今日、有紀さんの家族3人が揃って帰ってきた。
夕方、誰とお風呂に入りたいか訊かれた糸葉さんは、私を指さした。
前回、来遊の際、私と一緒に入浴したことを覚えていたのだろう。
その糸葉さんは、今日でちょうど1歳8か月となる。
今日、有紀さんの家族3人が揃って帰ってきた。
夕方、誰とお風呂に入りたいか訊かれた糸葉さんは、私を指さした。
前回、来遊の際、私と一緒に入浴したことを覚えていたのだろう。
その糸葉さんは、今日でちょうど1歳8か月となる。
第3期叡王戦の本選、深浦康市九段対藤井聡太四段戦が先週土曜日に行われ、深浦九段が勝った。
実は、段位別予選の準決勝で佐々木大地四段は藤井聡太四段に負けていた。したがって、土曜日の深浦九段の勝利は、師匠が弟子の敵を討った格好となった。
勝負に「たられば」はないが、もし、佐々木四段が藤井四段に勝っていれば、本選での師弟対決が見られたことになる。2人の優勝をかけての戦い、タイトルをかけての戦い、ぜひとも見てみたいものだ。
叡王戦本選、これで深浦九段のベスト8進出が決定、次は準決勝進出をかけて行方八段と戦う。
ガンバレ、深浦九段!
くるみさんはこのところ平日帰宅後、お決まりのパターンです。
そうです、バスケットの練習に参加しに行くのです。
今日行けば、入会の申しこみ用紙がもらえるなどと張り切っています。
今日は自宅に最も近い体育館での練習だそうで帰りは歩いて帰ってくるからと、いそいそと出かけました。
2003年7月1日(火)記
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好きなことなら頑張れるよね。
日曜日、家族揃って遠出をするのは久しぶりでした。
私が乗っている車はデリカです。もう10年来乗っています。
この車に家族が乗る場合、運転席は私、助手席は女房どのと前部の席は定位置です。
女房どのはこの車を1度だけ運転したことがあります。しかし、500mも行かないうちに恐いと運転を止め、それ以来運転したことがありません。
助手席が定位置になりました。
子どもたちが入れ替わりその席の奪取を試みましたが、女房どのは、何故かこれだけはかたくなに死守して、頑として譲りません。
「妻の座」の象徴なのかな?なんて思ったりしています。
その他、2列目に2席、3列目に3席あります。
子供たち3人が乗り合わせる時は3人とも2列目に座りたがります。ほっとくと喧嘩になり収拾がつかなくなりますので、私が「年上の言う通りにしなさい!」と一喝します。
で、大体は絵理子さんと有紀さんが席に座り、その間に補助の椅子を入れて、そこにくるみさんが座るということに落ちつきます。
決して3列目に座ることはありません。3列目がゆっくり出来るのにだれもそこに座ろうとしません。
3姉妹、よく言い合いをしたり取っ組み合いをしたりしていますが、実のところうらやましいほど仲がいいのです。
昨日は後ろが2人でしたが、静かだなあと思って後ろを見るとそれは眠っている時です。もう一つ食べている時、その他はずっとじゃれあっていました。
2003年6月30日(月)記
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車の中で、よく、しりとり遊びをしていたのを懐かしく思い出す。
父親がいて、母親がいて、娘たちが3人、当時のわが家の家族構成と全く同じなのが、今の絵理子さんの家族だ。
一番下の悠月さんがチャイルドシートを卒業すると、席の争奪戦が始まるのかもしれない。
土曜日は松山先生は五島へ。私と女房どのは叔母の納骨の法要へと出かけましたので、佐々町の将棋教室は有紀さんとくるみさんに任せました。
お昼を過ぎて帰宅した後、様子を聞くと新しく2名申し込みがあったそうです。
それに2名見学で、合計11名だったそうです。
みんなで楽しく過ごしたようでした。
先日、社会福祉協議会の局長さんと話をした折、将棋大会を持ちたいとおっしゃっていただきました。現実味を帯びてきました。
佐々町で囲碁・将棋を楽しむ子が少しずつ増えています。
2003年6月29日(日)記
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この時、町社協の事務局長さんだった清成さんには、お会いするたび有紀さん、くるみさんが将棋で頑張っているのを話題に取り上げていただいたものだ。
その清成さんにいただいたお話が、2年後に「高齢者・小中高生 囲碁将棋交流大会」へと結びついた。
来年も2月17日(土)に開かれることが決まったようで、運営についての協力依頼のご案内をいただいたところだ。早くも12回目を数える。
そして、そこから「佐々町将棋同好会」が誕生して今日に至っている。
将棋を楽しむ文化が佐々町で確かに息づいている。
昨日、順位戦A級、久保王将対広瀬八段戦が指され、久保王将が勝利した。一昨日行われた順位戦A級の2局、羽生竜王対稲葉八段戦は稲葉八段の勝ち、屋敷九段対三浦八段戦は三浦九段が勝った。
これで8回戦の対局がすべて終わり、2敗が久保王将と豊島八段の2人、3敗が羽生竜王と佐藤九段の2人、4敗が稲葉八段、渡辺棋王、広瀬八段、深浦九段、三浦九段の5人、5敗が行方八段と屋敷九段の2人となった。
残り3局、抜け番や組み合わせ、それに順位が絡み、まさに混沌としてきた。
深浦九段、ガンバレ!
順位戦B級1組は、一昨日山崎八段が木村九段に敗れ3敗目を喫した。昇級のためにはもう1敗もできない。
山崎八段、頑張れ!
我が佐々町将棋同好会は、今日第12回大会の最終局が指された。その結果、優勝は豊里さん、準優勝が山口さん、第3位が北村さんと決まった。引き続き表彰式を行い、参加者全員に賞品をお渡しした。
年内の例会は今日で終わり、来年の指し始めは1月13日(土)となる。
表彰式終了後、今年1年の会運営に対してのみなさんのご協力に感謝申し上げ、来年も、また楽しい会の運営ができるようご協力をお願いし、今年1年の締めの挨拶とした。
くるみさんは、このところバスケットボールに夢中です。
今日も学校から電話をかけてきました。
どうやらバスケの練習が南部体育館(歩いていくには無理がある所)であるとのこと、いったん帰ってから出かけるが送って行ってほしい、友達も一人同乗させてくれとのことです。
地域デイサービスから帰ったばかりで、部屋の掃除も何も全くしていないので、気乗りしなかったのですが、仕方ありません。送って行きました。
くるみさんが南部体育館から帰ってきて後
「どうだった?」
「今日は練習させてもらえたよ!!」
昨日は見学だけだったようで、ボールに触れたのがよほど嬉しかったのでしょう。
将棋している時より、スポーツしている時の方が数段楽しそうです。
2003年6月27日(金)
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我が家の子供たちは、みんな体を動かすことが大好きです。
現在、くるみさんは、土曜日に時間が取れるとヨガ教室に通っているようです。
有紀さん、期末テストが終わり早速、答案用紙が返されています。
本人の了解を下に得点を記します。
国語70・数学88・英語97・社会68・理科は、まだとのことです。
中間テスト以降からテスト前・テスト期間中に到るまで、家庭での学習をほとんどしなかったようです。塾にもほとんど出席していません。特にテスト前2週間は全く顔を出しませんでした。
将棋の女流プロを目指すのならば、まあまあこのぐらいでいいのでしょうか。
大学進学を考えるならば、おぼつかない点数です。
さあ、有紀さんはこの結果を得てどのように考え、次へと進むのでしょうか。
とかく、中学の2年生は一息つきがちです。ここでじっくり自分と向き合わせることがとても大切になります。
夏休みを挟み、秋までにどのように成長するのでしょう。
2003年6月26日(木)記
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有紀さんは、小学5年生で将棋に出会い、小6の時には第7回小学王将戦の県大会高学年の部で優勝、初めて全国大会へ出場した。各県代表の強豪と手を合わせ、それなりの手ごたえを感じたことだったろう。
中1になり、第23回全国中学生選抜将棋選手権大会に出場した。
予選リーグを勝ち抜き、決勝トーナメントはベスト8まで勝ち上がったものの、準決勝で愛知県代表の室田伊緒さんに敗れた。伊緒ちゃんは、現在、日本将棋連盟所属の女流二段、女流棋士として活躍している。
有紀さんは、小学5年生の頃から将来は心理カウンセラーにとの思いが膨らみつつあった。しかし、思いもしなかった「将棋」という道が急に目の前に開け、この頃、あれこれと考えるところがあったのだろう。
昨日は、午後から再び町内会のご高齢者のお宅を訪問しており、私が家に帰ると皆、帰って来ていました。
くるみさん、私が帰るやいなや
「お父さん、私バスケットクラブに入っていい?」といきなりです。
要領を得ないので話をよく聞いてみると、体育の授業でバスケットがあり、シュートしたらかっこよく入ったといううのです。それで、少年団のサッカーに入りたくなったというのです。
まあ、何と短絡的なノー天気ぶりでしょう。
しかし、これが峰野家の本筋ではあると思います。
してみると、有紀さんは異色かなあ。
2003年6月25日(水)
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ノー天気な父親だった。
それは、今も変わらない。
昨日深夜「地方の時代」映像祭で優秀賞を受賞したという富山チューリップテレビの「はりぼて 腐敗議会と記者たちの攻防」を視聴した。
富山市議会議員による政務活動費の不正取得を、テレビ記者たちが丁寧な取材を通してその不正を明らかにし、議員を次々と辞職に追い込んでいくというドキュメンタリーだ。
国会議員だろうが地方議員だろうが、彼らの引き起こす何かに、今さらそうそう驚くこともないが、14人もの市議が特に昨年の8月末から9月にかけて毎日のように議員辞職していく様には、さすがに呆れた。
テレビの映像が人間の顔を捉えるとき、決して表層だけを映し出しているわけではない。そこには、表情の奥に隠されている内面が如実に映し出される。
テレビ記者は地道な取材で裏を取り、不正を行っている議員を質す。
カメラは、議員の顔をクローズアップで捉える。
その時点で、しらを切っている議員はカメラから逃れるわけにいかない。
嘘をついている時の人間の内面が、そこに映し出されていた。
14人もの市議会議員が市民を平気で裏切り、不正な行為に手を染め、悪びれた様子もなく次から次へと辞職していく様は、異様というか不気味にさえ思えた。
映像の持つ力を改めて感じた番組であった。