峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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新しい風

2008年07月07日 | 町内会長
昨日の町民大清掃を振り返って思うことがあった。
当日のことについては、あらかじめ回覧でお知らせしている。清掃箇所についても、大まかだが明記している。ところが、昨年からのことだが、それ以外のある場所の除草を女性の、特にご高齢者のみなさん方が中心となって自主的に始められた。それが写真の集会所前の空き地だ。
この空き地は私有地だ。そのことは、もちろんみなさんご存知である。私有地だが、今や私たちの町内会の活動の拠点【きょてん】となっている。地主さんにお願いして町内会のさまざまな行事・活動に使わせていただいている。しかし、だからといってみなさんに私有地の清掃をお願いするわけにはいかない。時々暇を見つけ私が刈払機で草を刈らせていただいている。

それを、夏祭りやもちつきなどに使用させていただいているのを地主さんに感謝してか、私が日頃、草を刈っているのにつられなさったか、それは定かでないがみなさんが力を合わせ、私有地の除草をし、またそれを誰も咎【とが】めない。
当日、そんなことを考える余裕もなかったが、それに気付かないほど、ごく自然にみなさんが力を合わせておられた。

とかく、自分さえよければという今日の社会の風潮【ふうちょう】にあって、どっこい私たちの町内会はそれに染まってはいない。いや、私たちの意識が変化してきているのを感じる。

小倉から帰宅した翌日、祝電をいただいたお礼を述べるために役場に町長を訪ねた。
来客中のようだったが、わざわざ時間をとって応接していただいた。その席で「僕らの広場」が議会にかけられる環境が調ったことを知った。いよいよだ。
今朝、地主さんと電話で話した。地主さんを始め多くの方の善意と理解があって、私たちの町内会に揺るぎない拠点が生まれつつある。
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