峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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夢のようなディナーをくるみさんに

2007年08月04日 | 父親と子
昨夜は、その名も『炭火焼・やきとり屋』という小さな焼き鳥屋さんの暖簾【のれん】をぶらりとくぐりました。カウンターに座り、生ビールと焼き鳥を適当に見繕【みつくろ】ってもらい、1人いただいていましたが、自然とそこの若い店主と言葉を交わすようになり、さらには隣に座っていたJA天童にお勤めの小松さんという方とその連れの方とも話をし出していました。
焼き鳥屋の店主と小松さんはかつての同級生で、小松さんは、小さいながらも独立して自分の店を構えている焼き鳥屋のご主人のことを盛んに褒【ほ】めていました。ただ、その気持ちの裏側には焼き鳥屋の店主を小松さんがどこかでうらやんでいるようでもありました。

彼らは30代少し前で独身ということでしたが、やはり、結婚のこと、結婚してからの子育てを含む家庭生活のこと、収入のこと、年金のことなどに話題は集中しましたが、やはり、どうしても悲観的にならざるを得ない状況が浮かび上がってきました。

肝心の中学生選抜将棋選手権大会ですが、きょうは男女とも決勝戦と3位決定戦が行われました。
決勝トーナメントに勝ち上がり、幸運にも勝ち進むことの出来たくるみさんでしたがついに準決勝で敗れてしまい、今朝の3位決定戦に臨むことになりました。
3位決定戦、決勝戦とも、昨日までの大広間での対戦ではなく、2組に分かれて畳敷きの和室での対局でした。
結局、最後の戦いに敗れ4位ということになりましたが、くるみさんの力からしてみれば大健闘といえます。

全国の友達との熱い交流を終え、2人で東京に入りました。今夜の宿はホテル グランパシフィック メリディアンです。山形新幹線の終着駅・東京から新橋へ出て、『ゆりかもめ』に乗り換え台場まで、駅を降りて左に行けばフジテレビ、右に行けばそのメリディアンです。

新都市交通『ゆりかもめ』に初めて乗りました。臨海副都心を巡る新しい交通システムで、スタイリッシュな街並みを縫うように走り、やがてレインボーブリッジに差し掛かるあたりの眺めには心のときめきを覚えます。

今夜のディナーはそのホテル メリディアンの最上階・30階にあるスカイラウンジ『スターロード』でいただくことにしていました。くるみさんのために予約を入れておいたのです。
眼科に広がる台場のウォーターフロント、まるで中空から光の世界をのぞいているかのような光景です。幸運にも遠くで花火が上がる様子までもが見られました。
ディナーはお店で最上級の1人1万2千円もするコースを奮発しました。この夢のような夜景と共に、今宵、私といただいたこのディナーのことをくるみさんは、いつまでも覚えていてくれることでしょう。
コメント (4)
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