峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

私たちの町内会の宝

2005年11月02日 | 暮らし
昨日・今日と、月初めの回覧と配布物を各班長さん宅にお届けしました。
5班の廣川さん宅、チャイムを鳴らしますが返事がありません。玄関を開け「こんにちは~」と何度か声もかけますが、やはり返事がありません。
廣川さんのお宅は3世帯同居のご家族です。いつも、どなたかがいらっしゃいます。おかしいな~と思いながら、出直すかと玄関を閉めようとしたとき、奥からおじいちゃまが姿を見せられました。「イヤホンつけて、ラジオば聴きよったけん分からんかった」「どうですか?」「7回で2対1ですよ」「勝ってるんですか?」「勝っとるばって、フォアボールばっかしでひやひやさ」
きょうは、高校野球の秋季九州大会4日目、我らが清峰高校は、きょうの準決勝で佐賀県の伊万里商業と戦っていたのでした。

廣川さんのおじいちゃんには、私が町内会長職をお引き受けして以降、何かと支えていただいています。
中でも、バス停が汚れていて、時々掃除をしてもしてもタバコの吸殻や空きカン等で音を上げていましたが、このところ、いつ通っても紙クズ一つ落ちていません。
廣川さんが毎朝早い時間帯から清掃してくださるようになったのです。
何かにつけ、あれはこうしたらいいとか、ここはこうしたらいいとかアドバイスをいただきます。
この日も、しばらくお話をして帰りました。お年よりは社会の宝です。廣川さんは西町の宝です。宝は大切にしなければなりません。

夕方、帰宅したくるみさんに「清峰、どうだった?」と聞くと「勝って、決勝進出らしいよ」とのことでした。
塾生たちと、今度は甲子園に行こうかな~などと話しています。
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