春のような陽射しと春の香りのする風の吹いた日もありましたね。寒暖の差に体が悲鳴を上げています。ぶろぐに書いた「小さいおうち」を読みました。細やかなタッチのなかなかやさしいようで難しい面白い物語でした。あれが当時の生活としたら、多くの人は何も知らずに淡々と毎日を送っていたのですね。教会でお会いする80代の女性たちも、食料がなくても、そのようなものなのだ と暮らしていたそうです。戦争についてはほとんど情報はなかったそうです。そして、ある日突然価値観が崩れていった ということでした。先日、福島を訪ねた時も、原発の爆発直後はほとんど状況を知らせれず、4.8ミリシーベルトくらいの時に水をもらいに毎日出かけていた ということでした。しかし、一部の医療関係者や自衛隊には情報が流れていたそうです。おおよそのことが明らかになったのは約1か月ごとか。怖いことですね。洩らされてはいけないことが漏れてしまい、知らされなくてはいけないことが包み隠される。「秘密保護法案」とやらでますます霧の中が増えるのでしょう。情報過多の時代に改めて「知る権利」を考えさせられました。
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