峰野裕二郎ブログ

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私の選択

2005年09月13日 | 暮らし
[郵政民営化] 郵政民営化の時期を半年先に 首相が竹中担当相に指示 - goo ニュース
今回の衆議院小選挙区、私の住む長崎4区には3人の方が立候補しました。民主元職の宮島大典さん、自民前職の北村誠吾さん、そして社民元職の今川正美さんです。

民主党の宮島さんは、1998年の補選で初当選しましたが、次の総選挙では議席を失いました。続く前回は、自民党の公認争いで北村さんに敗れた末、比例に回り、落選でした。
北村さんがいる限り自民党からの公認は得られないということでしょうか、今回は民主党からの出馬でした。しかし、彼のHPのプロフィールには自由民主党長崎県支部連合会青年部長とあります。私には、分かりません。郵政民営化には反対のようです。

社民党の今川さんは、選挙公報によると「雇用対策を充実し中小企業を応援します」「憲法9条と教育基本法をまもります」「利権政治を一掃します」とあります。
旧社会党がそんなこと言っていたように記憶しています。郵政民営化には反対です。
社民党党首の福島みずほさんが「国民を見ずして、改革なし」と街頭で訴える姿がテレビに映し出されるたび、くるみさんは面白いと笑い転げていました。一生懸命さは伝わってきますが。

残るは北村誠吾さんです。北村さんがどんな人なのか、何をやってきた人なのかは知りません。前職ですから何かの会などで挨拶されるのを聞いたぐらいです。「郵政民営化を断行する」と小さく書いてありました。

小選挙区制ですから、このうちの1人が議員となります。私は3人の中から誰か1人を選ばなければなりません。消去法で決めました

小泉さんは「郵政を民営化する」「行政改革を断行する」「自民党が改革に反対するならば、自民党をぶっ壊す」と言い続けてきました。
そんな小泉さんに、もっと具体的に政策を示すべきだという向きもありますが、リーダーは理念を述べ、方向性を示すことこそ大事だと私は思います。政策を数字など挙げられ、いちいち細かく説明されても普通の国民には分かりません。
理念を、方向性を分かりやすく、明確に示すことこそリーダーの責務だと思います

ただし、小泉首相が分かりやすいのはそれだけではありません。
彼は靖国参拝を続けており、今後の任期中もそれは変わらないはずです。
外交は日米同盟を基軸にしています。憲法は拡大解釈されたまま、自衛隊は海外の戦地へと出されます。当然、この問題の先には憲法改正が視野にあるはずです。

もう一つ重要な点があります。すでに、私たちの社会は2極分化の様相をあらわし始めています。このままの流れでは、確実に富める者と貧しい者との格差が拡大していきます

今度の総選挙ではこの部分が隠れていました。しかし、小泉さんはウソをついてはいません。ごまかしてはいません。良くも悪くもはっきりしています。
今度の選挙で小泉さんが大勝ちしたということは、上に記したことが推し進められていくということです。
私には、それだけの覚悟【かくご】があったのでしょうか

小泉さんは変人だとか、カリスマ性があるとか言われていますが、私には極めて普通の人のように見えます。
それよりも、私には、小泉さん以外の政治家が妖怪【ようかい】のように見えて仕方がありません。
永田町に、普通の人たちばかりが集うように、早くなってほしいと願っています
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