峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

自分勝手を超えるとき

2012年11月08日 | 暮らし

行きつ戻りつしながらも次第にしかし確実に秋が深まっている。
一日の仕事を終え帰宅する女房どののために夕方5時前、居間のカーテンを閉め、灯りを点け、コタツと電気ストーブのスイッチを入れた後、私は2階の教室に入る。この頃、戸外はまだ明るいのだが女房どのが学校から帰って来る6時前後にはいつしか闇が忍び込み、同時に冷気が襲ってくる。

先々週の土曜日、吉井町で春日神社の先代のご子息の宮司就任並びに神職身分二級上昇進を祝う会が催された。
母宛てにご案内をいただいていたのだが、長男である私が代理で出席した。200人を超える参加者で榊原精仁宮司のご人徳が伺われる盛大な会だった。

その席で、榊原宮司に「峰野裕二郎ブログ、見てますよ」とお声をかけていただいた。
お父様はよく存じ上げていたが、ご子息はずっと長崎県神社庁に奉職しておられ、いつだったかの初詣の際にお父様にご紹介いただいたことがあったかと記憶するくらいで親しくお話をすることはなかった。したがって、私そのものをご存知かどうかと思っていたところへそのようにお声をかけていただいたものだから驚いた。そして嬉しかった。

私自身のことだから私の勝手とばかりはいかないこともある。では、勝手にできないことが苦痛かといえばそれはそうでもない。確かに勝手をやれば束の間、心は満たされる。ただし、それは心を一時安定させるための方便にしかすぎない。むしろ、自分勝手を超えたとき、人はもう一つ深い喜びや幸福感を味わうことができるのだ。

ブログもなるべく更新するよう努めたい。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋晴れの下 | トップ | 輝く命を抱け »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
生きている実感 (かっきい)
2012-11-08 23:07:21
お久しぶりです。
少し前から会社のリストラで人生について考えています。
頭が痛くなったり、吐き気がしてきたりの毎日です。
給料が3/4になる新会社に転籍するか、加算された退職金をもらってやめるか。
転職も考えて動きましたが、今日の二時面接で不採用ということになりました。
ただ、担当の方は親身になって考えてくれて、一度やめて自分らしい生き方を考えてみてはと言ってくれました。
自分らしいとはと考え、来春の町議会議員選挙に出るのも面白いのではとふと思いつきました。
本当に出るかは別として、そのようなアイディアをくれたその方に感謝しています。
最後まで考えて、家族のためになるような結論を出したいと思います。
返信する
ピンチはチャンス (峰野裕二郎)
2012-11-09 09:08:11
人生の大きな節目を迎えておられたのですね。
ピンチは同時にチャンスでもあります。かっきいさんは、きっとこの絶好のチャンスを生かし、一回り大きくなられるのでしょう。
応援してますよ。
返信する
決めました (かっきい)
2012-11-18 09:03:22
その後、いろいろと考えました。
結果、新会社に移籍することを決めましたが、もやもやが消えないためその理由をまた考えました。
わかったのは、会社というか社長がどのように考えているかが伝わってこないことで会社への不信感が大きくなっているということでした。
そのまま転籍の面接になりましたので、もうどうなってもいいと思い、思っていることをすべて吐き出したところ、部長と提示後に話し合うことになりました。
その中で社長の考えがわかり、共感できる内容も多かったので気持ちもすっきりしてほぼ残ることに決めたところです。

今はPTAの中国ブロック大会で下関に来ています。
学校の統廃合の問題などで議会や教育委員会のやり方に不満があったので、直接自分でとも考えましたが、PTA役員としてでもできることはいっぱいありますので、しっかりがんばりたいと思います。

結局新会社に移籍することにはなりそうですが、人生の目標を再整理することができましたので、次のチャレンジに向けて準備しつつ、新会社を若い人をしっかりと雇用できるようなちゃんとした会社にしするためにがんばろうと思います。
返信する
会社の上を行け (峰野裕二郎)
2012-11-21 11:46:11
決めたんですね。心機一転、次へとの思いが伝わってきました。

私も会社勤めの経験があります。私は、会社と社員は五分五分の関係だと思っています。会社に貢献し、対価として給与や賞与を得る。同時に個人のスキルアップを図り、将来へ備える。
思い通りの仕事を始めるためには、給与・賞与を得ながら力をつけることが肝要です。会社に都合よく使われるのではなく、会社を上手に利用したいものです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

暮らし」カテゴリの最新記事