には、是非、ここにあるように「普通選挙という目標からの明らかな逸脱」をすることのないようにしてほしいと願う。

    たとえば、北朝鮮のミサイルや、ウクライナへのロシア侵攻を利用して、あたかも(武力強化しないと日本は守れないと言って国民の不安を煽って、自党の防衛費増強、反撃能力をつけるための憲法改正が正しい)かのように間違ったプロパガンダを広めたり、お金を使って票を操作するのだけは止めてほしい。そもそも、以前の選挙では、国民の代表である国会議員の質問を証拠も出さずに、森友・加計問題を、嘘やごまかし答弁をしてやりすごし、北朝鮮のミサイルを利用して、国民の目をそらして政権を維持したように思う。国会に真摯に証人を出し、答弁をしない政権なんて、民主主義の国であってはならないはずなのに。もう、2度とだまされないように国民はしないといけないと思う。

    さらに、中国には香港の選挙について「基本的権利及び自由を尊重し、裁判制度が法の支配を堅持することを確保するよう求める」と、ここでもきれい事をいっているが、黒川事件で明るみに出たような政権の検察人事を政権の自由にできる人物に据えようと検察法まで改正しようとした行為を、国民にはしっかり忘れずに、「3権分立を正しく守れる政権」を参議院選挙では正しく選んでほしい。それが、わたしの切なる願いだ。

 

 

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サギのように白い月が雲からでてきました

2022-05-14 16:02:16 | 惑星・天体ニュース

   今日は、図書館に行くときにいつもの貯水池にサギがいるのが見えました。急いで図書館で本を返して受け取り戻ると、ちゃんとサギは待ってくれていました。

   夏に向けてすっかり羽を衣替えして、こんなに美しい姿を惜しげもなく見せてくれました。

     

   なんか、バレリーナの衣装のようですね。チュウサギかと思いましたが、ココのページに嘴付近の色でなく目の後ろまで口角が伸びているのがダイサギとあったのからいくと、ダイサギでしょうか?

   ともあれ、素敵な姿を堪能させてくれてありがとう。

   そして、夕方になると、絶望的に多かった雲が少しずつ遠慮してお月様に場所を譲ってくれるようになりました。

     

     ほら、薄雲の中に月が浮かんでいるのが見えてきました。

                 

         公園まで見に出ると、小さな雲がポワポワまわりを囲んでいる中で、ちょっと面白い感じに月が見えました。今日は、ちょっと面白くないことがあって夕食後、月を見に出て、ついでにハーゲンダッツのアイスと気に入ったちょっと高いブドウジュースを大人買いにスーパへ。

         でも、思い切り買っても何だ3000円ちょとでした。帰りに重い袋に苦笑いしながら、見上げた空には今にも雲の中に入ってしまいそうなお月様が。「ちょっと待ってぇ~~~~」

          

       お月様が、「まあまあ、イライラしない、イライラしない。イライラしても、自分が面白くなるだけだから~」と空から、最後に満面の笑みをみせてくれたので、写真を撮って家に帰りました。

           

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アゲハチョウの幼虫の季節

2022-05-14 15:23:57 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

   先週だったか、我が家のベランダの小さなレモンの木にアゲハチョウがやってきて、そばをウロウロ飛んでいました。実は、これは毎年のことなので、もしやと思っていましたら・・・やはり、アゲハのお母さんが、卵を産んでいったようでした。

 

       

     こんな姿を見ることができました。この幼虫と横に見えるものは何だと思いますか?

     孫に、LINEで写真を送ってクイズ風に聞いて見ると、「親子?糞?」と答えが返ってきました。残念、ハズレでしたっ。

     これは、大きく成長するために、脱皮をした服が並んで横に脱ぎ捨てられたものです。チョウは、5回脱皮をして最後は大変身。これまでの鳥の糞のような姿だったのが、最後にはきれいな青虫になります。

     以前、卵からふ化するところも見たことがありますが、殻を出てから食べていました。(下のは、以前の卵の殻を食べている写真です。可愛かったですよ)

             

     今回も、この幼虫たちも脱ぎ捨てた服をきれいに食べて片付けたようで、服はいつのまにかなくなっていました。      

     さて、それから2日後、小さなレモンの木のあちこちで成長していた幼虫の1匹の様子がおかしいことに気づきました。顔を近づけてみると・・・蜘蛛が食らいついて、幼虫を食べていました。キャーッ! でも、もう時すでに遅く、すっかり体液を吸い取られてしまった幼虫は動いていませんでした。

     

      こんなか細い感じの蜘蛛が、自分の身体より大きい幼虫を食べるとは予想もしていませんでした。何という蜘蛛なのだろう?分からず、知恵袋で尋ねてみたら、「ササグモ」との回答を寄せてくれた方がいました。でも、調べるともっと痩せたお腹をしていて・・・これは、食事後でお腹が膨らんでいるのかと、羊を食べた狼の話を思い出しました。

      

      しばらくしてから覗いてみると、さきほどの幼虫は影も形もなく、蜘蛛もいなくなった?と思ったのですが、葉陰に身を隠していました。他の幼虫がすぐそばにいましたが、でも、もう狙う様子はありませんでした。でも、お腹が空いたらわかりません。危険な蜘蛛は、葉っぱごと、よそへ引っ越ししてもらいました。

      ところで、今朝起きて、改めて幼虫の数を数えてみると、7匹だった幼虫が減るどころか8匹に増えていたのに驚きました。

      そうなんです。まだ他にも卵があったらしく、次々にまた幼虫が育っていて、残りの無事に大きくなった幼虫と一緒に静かに葉を食べていたのです。

      犠牲になることも見越して、アゲハチョウは子孫をたくさん産んでいくのですね。毎年、青虫まではたくさん見られますが、青虫になる頃には、このレモンの木では葉が足りなくなり、庭の背の高いレモンの木に移動させるのも習慣になっています。ただ、そんなに大事にしていても、蛹になる姿はなかなか見つけられません。今回のように、外敵の蜘蛛や鳥に食べられてしまったのかもしれません。もしくは、私にも見つけられない安全な場所で蛹になってチョウになれたのかもしれません。

      今年は、蛹になるのも見られるでしょうか? 大きい木には産んでいかずに毎年この小さいベランダのレモンに卵を産んでいくアゲハチョウ。何だか、不思議です。私を楽しませてくれるために、私が気が付きやすい、こんな小さなレモンの木に産んでいくのでしょうか?

 

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今日も月に会えますよっ!

2022-05-11 19:43:48 | 惑星・天体ニュース

   今日も予想外に天気がよく、午後になって外に出てみるとあいにく東の空に雲がでていて、「ダメかな」と思っていたら、隣の庭から隣人が、「お月様は、そこに見えているわよ」と教えてくれました。いつの間にか、立場が逆転してお月様の場所を教えてもらうようになってしまった~というのも、残念というより嬉しいことです。

   見上げると、確かにお月様が・・・雲の真似をして白く浮かんでいました。

   

    ゆっくり探せば、月の弧で直ぐ分かるのですが、急いでいる人はきっと雲と一緒に見過ごしてしまうお月様ですね。

      

      そして、こうやってみると全然分からないのですが、暗くなると・・・

          

          今日のお月様が、「取っ手のついたお月様」なのに気づきました。

          

         ちょっと「取っ手」というのがどこか分かりづらいですか?白黒にすると、コントラストが強くなって分かりそうですね。

          

       誰から、取っ手で捕まえた月をどこかに放ってみたくなるでしょうか? 月は大切な地球の仲間。誰も、この取っ手を使わないようにお願いしますね。月の話から、久しぶりに隣人と愚痴のコボシあいができました。ちょっとこうやってガス抜きさせてもらえたのも、お月様の繋いでくれるご縁です。

       世の中、幸せそうにしていても、100%幸せな人なんていない。そう思えました。

       今日は、家にいながらにして、たくさんの人達と楽しい交流ができました。今日が無事に楽しい1日になったことに感謝して。明日も、よい1日になりますように。お月様、いつも私たちを見守ってくれてありがとう。そして、ウクライナの人達をどうぞ守ってください。早く、平和にこの戦争がロシアの侵攻が間違っていたと認める形で収束されますように。

 

 

  

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半月過ぎてやっと会えた月

2022-05-10 22:34:45 | 惑星・天体ニュース

  天気が悪い日が続いて、月がみられずブルーな気分が続いていたが、今日は朝から晴れていた。月の出は12:07。存在感を日増しにましてきたお月様は青空の中できっと姿を見られるだろうな。そう思って見上げた空で、気持ちよさそうに浮かんでいるお月様を見つけた。

   

   緑の木の向こうに、月が浮かんでいた。

       

        「わぁ~、お月様、とっても久しぶりですね。それにしても、何だか、艶やかなお顔をしていますね」

        こちらも、お月様の明るい顔に笑顔を取り戻せました。

        見ないでいる内に昨日の朝に上弦の月を迎え、今日はすっかり半月をすぎた姿をみせていたお月様。何だか、これからまた天気の悪い日が続くようですが、これくらいになれば少しの雲にも負けず、これからも会えるかなぁ~。

        とりあえず、今の内に楽しんでおこうと、時々外に出て今日はお月見を楽しませてもらいました。

        

        今夜は、夜中の1:55まで沈まないお月様ですが、今は雲がでてきて輪郭がしっかり見えない朧月さんになっていました。

        いいタイミングで出てきてくれたお月様。うっかり大事なメールを見落としていたミスにもどうにか気づけて、明日、上手くすると素敵な出会いが待っていそうです。外に出かけたり、楽しいことが最近すくない私ですが、明日はラインでいろんな経験ができそうです。

        今日も無事に1日を過ごせたことに感謝して。明日、期待通りの素敵な1日を過ごせますように。

        そして、このブログを読んで下さったあなたにも、素敵な1日となりますように!

 

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読売新聞と産経新聞の読者へ(続)

2022-05-08 23:27:57 | 日記

  1つ前の記事に書き切れませんでしたが、日本で1番読まれている新聞は、読売新聞メディアガイド2021-22によると、読売新聞です。

  その購読者は全国紙で4割だとありました。これに産経新聞を入れると、48.7%。

  私がココで比較した「憲法の日・新聞6紙を比較」で、ウクライナ侵攻を見ることによって、日本が軍事を強化しないといけないという主張をした(読売+産経新聞)約49%に対して、ウクライナ侵攻を見て軍事強化へ繋げるのは間違いであると説いた(朝日+毎日+*東京新聞)の合計は40%! なんと10%近く少なく、さらに、そもそも、20年前には新聞発行部数が4700万部だったのが、今は3000万部になり、その新聞すら読まれなくなっていることも問題となっている。

   *東京新聞は41万部と発行部数が少ないのにも調べて驚いたが、東京新聞は(朝日+毎日)に足しても大きな差にはなりそうにない。

  日本の国民が、これから大事な国政選挙である参議院選挙を前に、どう情報入手をしていくのか・・・非常に心配になってきた

   

 

 

  この記事を読んで下さっている皆さん、情報は取り方次第です。

  いろいろな情報を比較して、根拠や、歴史の経緯など論拠がしっかりした情報源を読んで、日本の将来を決める参院選挙では、(ウクライナ侵攻の悲惨さを見て、戦争をいかに回避するかに心を砕くのが当然と私は思うが、反対に「殺戮を目的とする武器を強化することが平和の道に繋がるなんて物騒なことを平気でいい、「戦争放棄を謳った日本の憲法改正」に突っ走ろうという現政権)に歯止めをかけるどころか、背中を押すような選択は、間違ってもしないでほしいと、心から願っています。

  そして、「武器を強化することは、決して平和の道に繋がらない」「先の戦争の壮絶な時代を繰り返してはいけない!」そう強く心に思っている方は、それを心にしまっておかずに、ひとりでも多くの人に語りかけ、その大切なメッセージを広く拡散して下さい。

  

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読売新聞、産経新聞の読者の方へ

2022-05-08 13:32:36 | 日記

 昨日TBS報道特集をみていたら、ウクライナの軍隊がロシアに果敢に戦っている姿をみて、「日本も武力を強化して反撃能力をつけないといけない」との声を自民党が高めているという。そして、それに対して元自民幹事長の古賀誠さんが、<戦火を知る者として広島、長崎の惨状が忘れ去られたかのような議論を憂いて、「国際的な緊張が高まると、『保守の右』の人はこれまでも、そう動いてきた。一番心配したことが起きていると話している>と、伝えられた。

 (戦争経験者が減ったことで、『反撃能力なんてものでかたづけられない戦争の実相』が見えない、分からない人が増えている)と嘆く古賀さん。ココをみると、古賀さん自身は、4歳の時、父がフィリピン・レイテ島で戦死。戦後、行商で生活をつなぐ母の背中を見てきたこと。「戦争で夫を亡くし、苦労した母のような人を二度と出すまい」と政治家を志したことが書いてあった。

  確かに戦争を知らない世代が大半を占める日本となった。でも、私には分かる。ウクライナをみて、さらに戦争の残酷さ、悲惨さが胸にせまった。実体験しなくても、戦争の経験を引き継ぎ、戦争を2度と繰り返さないための智恵を得る事はできるはずだ。

  広島出身の岸田首相が、うわべだけ平和を語って「反撃能力」になびいた発言をするのは許せない。被爆者の方が泣いている核兵器禁止条約にも岸田首相は何ひとつ動くこともしない。とても広島出身の政治家をは思えない。被爆者の方達の苦しみや核兵器禁止条約を成立された努力を共有できない冷たさには驚く。マイルドな表情に惑わされてはいけない。

  この前、憲法記念日に6紙の新聞を比較し、<読売、産経新聞を読んでいる人には、ウクライナの戦争の惨状を見ながら、(日本も防衛力を高めないと~)とかの新聞の論調に、「そうか」と思っている人もいるかもしれない!>と思えて不安になった。そこで、反論のある方にはコメントに残してくださるのを期待しながら、私の考えを書いてみようと思う。

  まずは、自国の立場でなく、反対の立場に立って日本が「反撃能力」をつけ憲法改正した時のことを考えてみた。

  もともと、A級戦犯まで合祀している靖国神社に日本会議系の政治家が参拝するのすら非難し、日本の軍国主義復活に神経を尖らすアジアの国々。それらの国は、日本が平和憲法で戦争放棄を改正し自衛隊の軍隊化や軍備強化をしたら、どう思うだろう?

  さらに警戒して北朝鮮はさらにミサイルで日本を狙い、他の国も軍備を強化するのは目に見えている。相手の軍備強化に口実を与え、煽るようなものだ日本自身がそのやり方で、「他国の軍備におびえて、日本の軍備を強化」しようとしているのだ。相手はなぜ、さらに軍備を拡大してくると思わないのか??? これが、人間が陥る無駄な軍拡競争のはじまりだ。軍拡競争が核の保有に至った現状をどう考えるのか?

  まったくもって過去の経験を無視した、お目出度い愚かな考え方だろう。「核シェア」の話に至っては、沖縄の声に耳を傾けなければいけない。返還前に核兵器が配備されていた沖縄。守られているのでなく、核ミサイル攻撃を受けたら沖縄全滅すら覚悟しなければならなかったのだ。

  日本は先の戦争で、今のロシアのように突然攻め入って戦線を拡大し、アジアを侵略し、アメリカの真珠湾を奇襲攻撃し、最後は原爆を広島・長崎に落とされた。そして、日本はボロボロになって敗けた。そんな経験を持つ国が、なぜ、ここで同じ誤りを繰り返そうとするのか。

  ドイツ帝国初代宰相のビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は、歴史に学ぶ。賢者は過去の他人の失敗から学び同じ失敗を繰りかえさない」と言ったそうだが、日本の長期政権を担って来た人は、経験にさえも学ぼうとしないので、「愚者以下」だ! 愛国心が大事と年号や国家・国旗掲揚を強要し、歴史をねじ曲げて子ども達に「侵略」した事実を教えない。過去の戦争で、日本があたかも唯一の被爆国として「被害者」であったかのような錯覚を植え付ける。そんな事実に反した教育では、アジアの人々との交流で恥をかき、呆れられるだけだ。国の相互理解は、過去の歴史の経緯を正しく互いに知った上でしか成り立たない。

  産経新聞、読売新聞は、その辺の配慮や思慮がなく、勇ましい発言をばらまき、まさに<戦争をしらない世代の戦争知らずの平和ぼけ発言>をしていると言わざるをえない。「反撃能力」なんていう人達は、少しは、戦争経験者の声に耳を傾けたり、戦争の記録や勉強をしたらどうだろうか。<軍拡で相手を刺激していくことこそが、戦争に繋がっていく行為>という認識がない、想像力の欠如。

  人が疑心暗鬼になって、片方がナイフを取り出す。こちらもナイフを取り出し威嚇し合う。その一発触発の喧嘩状態を作るのが、いまの長期政権の人達のやり方だ。「武器をもって脅す手で、人は平和を手にすることは決してできない」そんな当たり前の発想や想像力をもてない人達に政権を持たせ続けてきてどうなったか・・・

  お金でプロパガンダを強化し、恥もなく直接ばらまいて票を買い多数をとれば国会で証人をだすのを拒否し、ごまかし、ろくに説明責任もはたさず強行採決で安保法制、共謀罪、軍事予算の拡大も決めていく。異論排除で学術会議の人事にも手を突っ込む。この恥も外聞も気にせず暴走する長期政権のあり方が、どうして「美しい日本」を作る「自由」で「民主主義」的な党のしていることと言えるのか。国民には、しっかり目を見開いて、過去の政権のしてきたことを忘れないでほしい。

  森友問題で明らかになった学園の幼稚園の驚愕のようす。教育勅語を暗唱させる、軍艦マーチ、(他国をやっつけてください)という驚愕の言葉もある。そんな学園の新設の小学校に首相の名が付けられ、首相の妻が名誉校長になりそうだったのだ!その小学校に首相が寄付をしたという話もあった。なんという時代錯誤!国際感覚の欠如。そんば幼稚園の教育を素晴らしいとする長期政権を、本当に支持しますか?

   長期政権の文科省大臣は、恐ろしいことに教育勅語にを肯定する発言をした。そんな日本を戦争に巻き込んだ考え方を色濃くもつ時代錯誤の政権に、日本の平和を愛するはずの国民が多数を取らせ続けていることが、私には今も信じがたい。

   異論を容認して、多様な意見をぶつけ合ってよりよい社会を目指す民主主義。長期政権に民主主義のその考えが欠如していることも、あげれば切りがないほどだ。NHKや民間放送局に圧力をかけるような行為をしたり、dappiを使ってネットで言論を誘導したり、異論を唱える人を敵とみる「こんな人たちに負ける訳にはいかない」という首相発言。検察庁法改正案で明るみにでた黒川検事問題。コロナの蔓延防止制限下での麻雀賭博を週間文春に暴かれてお粗末な辞任となった黒川氏だが、「余人をもって代えがたい」と強調していたのは何だったのか、笑える。

   さあ、自分の情報源に頼るだけでなく、しっかり他の新聞、他の情報にも耳を傾けてこそ、正しい選択はできるもの。ロシアと違って、まだ今なら日本はネットでも自由に閲覧でき、新聞も東京、朝日、毎日新聞など、読売や産経とはまったく反対の意見を載せた新聞がどこでも手に入ります。図書館で閲覧もできるはずです。 報道統制が始まったら、その自由がなくなることをお忘れなく。ロシアのようになっては手遅れです。国民総動員令とか、「国民総○○」が始まるまで何もしないでいたら、手遅れです。

   ナチスも、甘いスローガンや、嘘で多数党を得た民主主義的選挙から生まれました。過去の歴史を学ばないと、本当に手遅れです。

 

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今日も月が日暮れ前から浮かんで見えました

2022-05-07 19:26:48 | 惑星・天体ニュース

    今日も、日が暮れる前から月がまだ明るい空に浮かんでいるのが見えてきました。午後に暗くなってこれはお月様に会えないかも?と心配していましたが、空が夕方にはこんなに晴れてくれました。

    

     真っ青な空、雲が全くないようですが、実は南から東は雲がいっぱいでした。

      

       それにしても、しっかり白く輪郭クッキリのお月様が撮れました。さらに、あたりが暗くなった夕食後には、表面の様子がクレーターも見て取れるこんなお月様が撮れました。

            

       このお月様は、今日の内には沈まない、日付が変わってから沈むお月様です。まだまだ、空にいるお月様にあなたも出会えると思うので、よかったら外を覗いて、挨拶をしてみて下さいね。

 

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沈む前のお月様が遊んでくれた

2022-05-07 09:55:58 | 惑星・天体ニュース

   昨夜、寝る前にお月様が待ってくれているような気がして、カメラを抱えて外に出てみた。すると、最初は曇ってもう見えなくなってしまっているのかと思ったが、わずかに明るく見えるところがあるように思えた。

   少し歩いていくと、明るく見えたのはやはり月だった。

    

    「やぁ~、お月様!雲がいっぱいそうだけれど、やっぱり呼んでくれていたのね」

    「ちょっと待っててね。今、もう少し頑張るからね」

    

    「少し、見えてきたでしょう」

    「凄い、凄い。来てみた甲斐があったぁ~」

    「もう少し、頑張れるかなぁ」そういいつつ、お月様は、したの黒い雲に隠れていってしまいそうに・・・

    「ちょっと、待ってて、今、動画に録ってみるから」と用意している間に、どんどん月が隠れていってしまいます。

     

   「沈む前の月が遊んでくれた」として、youtubeにアップしてみましたが、何と、雲に消えてしまうと思われたお月様が、見事にまた雲から姿を現して、私に微笑んでくれました。(上の画像か、ココをクリックすると、youtubeの画面に飛んで見られますよ)

   黒雲の中から覗いてみせたり遊んでくれたお月様、ありがとう。

        

        最後にも、しっかりお月様に遊んでもらって満たされた気持ちで家に帰りながらも振り返ると、最後の最後まで私につきあって、微笑んでくれたお月様。「おやすみなさい。いつも私を励ましてくれて、ありがとう」

        分かれて家に入る時はすっかり気持ちも明るく踊っていました。昨日の夕方のお月様とは、まったく表情が違いますが、沈む前のお月様も、温かい色で人を和ませてくれます。変化に富んだお月見、死ぬまでやめられませんね。

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