峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

男は子供に認められて父親になれる

2006年02月13日 | 父親と子
今夜、「さんまのスーパーからくりTV」を見ていたら、ゲストの若槻千夏さんとさんまさんとのやりとりで面白いくだりがありました。

若槻さん「うちのお父さん、カッコいいんです」
さんまさん「ふ~ん、で、歳はいくつなの」
若槻さん「60歳です」
さんまさん「へぇ~、60」
若槻さん「ママに毎日、愛してるって言ってるんです」
さんまさん「えぇっ~」
若槻さん「残念ながら、パパの片思いなんですけどね」

若槻さんの言葉や表情から、どうやら彼女は、彼女のお父さんを父親としてきちんと認めていることがうかがわれました。

子供が加害者、あるいは被害者になる残忍な事件が不幸にして後を絶ちません。そして、少年事件が起きるたび「父親の子育て参加」という言葉をよく見聞きします。
「父親の子育て参加」って何でしょう。
赤ちゃんにミルクを与える・オムツを取り替える・保育園・幼稚園への送り迎えをする・学校の授業参観に出かける・「親父の会」に参加する。一般的には、これらのようなことを指すように思います。
それでは、父親がこれらのことにせっせと精を出せば、親子の良好な関係が築け、いい家庭を築くことができるのでしょうか。

私は、若槻千夏さんの言葉に、父親が我が子に、父親として認めてもらえるための大切なヒントあるように思います。

いつもの場所にフキノトウが2つ顔を出してくれました。
こんにちは、フーちゃん
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2 コメント

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Unknown (toriton)
2006-02-13 20:08:12
親父の姿か~。私は、中2の息子にどのように映っているのかしらん。



きっと、怖い頑固親父のイメージなんだろうなあ。今朝のニュースで、ベネッセの調査によると、「東京の父親は外国の他の都市に比べて、子育てへの参加時間が極端に少ない」ことが報道されていました。



これは、通勤時間が多くかかっていることにも関係が深いと思います。帰宅が10時、11時じゃ、子どもと触れ合うどころじゃありませんものね。日本のお父さんの働く環境は厳しいと思います。加えて、そうしなければ、生計が成り立たない日本の社会の問題にも関わってきますね。家族と一緒に暮らせるのは幸せなことだと思います。全国に何百万人の単身赴任の労働者がいることでしょうか?家族と離れちゃ、力も元気も出ませんよ。働きすぎで体を壊すのが関の山です。



親は子どもを愛し、深い愛情で包みながらも、時に厳しく如かれるような親子関係でありたいですね。親の必死な生き方を観ていたら、子どもはそう簡単には曲がらないと思っています。

槇原紀之の歌じゃありませんが、「自分の背中は今の自分を正直に現しているのでしょうか?」



お互い自分の生き方を誇れるような親父でありたいですね、峰野さん。



ところで、今日13日のブログにお名前をお借りしていますので、あとでチェックしてみてくださいな。
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私は 私のせいにして生きる (峰野裕二郎)
2006-02-15 00:38:21
私たちは、高度経済成長からバブルとまで呼称された経済期を経て、ここまでたどり着きました。それでも、なおかつ貪欲に物質的な豊かさを追い求めようというのでしょうか。

いったい、私たちが大切にしなければならないのは何なのでしょうか。

仕事で帰宅が10時、11時過ぎになり子供と触れあうどころじゃないというのであれば、仕事を早く切り上げるべきです。それを会社のせい、政府のせいにしてはならないと思います。

大本の思想なり価値観を変えることができるならば、そして私たちが自立した市民として本物の力を備えることができるならば、ワークシェアリングないしはジョブシェアリング、あるいはフレックスタイムを当たり前のこととすることができるのです。

経営者が、そこで働く者たちの、その家族を大切にしなければならないような社会の実現を目指すべきだと私は思います。
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