峰野裕二郎ブログ

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「K-1 WORLD GP2021 JAPANN」9・20 横浜大会

2021年09月23日 | スポーツ
将棋の順位戦B級1組の3回戦・藤井三冠対木村九段戦が行われた月曜日、AbemaTVでは午後から「K-1WORLD GP2021 JAPAN」が、やはり生放送された。

最も注目していたのが第2代ウェルター級王座決定トーナメント。
8選手のエントリーがあったが、実績からして野杁正明(のいりまさあき)選手と安保瑠輝也(あんぽるきや)選手2名が抜きんでた存在だというのが衆目の一致するところだった。

野杁選手は、2009年、当時高校1年生の時に「K1甲子園」王者となり、"怪物”と呼ばれるようになった。プロ転向後すぐにトップクラス入りし、各種王座を獲得している。
2017年6月の「K-1WORLD GP」で第2代スーパーライト級王者となり、翌年ウェルター級に転向した。

安保選手は、2019年6月の「K-1WORLD GP」で第4代スーパーライト級の王座に就き、2度防衛を果たした。だが、2020年9月に行われた3度目の防衛戦で、以前、激闘の末KO勝利した山崎秀晃選手に衝撃のKO負けを喫し、ベルトを失った。
その後、ウェルター級に階級を上げて再出発する。ウエルター級転向後の2021年7月、10か月ぶりのリングで幸輝選手を降し、今回のトーナメント出場へとつなげた。

戦前の下馬評通り、トーナメントを順調に勝ち上がった両雄はメーンイベントの決勝戦で相まみえた。

結果は、3ラウンド目に野杁選手が安保選手にKO勝利し、第2代ウェルター級王座に就くことになった。

安保選手は、スーパーライト級で群を抜き体が大きかったが、ウェルター級では並の体格となる。体格差を生かした攻撃が出来ず、逆に野杁選手の圧に次第に後退を余儀なくされ、カーフキックとボディーブローで仕留められた。

他に、スーパーライト級のKrush2回級王者・佐々木大蔵選手対元K-1ライト級王者・林健太選手戦も好ファイトだった。

AbemaTVが面白い。
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