峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

くるみさんの志望の動機

2008年01月18日 | 学校教育
昨日、橘香館からくるみさん宛に合格通知書が届いた。
日中、私が不在だったことから再配達してもらった封書が届いたのが午後7時前で、ちょうど家族がそろっているところだった。

すでに結果は学校で聞いているとのことだったが、自分で開けてごらんとくるみさんに封書を手渡した。くるみさんは、ハサミを手に緊張するねとつぶやきながら開封にかかった。くるみさんにとっては合格の内容が大切なのだ。間もなく中から書類を取り出すや否や「やった~!『スーパー特待』だ」と小さく声を上げた。

くるみさんは、高校進学に際して普通科を希望していた。通学範囲で公立の進学校を希望すれば十分可能なはずだった。しかし、有紀さんが語る学校や寮の様子、寮の仲間や先生たちの話を聞いているうちに自然と橘香館進学への思いを募らせていくことになる。
それでも夏期の1日高校体験入学時に、私は佐世保北高と佐世保西高、それに佐世保高専の体験入学を勧めた。視野を広く持ってほしいとの思いからだった。結局、佐世保西高を外し、他の2校の体験入学に出かけたが、それがかえって橘香館進学への思いを強くさせることにつながった。
県内には青雲学園という毎年、あの東大に何十人という合格者を出す超進学校もあるが、我が家の子供たちの選択肢には無い。

「特待合格書」と記した書面には次のようにあった。
合格おめでとうございます。
峰野さんは、[スーパー特待]として合格されましたのでお知らせいたします。
<中略>
3年間、楽しく充実した高校生活を送ってください。
橘香館職員一同、心からあなたの入学を歓迎し、活躍を期待しています。

有紀さんは高校の3年間、橘香館の先生方に本当に大切にされてきたようだ。親として、有難く思う。くるみさんは、きっとそれを感じているのだろう。
コメント (2)
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