4日、午後1時から30分間、町内会長連絡協議会役員会を開いた。続けて1時半から2時まで全体会議を行う。
住民自治に関し、さまざまな課題がある。その中で、町内会長連絡協議会会長として、現在2つの大きな課題にチャレンジしている。1つは自主防災の在り方であり、もう1つは行政・社会福祉協議会からの要請による町内会を通しての半ば強制的な募金の在り方だ。
前者は、昨年度から町民主体での取り組みを進め、その成果が少しずつ出始めてきているところであり、後者は、機会があるごとに問題提起を行っているところである。何れも住民自治の根幹を成す問題であり手短に語れるものではない。特に、町民主体で、かつ町と協力して進めてきている自主防災については、随時このブログでその詳細を記すことができればよかったのだが、ついつい忙しさにかまけそれを怠ってしまった。そのことを悔いる。しかし、これは私たちの町の問題にとどまらず、この国の住民自治に関する普遍的な課題だと認識している。いれずこのブログでもこれまでの経緯や成果をお伝えしたいと思っている。
2時から10分休憩を入れ、2時10分から1時間、保健環境自治連合会の会議を町保険環境課の課長及び担当職員と行う。保健環境自治連合会のメンバーは各町内会長が兼任し、会長はじめ役員も町内会長連絡協議会の会長・役員が兼任している。町内のゴミ問題及び、環境美化等について協議する場だ。
その後、再び10分の休憩を挟み、3時20分から5時まで、町の幹部職員のみなさんと町内会長会を行った。この日は、特に新しく導入されることになっている防災広報無線に関し、かんかんがくがくの意見交換がなされた。
私たちこの国の民は、古くから「お上に任せて文句を言う」だけの存在に過ぎなかったように思う。そしてその体質は基本的に今も何ら変わらない。しかし、ここに至り、いよいよそれでは今日的政治的・社会的な課題が解決できなくなってきている。すなわち、私たち住民の暮らしは劣化する一方だ。
私たちの暮らしの今を、そして未来をより意義あるものにするために私たちは、私たちそれぞれの在り方を主体的に考えなければならないところに立たされている。地道に意見交換を重ね、その質を高めたい。